2015/11/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区:歓楽通り」にユニさんが現れました。
ユニ > 適当な娼館の壁によっかかってぼんやりと辺りを眺める。
買ってくれそうな人か買いたい人でもこないかなー、と眺めながら。
ちなみに娼婦登録はしてあるので邪魔にはなっていない。

彼女にとっては食事でもあるしウサ晴らしだ。
ここ最近、向こう側からの情報のせっつき方が五月蠅い。
そもそも余りアテにもされていなかった彼女にやたらと催促が来たのはそれだけ情勢がヤバいという裏返しなワケで。
それでもせっつかれるのが嫌だったので嫌がらせの様に適当な物語調にして送ってやったら明らかに最後の所だけ読まれており、この野郎、となる。
ネタバレとかあとがきから読むなと教わらなかったのか。
無論その事でも怒られたのだが。

「といってもなぁ」

ジャケットに手を突っ込み、はーと息をはく。
王城には魔族が入り込めないように結界が張られているのでそれこそ正規の手段を取って入らないと行けないが。
流石にそれをする手段は今の所無い。
王城などに潜入するには他の間者に任せる方が良い訳で。
となればこうやって役人でも捕まえてそこはかとなく聞き出すしかないのだが。

今の彼女はそれより単に遊びたいだけであった。

ユニ > 国などはどうでもいいと言えばいいのではある、魔族であるし義理立てする理由はそれほど無い。

それでも多少の義理はある。
人間に紛れて少しは学んだ事であった。
己の生き方が優先ではあるが。
そのついでに情報を集めるのも吝かではない。

ううむ、と唸る。
そんな事を考えているせいか余り通りに目をやれていない。

ユニ > そもそもこっちは余りアテにされていないであろうし。
となれば派手に動いて周りを動きやすくするしかないのだろう。
そりゃあこっちが潜入できるのならそれはそれでいいのだが。

「めーんどくさー」

そんな事はいいから遊ばせろ、と。
遊ぶうえでハデになるならそれはいいのだが。

「大体何かそういうのって私のガラじゃないよねえ」

隣に立つ子に適当に声を掛ければ生返事が返ってくる。
立ちんぼしてるというのに不景気な顔して溜息もついていればそりゃあ誰も来ない訳で。
隣からいいから真面目に愛想でもふりまけよみたいな空気を感じる。
ご尤もだ。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区:歓楽通り」にマルティナさんが現れました。
マルティナ > 妙な邪魔が入りながらも装備を整え、ようやくまともに冒険者業を開始出来ると思った矢先ご主人様から妙な指令が下った。
1000ゴルドが送られてきた後、そのお金で遊んでこいというもの。
この場合の遊んでこいというのは、娼婦や娼館でという意味である。

(折角やる気になったところでしたのに…。)

とはいえ飼い主の気まぐれに振り回されるのはいつものことである。
今回の場合は装備や衣装を一新したお披露目をしたいのだとか言っていたが理由なんてどうでもいいのであろう。
何はともあれ送られてきた1000ゴルドは一日で使い切るようにも言われた以上達成できなかった場合ペナルティがあるかもしれないし、言われるままそれらしい場所へ足を伸ばしてきたわけであるが。

(どうやったら娼婦を買えるのでしょうか…。)

とりあえずあんまり高級なところは出入りしづらい事もあり貧民地区から、と思いやってきたはいいが結局勝手が分からない。
さっきからそれらしいお店の前をうろうろして様子を伺ったり、たちんぼの方をちらちらと見たりと不審な行動を続けている。

ユニ > とりあえず何時も通り誰かつかまえよっかな。
そう思い顔を上げれば。

「ん~~?」

マルティナが目に入る。
最初に思った事は娼婦などよりもいかがわしいその服装。
それをみて彼女は少しだけマルティナを気に入った。
実にサキュバス好みである。
こちらを見たり、娼館を見たりと中々せわしない上に挙動不審で。
じろじろと姿を見た後、ゆっくりとマルティナへ近づいていく。

