2017/03/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にシチューさんが現れました。
シチュー > (マグメールお昼過ぎ。長袖1枚で過ごせそうなぽかぽかの陽射しが、貧民地区のとある一角に注いでいる。平民地区にほど近い十字路で、馬車が余裕ですれ違う事ができるほど広い。人通りの無いその場所を、野良猫が10匹ばかり集まって円になり、猫の集会を開いていた。)

んー?おおー。集会してる!お邪魔しまーす、お邪魔ー。

(集会の様子を見るなり、貧民地区にある孤児院へ屋敷からのお使いを済ませて帰路についていたミレー族は興味を引かれ。尻尾をふりふり、その輪の中に(勝手に)入っていった。人間の集会ではなく猫の集会。猫らしく何の決まりごともなく、それぞれがじーっとしたり寝そべったり、宙の一点を見つめてぼんやりしたり、欠伸したり、横の猫にちょっかいかけたり、上にのしかかって戯れたり。――ミレー族も種族の原点に戻ったかのように、集会の端にちょこんと座って手をペロペロ舐めたり伏せって休んだりとくつろぎムード。そうしているうちに他のミレー族も現れて、やはり勝手に集会に参加してはのんびりしてる。)

シチュー > (ふと、反対側にいる茶トラと視線が合う。なんとなく視線を外せなくなって、じーっと見返す。じーっと見てくる。見返す、見てくる。敵意が無い事を示すために、その場に座ってお腹を向けて。ぺろっとワンピースをまくっておへそを見せた。しばらくは睨むよに見ていた茶トラはゆっくりと瞬きをした。それで和解した。にこにこと茶トラへ笑顔を送っていたら、自分の脇に居た黒猫が尻尾を立ててぴったり身体を寄せてくる。くすぐったそに肩を震わせたら、自分も尻尾で黒猫の背をすりすり撫でる。黒猫は特に反応もせずにじっとしている。何やら気に入ってくれたらしい。ミレー族の目の前で座ってくれた。改めて手を伸ばして小さな頭を撫で撫で。――しばらくそんな風に特に何をするでもない始まりも終わりも気まぐれな集会でほんのりとした休憩をした後、屋敷への帰路へ戻り。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からシチューさんが去りました。