2016/04/27 のログ
■アラミル > (やはりこの姿、自分で選んだものではないとはいえ便利である。何せこんなにも近づいても警戒される様子がほとんどないのだから)
かわいいおねーさんだね…
どうして客引きしてるのか、教えてくれたら…ちょっと手伝えるかもしれないよ…?
(そうつぶやいてからく、と背伸びをして…女性の頬に触れ、優しくなでようとするか)
■マルティナ > 「べ、別に、ただのお小遣い稼ぎですけど……」
流石に本当の事を言う訳にはいかない。
そもそも説明していてはかなり長い話しになってしまうし、そこは予め決めていた表向きの理由で通す。
「だ、大体、あなたみたいな子が手伝いだなんて……」
明らかに雰囲気がおかしいのだが、当初純粋な親切心で声をかけた手前なかなか切り替えて動き出せない。
さすがに頬を撫でられそうになると身を引いてかわそうとするが、次にどうしていいか混乱の最中にあった。
■アラミル > (頬を触れるのを交わされて少し残念そうにしてから
)
話してくれないんだ…ざーんねん……
(わたし、えっちなまものなのに、とか耳元に近い場所で呟いて)
できるよ…?ふふふ……
(それも踏まえてできる、とにこ、とまた笑って)
■マルティナ > 少女の正体を呟かれても、意外と驚きは少なかった。
薄々人間ではないという気はしていたし、言い方からして淫魔の類だろうか。
それならばこの雰囲気も納得がいく。
魔物の種類によっては戦う事も有り得るのだが、今のところ危害を加える様子はない。
警戒はしながらも、一応会話を続ける事にし。
「それじゃあ……、具体的にどう手伝っていただけます?」
親切な淫魔で仕事を手伝ってくれるというのであれば、それはそれで問題ない。
主から出された条件に淫魔の協力を禁止するというものもなかったはずだ。
■アラミル > 驚かないんだ…ふーん…
(また少し残念そうに。驚いてほしかったようだ)
ん…まあいいや…。どうやって手伝うか…?わたしがゆーわくしてきて、おねーさんがお金とかもらえばいーんじゃない?
(簡単に気軽にそんなことをいう。いかにも自信ありげだが…?)
■マルティナ > 淫魔の申し出としてこれは心強いというもの。
少女に声をかけた当初の理由は霧散して完全にイニシアチブを握られている感じはするが、一応今日本来の目的に戻ってきているし気にしないでおこう。
「それは助かりますけど……。ところで、あなたへの見返りは必要じゃないんですか?」
自分にとっては渡りに船ともいえる提案ではあるが、ここで疑問なのがこの少女が手伝ってくれる理由が分からないというところ。
何かとんでもない見返りでも要求されてはたまったものではない。
■アラミル > いがいとしんちょーだね。ふふ…うーん、そーだなぁ…なんとなく気に入ったーってだけだからタダでもいーんだけど…
(しばらく首をかしげて悩んだ後、不意にぴり、と貴方の体にかなり微弱な電流のようなものが走るでしょう)
あは、おもしろそーなからだ…じゃあ、全部が終わったら、後日でもいーから、私と遊んで…?
(意味は分かるよね、と続けてからまたにこ、と)
■マルティナ > 本心か何か企んでいるのか、なかなか判断が難しいところだが課題の条件を考えると多少怪しくても条件を飲むべきだろうか……。
慎重を期するなら逃げるか断るべきかもしれないが、本当に気に入っただけだったら相手が人間でないとはいえ心が痛む。
「……そういうことでしたら、お手伝いして頂きます」
しばし迷った末協力してもらうことに決めた。
淫魔との遊びというのも少々不安ではあるが、幸か不幸かそういった事には向いている体に改造されているので大丈夫だと信じよう。
■アラミル > (そんな女性の葛藤などいざ知らず楽しそうに体を揺らして)
けーやくせーりつ、ね、じゃあちょっと行ってくるから―――
連れてきたら、がーんばってね、おねーさん♪
(にこー、とこんな状況でなければ素直にかわいいと思えるような満面の笑みで路地の出口へと歩いていくだろう)
■マルティナ > 「は、はい。一応気をつけて下さいね?」
何だかまんまと乗せられたような気もするが、少女を見送って誰か連れて来てくれるのを待つ。
しかしこれからする事を考えると、あの悪意を感じさせない笑顔も少々恐ろしい気がしてくる。
魔物を自称しているだけあって人間の常識や感性で安易に見てはいけない存在なのだろう。
■アラミル > (しばらく…少し貴女が暇になるくらいの時間がたってから)
んー、麻痺だけ取るの難しかったなあ…まあ何とかできたかなー?
