2015/11/30 のログ
■ユニ > 大方を拾い終わり。
恐らくはこれ以上情報は手に入らないだろうと踏む。
ならばあとはだらけるだけで。
「となると後は相手かな」
と呟きつつも、妙に仕事の方にスイッチが入ったせいか、無理やり決める気も起きず。
うーむ、と唸る。
サキュバスとしてあるまじき状況。
ご案内:「王都マグメール貧民地区:安酒場」に魔王アスモデウスさんが現れました。
■魔王アスモデウス > 貧民地区の安酒場。そこに似つかわしくない、否。ある意味とても似つかわしい。
褐色の肌に露出の多い派手な装束の女が一人、ふらりと姿を見せる。
賑わっていた客の男たちの視線がいくつか、そちらへ向けば揶揄するように、客探しなら俺が買うぜ、などと声がかかる。
女は、艶然と笑った。
「嬉しいけどぉ、今日の気分はあなたじゃないんだぁ」
言われた男はぽかんとして、次の瞬間周囲から爆笑された。
ふられてやがる、などと。空気はずいぶん楽しげだ。
そんな中を、混み合う店内を、悠々と歩きながら女は視線を辺りへ流し。
金髪の女に目を留めた。
瞬き、足が止まる。その場で、思わせぶりに笑みを浮かべ。
■ユニ > 「ふえー……まーそれもいいか」
完全にだらけ切っている。
ふと耳を澄ませば、というか済ます必要もなく。
誰かが誰かに声をかけて断られたのか笑い声と茶化す声。
ああ、そうそう。
こういう雰囲気もいいなあ、などと思い。
視線を感じ。
「……?」
ふい、と後ろを向けば。
自分と同じ様な匂いと。
そして自分以上の格を持つのだけは分かる。
さて、誰かは分からない。
そもそも魔族は姿を変える訳だし。
故に。
「どーも、こんばんわ」
ひとまず、そう挨拶をした。
格が上とまでわかっていてこの挨拶はどうかと思われるが性分である。
■魔王アスモデウス > 紅色の視線が交われば、嬉しそうな表情で彼女の方へと近付いていって。
匂いでわかる、気配でわかる。
よく見知った自身の眷属と同種のそれ。
だが見知らぬ相手。
断りもせず、彼女の座る卓の向かいに腰を下ろして。
「うん。こんばんはぁ。一人ぃ?」
格の違いは分かっていても、気にしない性分で。
彼女からの遠慮のない言葉遣いにも気にした様子なく、むしろ親しげにナンパのような声かけまでする始末。
彼女が自身を知っていてもいなくても、目をつけてしまった以上、関係のない話で。
■ユニ > 「そーです、誰にも声をかけられず、一人寂しくちびちびとお酒を嗜んでおりました」
冗談めかしながらにっ、と笑うその笑いはすぱっと快活であり。
サキュバスらしさは余りないもののそれはそれで魅力的に映るかもしれない。
そしてその後にあ、いや違うな、と。
「今はおねーさんに声をかけれたので一人では無くなりました」
向かいに座る彼女にこちらも全く気にした様子は無い。
彼女達にとってはそういうものなのだ。
■魔王アスモデウス > サキュバスらしい隠微さのない明るく快活な笑顔は、可愛らしく。
釣られたように頬を緩ませ。
「あなたみたいな可愛い子に声がかからないなんてびっくり。
……私はアエーシュマ。あなたは?」
軽く手をあげて店員を呼び、彼女が口にしているのと同じ酒を注文すると、ナンパ再開。
ただし名乗るのは自身の通り名のようなもの。
真名を名乗れば魔族的には聞いたことくらいあるのかも知れないが。
■ユニ > 頬を緩ませる目の前の彼女を見てこちらも更に笑みを深くした。
「まぁ色々とありまして」
その時は多分仕事モードだったからだろう。
と、適当にアタリを付ける。
