2015/11/29 のログ
ご案内:「王都マグメール貧民地区:安酒場」にユニさんが現れました。
ユニ > [夜:とある安酒場]

「……ふー」

静かにエールを傾ける。
そして流石にこの時間ともなるとこの安酒場でも人は多い。
適当な話に耳を傾けながら、ゆっくりとちびちび安酒を呑む。

この辺りで拾える情報も悪く無いモノも多い。
重要そうなモノとなれば流石に高級酒場などの高官やらが行くような所が好ましいが、そちらは中々セキュリティが高いもので。
逆にこういう所の方がそういった事は甘く、噂やらで拾えるものも多い。
噂と言う事はそれが罠だとかどうとかもあるにしても煙の無い所になんとやら、という奴で。

優先度は高くないが低くは無い。

と言う訳でだら、っと一人酒しつつの情報収集であった。

ユニ > 南部がどうだ、戦況がどうだなど確かにやはり話題としてはもちきりだ。

その中でも細かに必要なものを適当に選り分けて聞き取る。
まだまだこの辺りも捨てたものではない。
そう考えながら。

 「~の娼館の~って子がすげえいいのよ」

などという明らかに趣味本位な情報も拾っているが。
次は行ってみよう、などと横道にそれる。
そこも併せて聞けると言うのは長年の経験と言う奴なのかも知れない。

くい、と一口喉に流し込めばただ酔うだけの為のようなアルコールの味が喉一杯に広がり、これはこれで悪く無い。
いささか隣が寂しい事を気にしつつ。

「今日の相手も探そうかなあ」

と呟いて。