おねーさーん、いっぱいつれてきたよー!
(まるで初めてのお使いを終えた子供のように笑いながら路地に帰ってくる。その後ろには…既に陰茎を張りつめさせ今にも襲い掛かってきそうな男性たちが約十数人…いや、もっとか?)
「お、おい嬢ちゃん…俺ぁもう襲いたくてしかたねぇんだが…」
「だーめ♪じらしたほーがきもちいーでしょ…もーっと理性、飛ばしてあげる…♪」
(少女の手から薄い薄い桃色の霧が散布されている…周りの男たちはそれに影響され発情しきっているようだ。もはや男たちの目からは光が消えており、貴女がどんな姿であろうと少女の許可ひとつで襲いかかってきそうで)
■マルティナ > 暫く手持ち無沙汰で、隠れるように物陰で待つ。
ささっと魅了でもして誰かしら連れてくるものと思っていたが、何かトラブルでもあったのだろうかと心配しはじめた頃少女が戻ってきた。
「おかえっ……、ええっ……」
少女と客を出迎えようとして思わず絶句。
こちらは勝手に一人か精々二人程度連れてくるものと思い込んでいたが、ひと目では数えられないような人数を連れて来ていた。
しかも全員発情して尋常な様子ではない。
「い、いらっしゃいませ……。あの…、みなさん、お客様、で……?」
答えは分かりきっているのだがそう聞かずにはいられなかった。
■アラミル > 「金ぇ…?さっさとヤらせてくれんならなんでもいい!あ、が…」
「俺もだ!金ならたんまりある!、く、るしんだよぉ…!」
「だってさー、よかったねおねーさん♪」
(その中には普段悪徳商人とつるんでいるような番兵からそこらのゴロツキまで、さまざまな男がいるようで)
「はいはーい、お金はここに入れていってねー」
(と、路地に積み上げられていたゴミから適当に使えそうな箱を料金箱として持ってきていたようで。それを自分で持ち…)
「お金は私がもらっとくから、おねーさんは楽しんで?」
後は―――あなたがそのぼろ布を取って適当に誘惑すれば…野獣たちは解き放たれるだろう
■マルティナ > これはいくらなんでも想定外だったが、課題の金額の事を考えるとこの機会を逃すといつ達成出来るか分かったものではない。
逃げ出したくなるのを堪えて、元々裸同然の格好ではあったがその僅かな服も脱ぎ捨てると男たちの前に跪き。
「そ、そんなに焦らないで……。お金さえ払ってくれれば、たっぷりみなさんのザーメン絞ってさしあげますから」
自分の半立の巨根を晒していても、今の男たちには些細な事なのか特に気にする様子はない。
適当な男の男根を握るとそのまま手で軽くしごきだし。
「手だけじゃなくって、お口も、お尻も、おまんこも好きなところ使っていいんですよ?あんまり自信はないけどパイズリだってできますから……」
覚悟を決めると男たちを満足させるべく娼婦のように振る舞ってみる。
片手で手コキをしながらお尻を突き出し、全身を男たちに差し出す。
■アラミル > 「は、ぁ、はぁ……!、が……あああ…!まんこ、つかわせ、ろぉぉ……!」
「おら、そこどけ、おれぁ口だ!」
「この際こすれりゃいい!こんの…」
「ああ、ああ…て、いいぜぇ…!」
「なら胸も使わせろ!んく、が…ぁ…!」
(まさにそれらは獣。貴女を押しつぶしそうなほどに互いに密着し、性器を、お尻を、胸を、口を、脇や髪の毛までもその慰み者にしようと。発情しきったその男たちはすぐに大量の白濁を放出しはじめ、意識を蕩けさせながら貴女を性欲のはけ口としていくだろう)
んふ…♪
おねーさんがたのしめるといいなあ…
(ひとり、くすくす笑って…獣たちから金が入った袋をもらいながら少女は呟いて)
