2016/05/22 のログ
エステラ > 「大本の原因は私にある。謝らないでくれると助かる。
直したいのだがうまくいかなくてな」

謝らないでくれと首を軽く振って返し。
どうやら機嫌を直してくれた様子に安心する。

「そういう輩かと思って問いかけた訳だが…その言い方からすればそういう仲間ではないようだな。
もし襲ってくれば職務として切り捨てるだけだな。
正確には共ではなく一人の為だ。少々約束をしたのでな」

確認されれば説明をして返し。
間違われても仕方ないとあまり気にせずに笑みを浮かべて見せる。
最後の探しに来た理由に関しては少々目を泳がせたりもしながらに…

セイン=ディバン > こちらの態度にも問題があっただろうに。
目の前の女性は随分真面目なのだな、と思う。

「いや、重ね重ね本当にすまない。
 王国軍にもアンタみたいな真っ当な人が残っていたんだな」

冒険者を見下し、依頼の上前を跳ねるようなやつばかりに出会っていたから、と言い。
また相手に深々と頭を下げ、謝罪する。

「オレはそういう小物とつるむのは嫌いでね。一匹狼が気楽でいいのさ。
 ……ふむ。たった一人のため、か。なるほど……。なら、オレから娼婦に声をかけてやってもいいんだが。この辺には馴染みの娼婦も多い」

手の平を振り、チンピラと自分は格が違う、などとジェスチャーで示す。
そのまま相手にこちらからの提案をしてみる。が、それには追加で。
馴染みの娼婦とはいえ、事情がわからなくては説得の仕様が無い。
その知り合い。女を紹介するに当たって何か不都合とかは無いか?
と事情を聞こうとする。

エステラ > 「本当に気にいないでくれると助かる。
真っ当か。そんな事もないぞ?」

男の言葉には眉を顰めるがそういう者も多いのは事実。
否定も浮かばずにむしろ嘆かわしいとばかりに首を振る。
何方かと言えば表に出せない任務が多い隊だけに真っ当と言われれば目を丸くして驚いてしまう。

「そうか。私はどうにもそういう者と縁が強いようだな。
少々扱いが大変な男だが頼りになる。引き入れた約束もあるから探しているのだが…この姿のせいで逃げられてな。何?それは助かるのだがいいのか?」

確かに姿や気配にチンピラと違うものを感じ取りどこか知り合いに似た空気を感じてしまう。
男の提案はまさに渡りに船。直ぐに飛びつきたいがその事で馴染みとの間に問題が起きないか心配になってしまう。
事情を問われれば、その男は気まぐれなのでその時に急に頼む事になりそうという事や、折れない強気な者がそして体力があるものが良い事を説明する。

セイン=ディバン > 「いや、真っ当だろう。少なくとも冒険者……かつ路地裏にいきなり現れた人間にしっかり謝罪ができるんだ。
 イスにふんぞり返って威張っているだけの高官よりはアンタの方が親しみやすい」

相手の所属は、装備品などからは判別はできないが。
少なくとも一緒に仕事をしたことは無いというのは確信が持てていた。
相手の仕事に興味も有るが、詮索は失礼かと思い、やめておくことにして。

「ふむ。流れ者か、傭兵、冒険者。そんなところか。
 判った。俺でよければ手助けしよう。
 ただし……娼婦への報酬とは別に、オレにも紹介料を頂きたいんだが」

実にちゃっかりした提案をしつつ。
相手の条件付けを聞き、自身の記憶の中の馴染みの娼婦から該当しそうな人間をリストアップする。
体力があり、仕事に多少の自由が利き。強気な性格。
幸いなことに二、三人心当たりがいた。

エステラ > 「そう言ってくれるのは嬉しいものだな。どんな場所に居ようと真っ当は真っ当だ。冒険者がいるからこそ助かる所も多々ある。そういう者は私も好かんな」

親しみやすいと言われれば、初めて言われたのか驚いた顔を見せる。
基本的に少数精鋭での行動が多いだけに男と仕事をしたことはないが威張る高官には心当たりが多く同情をしてしまう。
人には言えない任務が多いだけに聞かれなかった事にほっとして。