真面目な顔してる(と思う)中に声を掛けるのは中々躊躇うものだ。
多分。
「アエーシュマ、ね。ユニ、と名乗ってます。綺麗なおねーさんに声をかけてもらえるのは光栄で」
世辞でも何でも無くそう褒め称えれば。
無論真名ではなくこちらでの名前を彼女に告げる。
彼女にとって真名は流石においそれと出せるものではない。
知られれば最後、というオチは幾らでもあるのだ。
それが主従関係を結ぶに値するのであれば話は別だけど。
■魔王アスモデウス > 「ふぅん、色々ねぇ……」
今ひとつ納得はしていない風の相槌を返す。
実際のところ彼女に声をかける者がいなかった理由は定かでないが。
「ユニ、ねぇ。名前も可愛い。今はぁ、つまり暇なんだよね」
彼女が一人だったのは自身にとって幸運で、こうして話す機会が得られたわけだから。
魔族にとって重要なものである真名を名乗らないのは、至極当然に思えた。
だからそれ以上のことは言わない。必要ない。
通称であれ、呼び合えればそれで良いのだ。
頼んでいた酒が届いて受け取ると、彼女の器にこつんとぶつけて。
「可愛いユニとの出会いにかんぱぁい、なんてね」
■ユニ > 「そっ、色々です。あれです。乙女に秘密は多いってコトで一つ」
悪びれも無くそう言い放つ。
「えぇ。お暇です」
ふふ、と笑う。
それはサキュバスらしい笑い。
相手を定めた時に見せる淫靡な笑み。
一人であったことが幸運と言わねばならない。
「アエーシュマの美しさにも乾杯」
合わせる様に器をこつん、とぶつける。
■魔王アスモデウス > 乙女の秘密、そう言われればくすりと笑って頷いた。
そうして、暇だと認めて笑う顔に、瞬き一つ。
快活な笑みと、淫靡な笑み。そのギャップにぞくりとする。
サキュバスらしさと、らしからぬ様を共存させている彼女に興味を抱く。
「ありがと」
悪戯ぽく微笑んで器をぶつけ合わせて乾杯した後、喉を鳴らして酒を飲む。
安酒の味わいもそれなりに嫌いではなくて。
三分の一ほども一息に飲んでしまって、器から唇を離し。
濡れたそこを舌で舐めとって見せて。
「ね、今夜の宿は決まってる?」
薄く瞼を下ろして細めた瞳で尋ねる。
それは質問でありお誘い。
今夜一緒にいかが、という。
■ユニ > 「んふふ」
嬉しそうにアエーシュマを覗き見しながらくい、とこちらも安酒を煽る。
彼女よりはゆっくりだ。
というのも単にちびりちびり飲むのが好きなだけというだけで。
辺りの喧噪は何時の間にか静かになった、というよりこの場だけが隔離されているような感覚ですらある。
艶っぽい唇に同族ながらもどきりとしながら。
「んーん。まだ決まってないから―――」
細めたその瞳を覗き込みながら胸に手を当てる。
名乗り出る様に。
「―――よかったら」
それ以上の答えは必要ない。
そう言わんばかりに。
■魔王アスモデウス > 誘いに、彼女は乗ってきた。
嬉しげに口角を上げる。
ん、と頷いて卓の上へ身を乗り出して彼女へ顔を近づける。
「ここでいい? よそに行く?」
人差し指で上を示し、内緒事の体。
そんなことをしなくてもきっと聞こえただろうけれど。
■ユニ > 手を組み、その上に顎を乗せ。
うーん、と少し考えて。
「ここでいいかな」
と上を軽く眺めた後。
そしてにこにこと淫靡な笑みをしたまま。
「ここ壁薄いから」
それはつまり周りに聞こえやすいと言う事で。
この提案は完全に淫魔のそれで。
「アエーシュマがよければ」
無論、情事は二人密やかに、というのも好きなので無理強いするような雰囲気でも無く。
ちら、と先ほど断られて茶化された男の方を見たりして。
