2016/04/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にカレリアさんが現れました。
カレリア > 「~~♪」

鼻歌を歌いながら暗い道を往く
今日に限っては機嫌もよく足取りもいつもより軽い
ここに用事があるなど大抵は気乗りしないことが多いのだが…今日だけは違う

「触媒にしましょうかそれとも武器に…いえ、練習がてらにアクセサリーにするのもいいですわね♪」

カレリア > ルンルン♪と言ってしまいそうになるがさすがにそれはしない
第一そんなのは流石に自分に似合わない
けれども心は軽くそれに釣られて足も進む進む
新たに入荷したミスリル、しかもそのインゴットを目指して

「ふふ、楽しみですわ♪」

自分ぐらいの年のしかも女にとっては色気がない用事だとは理解している
インゴットを楽しみにしている女、それも子供なんて…とは思うがそれはそれ
何せここに来ての楽しみなんて両手どころか片手で数え終わってしまうほどの数しかないのだから

カレリア > 通りを進み路地を進み目的の建物目指してつき進む
以前は何かと物騒だったここも慣れたもので特にアクシデントもなく平穏に…

「少々退屈な気もしないでもないですが…」

小さくそんな事を呟きながら進む
平穏と充足は必ずしも繋がっているとは限らない
何か面白い事があれば…急ぎながらもそんな事を考えながら

カレリア > 「ま、そんなに都合よく何か起こったりもしませんわよね。」

物語でもないんだから、と頷き足を速める
面白い事はなかったが欲しいものは手に入る、それで何の文句もない
ただ…少し退屈なだけ

「ふぅ、考えすぎは良くないですわね」

首を振り無駄な考えを取り払う
考えすぎるのは悪い癖、折角の気分も台無しになってしまう
鼓舞の代わりの鼻歌を歌いながらまた足取り軽く進みだす

「~~♪」

昔に聞いたメロディを口ずさみながら暗い夜道を進んでいった

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からカレリアさんが去りました。