「ど~したのかな?」

にっこにこと微笑を顔に讃え、マルティナへと近づいてそう声を掛けた。

マルティナ > 「ひょわっ!?な、なんでもないですよ!?」

話しかけられるとは思ってもいなかったので、驚いて上ずった変な声が出てしまう。
両手を上げて無抵抗アピールをしながら声の方へ振り向き。

「た、単に、娼館?とか、どうやって入ったらいいのかなー、って…。」

目を泳がせながら歯切れ悪く答える。
別に嘘を付いているわけでもないし悪いことをしているのでもないが、事が事だけにどうしても落ち着かない。

ユニ > 「えー、何でも無いのー」

てっきりそう言う事を求めているのかと思ったのだが。
その後に続く言葉を聞いてふーむ、と胸の下で腕を組む。

「娼館に入るか~」

じろじろと身体を舐めまわすように見る。
恐らく好きものにはウケる容姿だ。
となればこの辺よりは高級娼館の方が良いだろう。
完全に勘違いであるが。

「キミが働くならあっちの方、どっちかっていうと平民区にあるちょっと高級なトコの方がいいんじゃない?」

完全に娼婦先輩としての老婆心というヤツである。

「こっちでも多分ウケるけどどうせ同じ無茶されるなら稼ぎがいい方がいいっしょ?多分そっちの方が色々と気持ちいいと思うし。」

壊れるかもだけど、などと付け足して。

マルティナ > 遠慮無く値踏みをするような視線に身じろぐが、逃げたり隠したりはしない。
そうしていると続く言葉にあれ?っと思い……。

「い、いえ、あの、入るっていってもそういう意味ではなくて、あぅ……。」

歯切れが悪く言い方が悪かったせいだろう。
娼館に入って働くと勘違いしているようであった。
この格好を見れば無理もないことではあるが一応は訂正を、と思うのではあるが。

「えっと、入るって言ったのは、買う方、です……。」

自分で宣言するのはやっぱり恥ずかしい。
後半は消え入りそうな声になってしまった。

ユニ > たじろぐが隠さない辺り、十分に躾けられてるのだろう。
なんて考えていれば。
どうやらそう言う意味ではない様子で。
次に続く言葉にぱあっとさらににこやかになる。

「え?何お買い上げ?」

残念ながら魔族ではあるので耳はいい。
消え入るような声もしっかりと聞き取り、嬉々として聞き返す。
可愛いし、何より厭らしい。
そしてどことなく匂いからは同族の匂いが漂う。

「どう?よかったらおねーさん買わない?」

安くしとくよ?なんて言いながら更に一歩距離を詰め、その手をとって己の胸にぽんと埋めようとする

「今ならお試しで揉んでもいいよー?」

特に抵抗が無いならマルティナの掌は彼女の胸に触れる事になる。

マルティナ > 「い、いえ、えっと…。」

買うかどうかも分からないし別にお安くしなくてもいいですしお試しもいいです、などと色々思っているうちに結局どれも言葉にならなくて、柔らかな胸に手を埋める事になってしまい。

「ひゃひっ!?」

柔らかな膨らみに触れると、つい反射的に手が動き揉みしだいてしまう。
そのたびに心地よい手応えが帰ってきて、ついそのまま手を離せず揉み続けてしまい。

「えっ、あっ…、ご、ごめんなさいっ!あ、あの、えっと…!」

買うと決めた訳ではないのに結構胸を揉みしだいてしまった。
そして下を見ると案の定、既に陰茎が勃起してきていて。

「こ、これは…、せ、生理現象なので…!」

また人前で勃起させてしまった。
恥ずかしさで思わず顔を手で覆ってしまう。

ユニ > 「んふふ」

口と態度と行動が一致しないマルティナを愛おしそうに舌なめずりしながら好きにさせてあげている。
ふにふにと揉まれるたびにいいなー、この子いいなーみたいな顔になっていて。
そしてちら、と下を見れば。
更にその笑顔を深くした。