ただ総じて言えるのは単に楽しそうな顔をしていると言う事であった。
■魔王アスモデウス > 投げた問いへの答え、しばし考えた後に返される。
ここで、そこまでは普通。
だが、続いた理由は。
淫靡な笑みを浮かべた彼女へ、悪戯げな笑みを向けて。
「とぉっても、素敵」
提案を喜んで受け入れた。
聞こえてしまえば、先ほど断られた哀れな男へのあてつけになってしまうだろうか。
楽しそうな顔、同じように浮かべて、酒を煽る。
半分を過ぎた頃には、ほんのりと酒精に頬を赤く色付かせて。
「飲んだらぁ、いこっかぁ」
うっとりと、酒精と期待の両方に潤んだ瞳でそう促した。
■ユニ > 受け入れた答えにぱあ、といたずらっ子がいたずらを思いついたような顔と言えばいいのだろうか。
そんな無邪気な笑い顔。
「そう言ってくれると思ってた」
上機嫌に酒を口に。
とはいえやはりちびちびではあるのだがそれでもそろそろ器は渇きそうになっていた。
「りょーかい」
そういうとくい、と更に一口煽り、ふう、と息を吐く。
同じく酒気に煽られた顔はどことなく紅潮していて。
■魔王アスモデウス > 悪戯を思いついた子供のように無邪気な顔を彼女がすれば、くすくすと笑い零し。
窘めはしないまま。
酒好きで酩酊好きな女は上機嫌で勢いよく器を空にして。
こん、と卓上に置いて彼女が悩ましげに息を吐くのを眺めて。
彼女の方も器を干せば、席を立ち支払いを済ませて宿の方の部屋を取る。
女二人で一部屋。安宿では珍しいことでもなく、滞りなく部屋を取れば。
彼女へと手を差し伸べて。
「さぁ……愉しい夜にしようねぇ」
■ユニ > ちら、とこちらをずっと見ていた男に視線を送る。
送るだけだ。
煽りもしないし誘いもしない。
それは単に後ろに人気を感じたから見たと言うようなもので。
それ以後は全く気にすることなく彼女の方に向き直り、その手を取る。
「勿論、愉しい夜にしないと」
ふふ、と笑って手を取り、そのまま彼女のされるままエスコートされるだろう。
■魔王アスモデウス > 見ていた男は、羨ましげな顔をしただろうか、悔しげだったか。
どちらにしても最早二人の女は、それに気を向けることもなく。
彼女の手を取って、安酒場の二階の部屋へと向かう。
狭い通路だからとぴったり寄り添って。
取った部屋へ入れば、ベッドとサイドボードと、そこに灯りがあるだけの質素な部屋。
彼女を先に部屋へ入らせておいて、後ろ手に扉を閉じつつ、繋いでいた手を引き寄せた。
互いの豊かな胸が押し合うように。片手は彼女の細腰を抱くようにして。
見下ろす顔に、唇を寄せる。額に、頬に、唇に。
■ユニ > 部屋に入ってすぐ。
抱き寄せられるがまま、抱き寄せられる。
くに、とお互いの胸がぶつかればどちらも形を崩し押し合った。
その弾力を楽しみながら、彼女の唇が顔に触れて行く。
それだけでも中々扇情的で、欲情を煽られていく仕草。
「ん……」
返す様にほっぺたに頬ずりを一つ。
そのまま同じように背中に片手を回し、少しぐい、と更に抱き寄せ密着を強くするように。
そして額に、頬へ、そして唇に。
唇を這わせて行く。
■魔王アスモデウス > お互いに抱き合えば、二人の身体の間で豊満な乳房がそれぞれ歪に形を変える。
布の擦れる感触と、その向こう側にある柔らかい肉の感触が情欲をそそる。
「ん、ふ……ユニぃ」
頬ずりを受ければくすぐったそうに片目を細め。
啄むように互いに口付け合って、次に唇同士が触れ合った瞬間。
舌先を強引に押し込んだ。
歯列を軽くなぞり、彼女の舌に自身のそれを絡めて吸い上げる。