「流れ者が一番近いだろうな。
問題がないのなら是非に頼みたい。
それは当然だな。娼婦への報酬には色を付ける。貴様にも同額位を用意すればいいか?」

紹介料が必要なのは当然と頷き。
こういう事に軍からは予算は出ないが使わずに溜まる一方の給与の使い道には丁度良いだけにケチるつもりはなく。

セイン=ディバン > 「ハハッ。そういう受け答えもアンタを真っ当だと思った部分だよ。
 いや、真っ直ぐ、かな」

冒険者という職業柄、色んな場所で色んな人間を見てきたが。
本当に人間は様々な個性があり、それが面白いとも思うのだが。
目の前の女性のような真摯な態度を取る人間は久しぶりに見た。

「なるほど。少なくともアンタが信頼しているなら問題はなさそうだな。
何人か心当たりはあるから、そいつらの寝床を教えるよ
……ふむ。あいにく、今オレは金には困っていない。仕事で稼いだ上に、先日は知り合いの宿に泊まったのでね」

相手の言葉に頷きつつ、懐から羊皮紙を取り出し、さらさらと貧民地区の住所を記入するとそれを相手に渡す。
その紙には男の名前、『セイン=ディバン』という署名と、『自身のお墨付きゆえ、話を聞いてやれ。悪い話ではない』という書き足しがあった。
報酬の話になれば、セインは金は要らない、といい。なぜかニヤニヤと笑い出す。

エステラ > 「そういうものか?上官にはあまり受けはよくないが…貴様は部下と同じ事を言うな」

軍務に忠実過ぎて硬いと言われる事や真っ直ぐと言われた事はあるが真っ当はやはり首を傾げてしまう。
部下と似た様な事を言う男をそんなものかのかと見返して。

「ただ問題は私だけなのかもしれんが壊す気でシテ来るのが問題だ。
勿論セーブをするようにも言い聞かせるし最悪は変わる事も考えているから安全は保障する。
心当たりがか…本当に助かる。
困っていない?冒険者は儲かるものなのか?」

渡された羊皮紙を見れば収書と男の名。そして買い足しがあり、それを確認すれば助かると頭を下げて懐にしまう。
金は要らないというが笑う姿に何を求めているかさっぱりわからずに

セイン=ディバン > 「アッハッハッ。そりゃアンタの上官殿も胃が痛いだろうな。
 なにせ部下であるアンタの方が人望があるわけだから」

その上官と言う人物を想像し、大声で笑う。
とかく、真っ直ぐな人間は扱いづらい部分もある、ということだろう。

「おぉ、そういうことか……。まぁ、大丈夫だ。
 そのリストの女どもは体力はあるし、もっと言えば根っからのセックス好きだ。
 むしろ激しく求められて感謝するかも知れんな。
 まぁ、報酬や財宝はピンキリだけどな。今回は実入りがよかったんだ。そうさな。今は……アンタの身体が欲しいかな」

律儀に頭を下げる相手に、気にするなと言うように手を振る。
そのまま推薦相手のことを口にしたかと思えば、男はいきなり大胆な提案をした。

エステラ > 「いや、上官も笑っているな。
そういうもの楽しみの一つのようだ。ただこの話し方が気に入らないようだ」

それすらも楽しんでいると上官の変わり具合を告げれば口元に笑みが浮かび。

「頼りになる男だが…色々と力強くてな。
体力があって好きならば大丈夫そうだな。私は約束守れそうで助かる。
ピンキリかそれでも多い時は我々など足元に及びそうにないな。
わ、私……だと?貴様にしてもあいつにしても…物好きが多すぎだ……」

男の提案に固まったかと思えば完全に慌ててしまう

セイン=ディバン > 「ほほぉう。そりゃアンタの上官殿も随分なヤリ手だな。
 度量が大きいというか、あるいは人の上に立つ才覚があるのかな」

部下を見て笑える上官、というのもまた貴重な存在だ。
分不相応な功名心や虚栄心の塊のような依頼主を見た後だと特にそう思う。

「力強い、ね。
 なんとも、アンタはその男を随分気にかけているんだな。
 あぁ、その代わり少ないときは赤字確定だけどな。
 ……で、だ。アンタはその報酬を払う気はあるかい?
 物好きだなんてとんでもない。アンタほどの美人ならそれこそ男が放っておかないだろうに」