「おー。これは」

指でつん、とその勃起してきた先を軽く突く。
勿論それ以上はしない。
無理やりにお買い上げやしてあげるのは彼女の流儀に反するのだ。

「んん~でも乗り気じゃないならおねーさんも無理にとは言わないけど」

ここでマルティナが断るならそれもしょうがない。
そういう雰囲気が滲む。

無論そうなれば次に続く行動は彼女を買うのであるが。
それでも断られれば、まあしょうがあるまい、と適当に考える。

マルティナ > 一応売り込みに来たがそう強引にするつもりではないらしくほっとする。
だが切り出すのが恥ずかしくて言えなかったが、どうせ誰かを買わなくてはならないのである。
何故か気にかけてくれているようだし、今後どうしていくにしてもまずはこの子でいいかと思い意を決して口を開く。

「あ、あの……、お、おねーさんは、おいくらでしょう…、か?」

ユニ > その気になってくれたようでにこっと笑った。

「私はねー」

そもそも彼女は好きでやっているのだが登録している以上はその相場に従わねばならない。
上納があるのだ。
まあ別に手持ちの資金から幾らでも出せるがそれはそれ。
ひょい、っと己が立ちんぼしていた娼館の看板を指差す。

「相場通りって奴かな。後は延長料金が時間によってかかる感じ」

マルティナが看板を見ればそれは彼女が持って来た価格で十分に支払える価格だ。

「勿論交渉次第でお安くもなるけど」

そう言うのは難しそうだよね、と言外に含めつつ。

マルティナ > 「あ、あの、1000ゴルドあったら、どのぐらいできるんでしょうか…?」

売春の相場をよく分かっていないが、一人相手にして足りるのであればできればそれで済ませたい。
値引き交渉も普通の買い物であればともかく、今は特殊な事情があるのでむしろしたくないぐらい。
なのであくまでも相場通り払いたいところではあるが。

「1000で足りるのでしたら、あの、お願いします…。」

ユニ > 金額を聞いてほえーと声を上げた。

「1000ゴルドって。また随分太っ腹だね」

彼女の言外には1000ゴルドをどうにかして使い切りたい、みたいな空気が見える。
まあそこまで突っ込む事は無いかな、と一応考えながら。

「十分足りるよ~。私位なら一日二日好きにしても文句が出ないぐらいかな?」

改めてマルティナへと向き直る。
とはいえ真面目な顔でも何でも無いのだけれど。

「改めて聞くけど私でいい?いいならアナタにお買い上げ、されちゃうよ?」

うふふ、と笑いながらマルティナにまた一歩近づいて。

マルティナ > 一日二日好きにしてもいいとは、売春の値段から見てもここらへんで1000ゴルドはかなりの大金のようである。

(でもそんなにかかってたら駄目ですよね…。)

一応指示では一日で使い切るようにという事ではあったが、一人を二日間相手にし続けた場合はどう判定されるかは飼い主の気分次第といったところであろう。

「二日は、ちょっと……。えっと、メニューとか、選べたりしませんか?」

料理店のように売春もサービスによって値段が違うのかも、という安易な考えからちょっと質問をしてみたり。

ユニ > どうにも期間を限定されて、しかもそれをこなせなければ御仕置きか何かが待っているようである。
魔族が考えそうな事だなあ、と思いながら。
実に趣味でいい。

「単純に使う部屋を豪華にするとか、媚薬を買うとか使うとかかな。コスチュームプレイとかもあるよ」

その辺りのオプションも大体の店は完備している。
その分追加料金はかかるのだが彼女には好都合なのだろう。

マルティナ > 説明を聞いてほっとする。
そういう事なら問題なく使い切れそうだ。

「じゃあ、あのっ、おねーさんを1000ゴルドで……、買わせていただきます…。」

交渉成立である。
しかしこうして自分の口から娼婦を買うと言うのはかなり恥ずかしいものがあった。
思わず声も震えてしまうのは仕方のない事だろう。

ユニ > 契約は成立だ。
成立した以上はマルティナにそれに見合うだけの奉仕する。

「毎度あり~」

妖しく笑い、マルティナの腕にす、っと半身を擦り付けるように抱き付いた。
同伴もサービスの一つだ。

「じゃ、入ろっか、だいじょーぶ難しく考えないでキモチよくなる事考えたらいいからね」

ふふ、と魔族らしい粘着質な笑いを貼り付けてそう彼女へ伝えた。

マルティナ > 初めての売春宿ということでガチガチに緊張している。
腕に抱きつかれ、真っ赤になりながらぎこちなく歩くが陰茎は先程勃起した時よりも更に大きくそそり立っている。
女性の匂いや柔らかさを感じると簡単にこうなってしまうのである。