強引で荒々しい口付けを。
そうしながら彼女の腰に、自身の股間を押し付ける。
女にはない、熱くて硬いものの感触を、彼女に伝えて。
■ユニ > 衣が擦れる音もどこか淫靡で。
薄い扉の前だ。
通る人がいればすぐにでもその音が聞こえるだろう。
無論、気にする二人では無い。
「ん……ちゅ」
舌先を押しこまれ、歯をなぞられ、舌へと伸びた時に同じように舌を絡めてその荒々しい口付を堪能する。
唾液を集めて舌に絡ませ、彼女の口へと送って行く。
その時に勿論彼女の腔内を舐め上げれば、唾液を貪って。
「……わ、すっごく熱い」
腰に当たるその熱と硬さにうっとりとした声を上げた。
■魔王アスモデウス > 薄い扉の向こうへ漏れる音、気にするどころか聞かせてやれとばかり。
さらさらと衣擦れの音狭い室内に響かせて。
強引な口付け、迎え入れるように舌先から彼女の唾液を送り込まれれば喜んで啜り上げ。
逆に彼女へお返しするように口内に唾液を溜めて、貪られるに任せ。
唇を離せば、銀の糸が二人の唇の間を繋ぐ。
「あっはぁ、ユニがとぉっても可愛いからぁ、我慢できなくてぇ」
うっとりとした声で言われた感想へと、言葉返して。
すり、と二度三度、腰を擦り付ける。
腰に回した手は僅か下がり、尻尾があるであろう場所を擽って。
■ユニ > しばらく貪り合う口付は続き。
お互いの唾液が混ざり合い、どちらの口もどろどろにして。
やがてどちらからとなく口を離す。
糸を引く唇と唇。
上がる吐息は熱く、甘く。
「ん……そう言ってくれるとうれ……ひゃんっ」
尻尾がある位置を擽られればびくんとした声が上がる。
そこはどうしても抗えない彼女達の急所のようなもので。
力が抜けるような感覚とぞわぞわと這い上がるような快楽に襲われていく。
更に擦り付けられる箇所からもじわじわと熱が上がってきて。
■魔王アスモデウス > 可愛らしい悲鳴があがる。
尻尾の辺りはやはり弱いらしい。
しつこくそこを擽ってやりながら、耳元に唇を寄せる。
熱く、甘い吐息と共に囁きを吹き込む。
「可愛い声ぇ……たぁくさん聞かせてねぇ」
繋いでいた手、絡めた指を撫でてから離し。
彼女の背中へと伸ばす。羽のあるであろう場所へ。
胸は押し付け合って刺激し、腰には男根の昂ぶりを擦りつけ。
唇は耳に啄むようなキスを落として。
両手はサキュバスの本性の弱いであろう場所を擽る。
手馴れた動きで愛撫していく。
■ユニ > ねっとりとした手つきが尻尾を触っていく。
普段は触られないようなものではあるが、同族、それも格が上となれば触る事など容易であり。
そしてそこは間違いなく性感帯の一つでもあって。
「んっ、んぅ……ぁぅぅ」
耳に寄せられた囁きにぞくぞくと身悶えをすれば。
もう片方の掌が背中へと伸ばされる。
ゾク、とすれば。
それは間違いなく羽を狙っており、そしてあっさりと彼女の羽が触られる。
胸は更に押し付けられてじんじんとし始め、腰、腿は彼女から伝発する熱さ、耳に口づけと吐息。
どろどろと元々ないような理性がどんどんと溶けて行く。
「ん……すご……ぉ、これぇ……」
それは手慣れた手つきで、もはやサキュバス専用の愛撫といった風情すら漂うそれは。
己と相手との格の違いを愕然と見せつけられる。
そこに嫌悪は無く、ただただ気持ちいい。
「アエーシュマぁ……」
切なそうに蕩けた声を彼女の耳元で囁き、耳朶から首筋、鎖骨に流れる様に舌を這わせた。
■魔王アスモデウス > 手の中で彼女が身悶える。
漏れ出す喘ぎ声にもぞくぞくと情欲を刺激されて、笑みが浮かんで。
