2017/04/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアイルさんが現れました。
■アイル > 今日の仕事を終えた女騎士が向かったのは、行きつけとなっている酒場だった。
店主の趣向もあり、この店では様々な種族が顔を覗かせている。
老若男女、素知らぬ顔をしているが恐らくはミレー族も混じっているのだろう。
そんな喧騒が、この女は好きだった。
隅で酒を嗜んでいると、いかにも流れ者といった風情の男が声をかけてくる。
此方に構うな、と片手を振りながら言う。それでも手を出してくるのであれば――結果は皆知っているだろう。
少し前に軽く騒がせたことがあったからだ。
高嶺の花、という表現が似合いそうな雰囲気を醸し出して、女騎士はのんびりと一人酒に浸る。