もしや、想い人かそれに近しい親しい男なのかな、と邪推する。
ただ、なんというか目の前の女性は色濃いに離れていないような感じがした。
そう感じた上で、報酬を提案したわけだが。

エステラ > 「元々がそういう集まりだ。似たものだからこそ扱いやすいのだろうな。
あぁ、私が認める数少ない上官だ」

自慢の上官だと胸を張って答え。
ああいう上官だからこそ命を懸けれるときっぱりと口にする」

「あぁ、色々な意味でな。
命を懸けたやり取りでそいつの気が変わらない間とはいえ部下としたのだ。気にかけるのは当然だ。
それはまた…大変だな。
その言葉……本気なのだな。
私としては金銭で済むなら助かるのだが……」

男の邪推に完全に目が泳いでしまう。
そう言った自覚はないのだが他人に告げられればそうなのか?自問自答をして僅かに落ち着きを無くし、できればゴルドじゃダメかと見てしまう

セイン=ディバン > 「ふむ。冒険者じゃそういう上官、ってのは縁がないからな。
 素直に羨ましいと思うぜ」

信頼の置ける仲間、上官、部下。
そういったものがある人生も悪くないのかもな、と思う。思うだけだが。

「ふむ。妬けるね。しかしそんな男のこういう面倒まで見るのか。
 なんというか、アンタ変わってんなぁ……。
 いやぁ。正直懐の暖かい今じゃあ、金なんぞよりアンタの肉体の方が価値が上だね。それとも、その男に義理立てしてるのかい?」

正直に、羨ましいと告げればなにやら首筋を悪寒が走り。ぶるり、と身を震わせる。何か凄まじいミスをしているような気をするが、気のせいだろう。
金銭での支払いをしたいという相手には、カマをかけつつお断りをしておく。

エステラ > 「代わりに冒険者は仲間がいるのだろう?
我々はどうしても仲間というよりは同僚だぞ?」

仲間とは少し違うが悪くないと笑い。
もし男に一匹狼が似合いそうになければ隊に勧誘していたかもしれずに

「半ば意地だ。私は奴を飼うといい、奴は出来るならやってみろと言ってな。
ならば意地でも飼い続けてやろうと思ってな。
貴様ほど変わってはいないとは思うぞ。義理立てしている訳ではないが……金よりも私か…」

金銭よりも己という男を見返し、先に娼婦の住所などを受け取っている手前金銭では駄目だと言われてしまえば男の要求を呑むしかなく。
躊躇いの後に小さく頷き目を逸らせる

セイン=ディバン > 「あー。まぁね。つっても、オレはあんま仲間とは組まないんだけど」

仲間と同僚。似ているようでそれは大きく違う物なのだろう。
自分にはどちらも馴染みの無い言葉だな、と考える。

「か、飼う!? なんだ、よくわからん関係なんだなぁ……。
 そしてアンタは負けず嫌いっぽいね、と。
 変わってる、とはよく言われるけどね。よし、じゃあ報酬を頂こうかねぇ」

相手の言葉に驚く。飼う。買うではないのだろう。
なにか、相手の男が凄まじい存在のような気がしてきたが、追求はしない。しないほうがいいような気がするからだ。
そして相手が小さく頷き、了承の意を表すと、男はニヤニヤと笑いながら、相手の首に手を回そうとし。そのまま、相手が拒まなければ無理矢理荒々しく唇を奪うだろう。

エステラ > 「一人の方が動きやすいのだろう?それは私も思うときがあるな」

汲まないという言葉にそう言う事だろうと取る。
大事な同僚ではあるが任務の為なら見捨てる事も視野に入れる必要があるだけに仲間とは呼べないと考えて

「こればかりは私とやつとの関係だ。恐らく他人には判らんな。
当然だ、負けて終わるつもりなどはないぞ。
あぁ、本当に変わっていると思うぞ……こ、ここでか……むぐ…」

獣と自らを言っていた男の事を思い浮かべればうまく説明できる言葉が浮かばずにそれ以上は口にせず。
ニヤニヤとした笑いにやはり早まったかと止めようとするがその前に男の手が首にと回される。
慌てて押しのけようとするが男の勢いには勝てずに唇を奪われ目を見開く