「よ、よろしく、おねがいしますっ!」

ユニ > 「はいはいーあ、私はユニね……大丈夫ちゃーんとキモチよくしたげるから」

既にそそり立っている一物を嬉しそうに眺めながら名前を告げる。
無論偽名ではある。
本名を知られるのはタブーであるし。

説明しながら娼館の中へと入って行く。
オプションは後で選んでもらうとして、一番高い部屋へと案内していくだろう。

そこは貧民街にある娼館にしては非常に綺麗な部屋で清掃も行き届いている。
照明は薄く桃色で不思議な香りのするお香の匂いなどが充満している。
所謂この娼館なりのVIPルームと言う奴だ。

「とりあえず一番高い部屋にしたけどいいよね?」

一応今なら変更は利くので問題は無いだろうと思いつつも、まだガチガチであろう彼女に更に強く身体を押し付ける様に抱き付きながらそう聞いた。

マルティナ > 「は、はいっ!え、えと、私はマルティナ・ラーゲルフェルト、一応、冒険者です…。」

名乗られたのでこちらも自己紹介をしたが、そういえばこういうところで自己紹介が必要な事なのかよく知らない。
まあ失礼を働くよりはいいだろうか。
ユニに案内されながら向かった先は貧民地区だというのに中々の調度のようである。
彼女の説明にコクコクと頷きながら。

「えと、1000ゴルドで足りるのであれば、何でも構いませんので…。」

ユニ > 「りょーかい」

名前にも部屋にも同意を返しつつ。
身体をふにふにと触る。

「じゃ改めてよろしくねマルティナ」

ぺろ、と首筋に舌を這わせ、少しだけ味見をすれば。

「で、どうされたいのかな?どうしたい?」

彼女はまずそう相手に聞く。
したい事をさせてあげたいし、されたい事をしてあげたい。
無理やりはされるのは悪く無いのだがするのは望んでいない限りはしない。

「勿論なんでも聞いちゃうよ?」

すぐに挿入したいと言うのならそれも聞くだろうし、奉仕してほしいというならすぐ始める。

「どんなに小さくても、まずはマルティナの欲望、聞きたいなぁ?」

耳元に軽く息を吹きかけ、囁く様にそう問うた。

マルティナ > 「ひゃっ!?そ、そう言われても…。」

ただ漠然と娼婦とは性交をするものと考えてはいたが、具体的にどう、ということは全く考えていなかった。
なのでとりあえず。

「ま、ままずはお口でし、して、それから色々教えてください…!」

動揺していて盛大にどもってしまった。
ともかく陰茎と陰嚢のカバーの紐を解くと辛うじて隠されていた男性器をユニの前に晒した。

ユニ > 恐らく、その容姿や物言いからすれば、無理やりしかされた事が無いのだろう。
少しずつ素直になってもらおう、などと考えながら。

男性器を晒されればうっとりとした顔をマルティナに向け。
頷けば。
ジャケットを投げ捨ててマルティナの前にしゃがみ込む。

「承りましたご主人様」

契約した以上はこの一夜はどうであれ彼女が主人である。
その契約を履行する。
さて。

「それではご奉仕始めますけど……ご主人様は何故このような淫靡な格好を?」

十中八九、わかっているが敢えて聞きながら、上目遣いにマルティナを見つめ、指を軽く竿へと這わせていく。

「まるで誘っているようですね?ふふ……ちゅっ」

上目遣いのまま指を絡めた一物の先に啄む様に軽く口付。
その後は舌の先でちろちろと軽く舐めまわして刺激を与えて行く。

マルティナ > 「っ!こ、これは、こういうファッションが好き、だからです…。」

流石に聞かれないはずはないかと、既に何回も他人にしてきた説明をする。
しかしご主人様と呼ばれるのは不思議な感覚で、魔族のペットになる前は姫様ご主人様と呼ばれるのは普通であったが今ではそれは遠い記憶の出来事。
魔族をご主人様と呼び家畜や愛玩動物のように従う日々が身に染み付いている今では、どちらかといえば自分がそう呼ばれる事に違和感を覚えてしまう事を今更知った。