くすぐっていた尻尾の付け根、そこから、手触りで感じた尻尾に直接指を絡めてしゅ、と扱く。
背中に伸ばした手は、羽を見つけて付け根から先端へ向かってなぞり。
また付け根へ向かって、指先で淡く撫でる。
サキュバス専用の愛撫、そう感じるのも無理はないであろう。
相手をし慣れた手つきで、全身で、快感を高めて煽っていく。
「んん、なぁに。ユニぃ」
切なそうに蕩けた声音が耳元に注がれて、そこから首筋を通って鎖骨まで舌が這わされる。
ふる、と生まれた快感に身を震わせながら、意地悪げな顔を作った。
「欲しいの?」
核心を避けた言葉で、尋ねる。
■ユニ > 「んあっ……それ、切なっ……ぁ」
尻尾の付け根、そして尻尾を扱かれて身体の力が更に抜けて行く。
じわじわとだった快楽は今や全身を駆け巡るように伝えられていて。
尻尾と同じく羽も触られればびく、と身もだえする様に震え、その一挙一動を彼女の掌へと伝えて行く。
ぺちゃぺちゃ、と彼女の鎖骨辺りに吸い付く、それは我慢するための行動で、何かをしていないとすぐに達しそうだったからで。
そして彼女から尋ねられる言葉は。
間違いなく核心で。
そして彼女に抗うという言葉はもう無く。
「欲しいっ……欲しいですっ……おねが、あぅ……♥」
尋ねながらも途切れる事無い彼女の愛撫に更に甘い声を上げて懇願する。
■魔王アスモデウス > 力抜けていく彼女の身体を支える掌に、震えが伝わってくる。
必死な様子で自身の鎖骨辺りに吸い付く様を、愛おしく感じて。
耳に触れていた唇が微かな笑いを零す。
「そぅ……何が、どう、欲しいのかなぁ」
甘い声音で告げられた懇願を、わざとらしくはぐらかして言葉を強請る。
直接的な願望を。
言わせたいのだと、わかるだろう。
愛撫の手は、止まらない。
■ユニ > がくがくと脚が震える、力が抜けすぎていて。
アエーシュマに支えられるように身体を預け。
彼女の首へと両腕を回し抱き付くように。
支えられるユニは何時しか彼女を見上げ、縋るようになっていて。
はぐらかされれば。
甘い息を荒げながら。
「アエーシュマの手でえっちになったおまんこに……そのぉ、んっ……硬くてふといおちんちん、ほしい、のぉ……♥」
淫魔であるが故、恥じらいは当然ないものの、紅潮して潤んだ瞳は羞恥に染まるようにも見えて。
ただ昂ぶる感情のままその行為を強請っていく。
■魔王アスモデウス > 両腕を首に回して抱きついてくる彼女は、まるで自身に縋るようで。
甘く息を荒げながら、強請った通りに羞恥もなく願いを口にされれば。
「んっ、いい子。ユニの望み通りに、シてあげるぅ」
自ら望ませることが、どうやら自身の好みのようで。
紅潮し、潤んだ紅眼を見下ろして、愛撫の手を止め彼女の身体を抱き上げる。
狭い室内、すぐにベッドへとたどり着けば、そこへ彼女を下ろして。
傍らに腰を下ろして、衣服の上から太腿を撫で上げていく。
おそらく熱を持っているであろう股の奥へと。
ぎゅ、と衣服越しにも刺激が伝わるほどに強くぎゅっと一度押し込んでから。
まるでそんなことしていなかったかのように、丁寧な仕草でブーツを脱がせていく。
■ユニ > 「ぁ……」
ぱあ、っと嬉しそうな顔を向け、そのままアエーシュマによって抱き抱えられる。
身長的には己の方が高いがもはやそんな事はどうでもよくて。
「んあっ……」
ベッドにゆっくりと寝かされれば、さっきまで尻尾や羽を撫でていた掌が布越しに太腿を撫で、そのまま滑り込む様に熱を帯びた股の奥を一度だけ強く押し込まれれば、切なそうに小さく声を上げる。