■マルティナ > 次々と猛る男たちの性欲を叩きつけられ、一人の身でそんなものを受け止めているものだからとてもではないが楽しめるものではない。
だが常人よりは耐久力があり性感帯も強化されているので刺激を受ければ体は反応して快感を得る事が出来る。
口にも次々と突っ込まれてくるので喋る余裕などないが、男たちの精液を浴びながら自分も何度か絶頂していて体の方はしっかりと感じてしまっている。
その絶頂の中には射精も含まれていて、男たちの吐き出す精液と混じって足元に自分で作った精液の水たまりを大きく作っていく。
■アラミル > 壊れちゃわないといいけど…♪
(そんな様子を、相変わらず楽しそうに見つめて…
精液だまりができていき…煽られた男たちの性欲は普段よりもあり、かなりの量の精を体内外問わず放出していくだろう…この宴は男たちの性欲が収まるまで、終わることなく…。終わったころには路地には既に精液や汗、愛液のにおいが充満し、淫らにブレンドされたそれがあたりに漂って)
■マルティナ > 男たちに奉仕しながら強制的に絶頂させられる。
もはや時間の感覚はなく、それをどれだけ続けているものか分からない。
そもそもろくに思考する余裕もないので分かったところで意味はないのであるが。
あの少女、結局お互いに名乗りもしなかったがちゃんと料金を回収しているのかな、などと思考がよぎり、そこでその晩の記憶は途絶えた。
■アラミル > ――翌朝、貴女が気だるげに目を覚ますと
「またこのあたりで会いましょ。別にいつ、とは決めなくていいし♪」
お金、ここ置いとくわね、と二言だけ呟いてから…お金が入った箱を貴方の前に置いて去っていくだろう
■マルティナ > 目を覚ますと一応体は無事。
流石にいつまでもここにいてはまずいので、申し訳程度の服を拾って身につけ、少女が置いていってくれた箱を持つとなかなかの重さ。
課題の金額をこれで達成出来ていればいいのだが……。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からマルティナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からアラミルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にレイカさんが現れました。
■レイカ > 「………はい、それではまた。」
軽く一礼して、フードを被った女が一人古ぼけた家から出てくる。
沢山の食料を乗せた二台の取っ手を持ち、それを何の苦もなく引っ張り始める。
何のことはない、いつもの日課だ。
明日、また働いている『黒い外套』亭で始まるいつものこと。
酒を呑みにくるお客様に料理を振舞う店長が使うための食材を、こうして買い付けに来ただけ。
カラカラ・カラカラと荷台の車輪が音を立ててゆっくり回る。
がたんっとダンサに引っかかって、食材が跳ね上がる感触に、時折後ろを振り返りながら。
■レイカ > 「………早く、帰ろう」
このあたりは視線が気になる。
見られることに対して抵抗はない。だが、『視線』がとても気になる。
―――人間の、あの欲望に塗れた腐った目が嫌いだ。昔を思い出す。
「…………。あ、そうだ……」
何か思い出したかのように、突然大きく左に曲がった。
二台がぎりぎり通れるだけの幅しかない、路地裏へ向かっていく。
■レイカ > その後で彼女の姿を見たのは、次の日の朝になってからだった。
食材はしっかりと届け、今日も一日働いていく。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からレイカさんが去りました。