「と、とにかくっ、射精するまで、そのまま口で奉仕を…。」

もやもやした感情をごまかすように、ユニへと命令を下し身を任す。
さすがに娼婦という仕事をしているだけあって、彼女は随分と媚びるというか奉仕する事に慣れているようである。
そのおかげかこちらは自然と命令調になりつつあった。

ユニ > 「出過ぎた真似をお許しください……それでは始めさせて頂きますね……はむ……」

懇願する様に謝り、その大きなモノの先を軽く頬張る。
それは彼女からすれば小さいかもしれないが加虐心を煽るかも知れない。

「ん……じゅ……ずず……ちゅぱ……」

口に含んだまま、吸い上げ、舌を転がし亀頭の中へと舌を刺し入れる。
指は竿の裏筋を軽く撫で、もう片方の掌は睾丸を包み込む様に愛撫する。
一度口を離せば裏筋に頬擦りをするように舌をちろちろと這わせてゆき、指で亀頭を撫でる様に刺激を加えていく。

マルティナ > 「ほぁっ…!そ、そう、そのままっ、続けて…!」

性交に関する経験は大体は強引に道具のように使われる事が多かったため、このように自分に対して快感を与えようとするような奉仕には全くといっていいほど耐性がなかった。
女性の柔らかな口内に亀頭が包まれるだけでも心地よいのに、更にはかなりのテクニックなのであろう。
あまりの快感に思わず腰を引いて逃げようと思ってしまったが、気合を入れて踏みとどまりユニの頭を掴む。

「す、すごっ…!きっ、キンタマも、しゃぶって…!」

優しく睾丸を手で包まれた時不思議な感触があり、もしこれを口でされたらどうなるのだろうと思い射精する前ではあるが命令を一旦変えて。

ユニ > 「はぁい。じゃこのおっきなきんたまにもご奉仕させていただきますねぇ」

甘ったるい声を上げれば、一旦亀頭に舌を這わせ、そのまま下へ下へと下って行く。
睾丸までくれば竿と睾丸の付け根に吸い付き、そのままゆっくりとマルティナの股を潜る様に睾丸の裏側へ。

「ん……ちゅ……ぺろ……はむ……」

竿を指で優しく扱きながら、裏を舐め揚げ、そのまま睾丸を口に含み、口の中の粘膜に擦り付け、舌で丁寧に玉を口の中で弄ぶように転がしていく。

マルティナ > 「ひぃあぁぁ!?な、なにこれっ!す、すごっ…!」

初めて感じる不思議な快感に、思わず声が出てしまう。
これまで陰嚢や睾丸を優しく愛撫された事などなく、未知の領域であったがユニの絶妙な口技に初めての体験への困惑と素直な快感の混じった妙な声を上げて。

「んぃ……!こっ、これっクセにっ、なりそっ、ひょわっ…!」

快感を得ているがこれで即座に射精に至る程ではない。
もどかしい感覚に腰が震えるが、もう暫くこの感覚を味わっていたくてそのままユニに奉仕を任せる。

ユニ > 「ん……ぺろ……」

睾丸を口から離し、睾丸の裏筋を再度舐め揚げ、そのまま玉袋の付け根へと舌を伸ばす。

「じゅ……ず……あむ……」

付け根に吸い付き、わざと音を慣らし、更に舐め揚げて行く。
その間も竿と亀頭を両手で愛撫するのは忘れない。
掌で包み込む様に亀頭を撫であげ、指で輪っかを作り、竿を潜らせれば軽く擦る。
唾液で濡れた一物はそれだけで淫靡な音を辺りに響かせる。

「何時でも……どこでも、出していいですからねご主人様ぁ……じゅ……」

上目遣いに愛撫を続けマルティナを昂ぶらせていく。

マルティナ > 「んぅ…!そ、そのまま、キンタマを、舐めて…!」

じっくりと奉仕を続けられて、既に射精を我慢している状態となった。
あとはユニの言うように好きなタイミングで出してしまえばいい。
なので、この不思議な快感を味わいながら最高に昂ぶった瞬間がいい。

