2023/07/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にタマモさんが現れました。
タマモ > ここは王都マグメール、貧民地区。
その大通りのど真ん中、佇む少女の姿がある。

誰かがそれに気付くだろうか?それは、分からない。
しかし、今、この大通りの人の流れには、不思議なものがあった。
少なくはないも、多くはない、そんな人の流れ。
立ち止まれば、そんな流れの邪魔になる、そんな感じなのだ。
それなのに、まるで川の流れに、一本の柱が立っているかのように。
その人の流れは、少女を阻む事無く、だが、流れを留める事もなく流れ続ける。

それは、周囲に対し、己の認識能力を消失させる能力の発動。
そんな少女、今それに気付けるのは、それと同じ力の影響下に置かれてしまった存在のみ。
それに気付こうと、気付かれまいと。
もし、それが少女に知られてしまったならば。
きっと、遊戯の相手として選ばれてしまう事だろう。

さて、果たして、そんな存在が現れるのかどうか。

タマモ > …どうやら、誰として、少女の存在は見逃すばかり。
気が付けば…少女、その姿を消していた。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 娼館通り」にクロスさんが現れました。
クロス > (満月の夜、暗闇の中でもライトが空を切り裂くように照らしている貧民地区。
その都市でもより一層活気を付けている通りが存在していた。
娼館通り、名前の通り多種多様な娼館が立ち並ぶ通りである。
ノーマルプレイからアブノーマルなもの、SMクラブに見世物ショーのような物まであった。)

「さて、今日はいい所があるか…」

(そんな町を歩く黒ずくめの男が居た。
尻尾を隠し、帽子で耳を隠す男クロスは1連の仕事が終わり、性欲を解放するべくこの通りを歩き店を見回っていたのだった。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 娼館通り」にクロスさんが現れました。