セイン=ディバン > 「そんなところだな。なにより気楽だし、自分の実力が頼り、ってのがいいのさ」

自分の身一つで生きていく。しがらみも、縛りもない。
自由こそ財産。自由に勝る物はない。それがこの男の信条で。

「あぁ。ちょっとオレには理解不能だわ……。
 フフフ。その発言、すぐに後悔することになると思うぜ。
 なにせ、今からキミはオレにヒィヒィ言わされて許しを請うことになるんだからな」

ここでふと。先日自分の上司になった存在のことを思い出す。
ある意味、自分も飼われているのか? などと思うが、それを深く考えることはしなかった。
まるでチンピラのような口ぶりでそう言った後、男は相手の唇に貪りつき、強引に舌を口内へとねじ込んでいく。相手が押しのけようとした手など意にも介さず、わざわざ音を立てて乱暴なキスは続き。

エステラ > 「まさに冒険者と言う訳だな。その方が貴様にはお似合いだ」

男には群れるよりも一人で挑む方が似合いそうな雰囲気に頷き。
きっと銃こそが似合う男なのだと見る。

「理解しなくてもいい、させるつもりもないからな。私と奴との問題だ。
後悔?望むところだ、それを達成できずに落ち込んでも知らんぞ?」

死闘を繰り広げ、片腕を折られた状態で一晩啼かされたに比べれば大したことはないだろうと考え。
チンピラのような言葉で告げられ唇を奪われ舌をねじ込まれる。
場所を考えろとばかりに押しのけるような抵抗をつづけ、乱暴なキスを止めようと舌でぎこちなく迎え撃ちながら身を震わせる

セイン=ディバン > 「そう言ってもらえるとうれしいね。これでも冒険者としてのプライドとかはあるし」

相手の褒められたような言葉に、へへへ、と笑う。
それはどこか照れくさそうでもあり。自慢げでもあり。

「おぉ、カッコいいねぇ。二人だけの秘密、ってやつなのかな?
 ……その挑発、乗ったぜ。絶対良い声出させてやるよ」

相手の強かな言葉に、むしろ興奮する。簡単に落ちてもらってはつまらない。
そう考え、相手の口内を蹂躙すれば、すぐさま男の性器は興奮により膨張してしまっていた。
相手の抵抗にはビクともせず、キスを止めると、そのまま相手の鎧を剥ごうとする。が、自分の鎧と構造が違うためか、少してこずってしまう。

エステラ > 「私にとて騎士のプライドはある。そういう事だ」

ニヤリと笑い返し、どんな仕事にもきっとプライドはあるものだと

「そんな所だな。知られたくはない秘密の一つや二つはな。
面白い、後悔をするな?
どうして外でしたがる、どいつも……」

挑発したはいいが貧民地区の道。どこから見られているか解らないと考えれば羞恥心も沸く。
慣れないキスに口内を蹂躙され僅かに熱に浮かされたような目つきとなり。
こんな場所で脱がされてはたまらないと必死に抵抗を見せるは力では適わずに唇を解放されれば鎧をはごうとする男の手を無意識に留め金に誘導して

セイン=ディバン > 「まぁ、そうだろうね。キミからはそのプライドと自信が見えるし」

騎士と言う仕事のプライド。職業に貴賎は無く、誰もが誇りを持っているのだろう。

「あぁ、詮索はしないよ。
 そりゃこちらの台詞だよ。
 ……え、だってそっちの方が興奮するジャン?」

相手の言葉を聞き、踏み込まない方がいいな、と思う。
そのままニヤリと笑い返し、外の方が滾ると言い。
相手の導きに従い鎧をはずしてしまう。
そのまま相手の身体を貪り、どれだけの激しさの交わりが行われたのかは……宵闇だけが知っている。

エステラ > 「女がてらに騎士になったのだ。それぐらいは持っても罰は当たるまい?」

当然だというように笑みを浮かべ、たとえ自慢できない任務が多くとも騎士なのだからと。

「探索するならばこの取引はなしにしているぞ…。
本当に私を抱きたいという奴は面白いのが多いな。
私にはそんな趣味はないぞ…!」

あまりな言葉に思わず声を荒げてしまう。
鎧を外され我にと返るが後の祭り
そのまま場所を変える事も適わずに貪られ、それがどれだけ続いたのかは宵闇だけが知る事に

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からエステラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からセイン=ディバンさんが去りました。