「ひあぁ…っ!で、出ますっ、チンポから精液でますっ…!」

陰嚢を舐めさせたまま、尿道を押し広げて虚空へと精液がぶちまけられた。
受け止める物のない精液は勢い良く飛んでいき、床の上を白濁で汚していく。
数十秒に及ぶ射精を終えると、呆けた顔で床へとへたり込んだ。

ユニ > 「ん……一杯、出ましたね。かけてくれてもよかったですのに」


マルティナに彼女へその白濁液をぶち撒ける想像させるように呟けば。
床へと欲望をまき散らし、へたり込むマルティナに四つん這いになる様に近づく。
ゆっくりと欲望を吐き出した一物へと顔を近づけて行き。

「ん……じゅ……あむ……ずず……」

残っているであろう精液を軽く指でしごき、亀頭を再度口に頬張れば、ゆっくりとじわじわ吸い出して行く。
その感覚は、どこか味わったことがある感覚かもしれない。
彼女の主人である魔族が精を吸い出す、絞り出すのに似た感覚。
程度はユニの方が緩やかかも知れないが。

マルティナ > 「ひゃぅぅぅっ…!んっ……!」

存分に精液を吐き出し敏感になった部分をすぐに吸い上げられると、またもや情けなく喘いでしまう。
しかし強引ではなく優しく吸い上げる様子に段々と落ち着きを取り戻し。

「はぁ…はぁ…、す、すごかった、です…。あの、まだ続けてもいいのなら、次は…。」

恥ずかしそうに一瞬言い淀んだが、結局切り出す事にして。

「私が一番興奮すると思う格好を、ユニがしてきてくれます、か…?あの、そこに、いっぱいかけるので…。」

かけてくれてもいい、という言葉を聞き逃しておらず、そんな提案をしてみる。

ユニ > 少しだけ欲望に素直になったマルティナを見てちょっとだけ調子を戻せば。

「興奮する格好」

ぺろ、と唇についた白い液体を舐めとって口でくちゅくちゅと咀嚼しながら、ふーむ、と衣装とマルティナを見比べる。
少しだけ考え。

「では、少しだけお待ちください」

そう言えば更衣室の方へと。
その場で脱いでもよかったがそれでは風情が無い。
ちゃんと仕切りで隠れる様にし、しゅる、しゅると衣擦れの音を響かせる。
少しでも興奮させるように、という配慮。

しばらく待てば。

「では、これで再度ご奉仕させて頂きますね」

それは黒を基調にした所謂メイド服。
胸元は大きく開き、そしてスカートの丈は短い。
所謂そういうこと用に特化した給仕服。
ご主人、と呼ばれるのに違和感を覚えていた辺りのとっかかりから選んだ服装である。

「どう、でしょうか?」

ゆっくりとマルティナの機嫌を伺う様に恥じらいすら見える表情で佇んでいた。

マルティナ > 仕切りの向こうから聞こえる衣擦れの音をドキドキしながら聞いて着替えを待つ。
そして出てきた格好は、遠い昔には見慣れた、この頃は全く縁のないメイド服。
しかし記憶にあるものよりも大分丈が短く、露出度が高いようである。

「え、ええと、どうして、これがいいと思ったか、一応聞かせて頂けますか?」

正直自分の願望というものが分からず、この娼婦ならどんな望みを引き出してくれるのか少々期待しているところがある。
なので、一応この理由も聞いてみたいと思い尋ねる。

ユニ > 「最初にご主人様、と呼んだ時に違和感があったようですので」

つい、と流すように視線を送れば。

「恐らく、ですが呼び慣れているようですが呼ばれ慣れていない、もしくは―――いえ」

その先は多分余り彼女にとってはいい気持ちでは無いのかも知れないので口を止めゆっくりとしゃがみ込む様にマルティナの近くへと。

「無茶苦茶に破いてもいいですし―――無理やり何をしてもいいんですよ」

と。
囁く。
詰まる所マルティナが扱われていたように扱いたくはないか、とそう淫魔は囁いた。

マルティナ > 無理やりに、と言われ思わず生唾を飲み込み色々と想像しかけるが、やめておいた。
魔族にそれこそ無理やり扱われてきていたが、同じことをお金で買った相手にしてやりたいとは思わない。
なので……。