その時に衣擦れの音と一緒に少しばかりの湿り気のある音が聞こえたかもしれない。
する、とゆっくりと丁寧にブーツを脱がされれば、それは何か焦らされているようで。
もどかしいような面持ちでただただ脱がされていくのを荒い息と期待するような眼差しを向け。
そして少しでも、と自由な掌を赦されるのなら彼女のその股間へと伸ばし、振れるだろう。
■魔王アスモデウス > 一度強く押し込んだ折、微かに湿り気のある音を耳が拾えば嬉しそうに微笑んで。
まるで焦らすように丁寧にブーツを脱がせた次、ロングパンツに手をかける。
留め具を外し、腰を浮かせて引き下ろす。
その間に彼女の掌が自身の股間へと触れてくれば、すっかり立ち上がった逸物がスカートを盛り上げているのがわかるだろう。
熱く、硬く、巨きく、太い。立派なものが、触れられて喜ぶように、びくんと跳ねた。
「ん、ふふ……あんまり焦らしちゃかわいそう、だね」
ぽつり、と呟くやロングパンツと下着とを膝まで下げて、彼女の両足を片手で抱きあげる。
片手も添えて、彼女の体勢をやや横向くように変えさせて。
器用に片手で自身のスカートをかき分けると、下着に収まらぬ褐色の肉棒を、予告なく膣口に宛てがい。
ずちゅん。と奥まで押し込んだ。
■ユニ > ゆっくり脱がされていく間、掌で欲しいと強請ったものの熱さと硬さ、そして太さを確認しびくんと跳ねるそれを掌に感じただけで、それだけでもまた少し身体が反応を示した。
今からこれが挿入るんだと、思えば。
ロングパンツを脱がされ、そして下着もずらされれば、溢れた汁がつう、と下着、腿を伝いてらてらと鈍く光る。
少し体位を横に変えられ。
そして。
「……ぁっんっぁ♥」
予告の無い挿入。
それでも身体は既に受け入れる準備はとっくに済ませており、彼女のその巨大な一物をあっさりと受け入れた。
「これ……すご……、アエーシュマのおちんちん、すごす、ぎっ♥」
サキュバスですらあっさりと喘ぐほどで。
その快楽を更に貪ろうと膣内は彼女のモノを締め付けて行く。
■魔王アスモデウス > 下着をずらした折に見えたてらてらと鈍く光る粘液に、あは、と小さく嬉しげに声上げて。
「いやらしくてかわいいユニ」
予告無しの挿入に喘ぎ、すんなりと肉棒を受け入れた彼女を、そんな言葉で褒めて。
膣内をいっぱいにする色欲の逸物は、事実サキュバスすらも容易く悦ばせる代物。
締め付けてくる膣壁を、雁首の段差がごりごりと抉るように、肉棒を引き抜いて。
浅くまでいくと、また深く膣奥まで打ち付ける。
びりびりと脳髄を痺れさせるような快感を生み出す前後運動。
■ユニ > 囁かれる言葉にぶる、と耳を震わせた。
それだけでもぴり、とする快楽が走る。
「んっ……ぅ……ぁぅ♥」
ぎ、ぎとベッドが軋み、前後運動が繰り返されるたびに声が上がる。
膣内をぎちぎちと押し広げる様に進むその逸物。
直接中で味わうこの感覚に更にはっきりとわかる。
格の差だけではなくはっきりと上と下。
などと考えている余裕はもう無くなり始めていて。
ぎりぎりまで抜き、そして奥まで打ち付ける運動。
引き抜く度にごり、と抉られる感覚にただ喘ぎ、そして脳髄は快楽だけに支配されていく。
「んああっ……だめ、これ、おち、堕ちるぅ♥」
元々堕ちているのに、更に堕ちる。
次は快楽では無く彼女に、アエーシュマに。
ご案内:「王都マグメール貧民地区:安酒場」からユニさんが去りました。
■魔王アスモデウス > (中断)
ご案内:「王都マグメール貧民地区:安酒場」から魔王アスモデウスさんが去りました。