「そ、そんな無理矢理は、しませんっ…。」

首を振り、ユニの言葉を一旦否定するが。

「で、でも、嫌でなければ、その…、その格好で、またキンタマを、舐めて、さっきのをして欲しい、です…。」

先ほどの不思議な快感をまた味わいたい。
なので、せっかくだから料金分たっぷりとそれを楽しむつもり。
今度はユニも言ったように体にかけてあげよう。
彼女の選んだ衣装を自分の精液でどろどろにしてしまうのも、それはなかなか楽しそうだ。

ユニ > どうやら随分と優しいようで。
それならそれでとあっさりと切り替える。
くすりと最初のあった時とは全く違う笑い方をしながら。

「それではもう一度ご奉仕、させて頂きますね。それとも元々の調子がいいですか?」

そう言いながら、顔は彼女の下半身へと近づいていく。
夜はまだこれからだ。
きっと存分に楽しめるだろう。
彼女は契約した分(大体それ以上は)楽しませてあげたいクチなのだから。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区:歓楽通り」からマルティナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区:歓楽通り」からユニさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にヨアさんが現れました。
ヨア > 【仕事を終えて、一息つくために夜の街を行く。
 寒さが身に沁みる。夜風が頬を叩いてくる。吐き出した吐息は薄い熱となって、空気に雲散して消えた。
 温い体温は徐々に熱を奪われる。ストールに埋めた顎を布地に押し付けるよう、うりうりとくぐもらせた。】

「さむーい」

【言う口はとんと軽く、綿毛のように舞う。手をすり合わせてみる。既に冷え切った掌。合わせてみるとそこそこマシになる。
 羽さえ出せば、まだマシになるのだろうか。薄い翅では満足な風除けにもならんのでやめた。】

「――うん、流石に人いないよね」

【とばかり、深く息を吐いて嘆息した。】

ヨア > 【寒さに耐えかね、風を凌げる路地裏へと逃げ込む。
 蔓延る『におい』から鼻を守るために一層埋め、ストールをしっかりと巻きなおした。

 ここにあるのは等しく黒かその色に等しい同化した景色しか見えない。感情や渦巻く欲望。単純に生きようとする者らの声は多様な色を帯びている。
 子供は風の子――という言葉がどこかに伝わっていた気がする。ものの本で読んだことがある。皆等しく『元気』である。うん。】

「……さぶさぶ」

【言うにことかいてやはり寒さは凌げん。建物の間からの風からさらに逃げるよう奥へと進んでいった。
 ここらの路地は歩きなれている。子供風貌がここへ来ることも珍しくないからか、特に不審な目を向けるものはいても、誰も気にとめようとはしなかった。】

ヨア > 【街灯もランタンの明かりもない。進むに連れて暗闇が支配する。
 時たま通路の近道として昼間は利用するものの、夜に訪れるのはあまり経験が無いことだった。
 そういったことに対して恐怖だとかなんだとか、感じないわけではないのだが――。
 特に、そういったものは慣れてしまえば簡単なもので、彼にとって路地裏に響く卑下な声も耳障りな音も、気にする必要は無かった。話しかけられないのなら、雑踏の花も同様である。】

「んー……」

【そんなこともさておき、ハチミツを飲みたい。おなかが良い感じに温まるアレが欲しい。
 甘いものは好きだし、お手伝いをしていると自然と外へ出るのが億劫になった者のパシリをするのもないことはない。
 体力を維持するのにも、健康的な体を作り上げるのも必要。男娼と似たように体が資本のこの身は、体調を崩すことは許されない。
 それがこんなところにいて良いのかって、気にしてはならん。】

「私は気にならないんだけどなー」

ヨア > 「よ、っと」

【とん、と足を踏み鳴らす。人間に似て、人外の気配と印象を与える人間の子に風貌は、さらに深くへと進んで――やがて光の差す道筋を目指して行く。】

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からヨアさんが去りました。