2023/07/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からオウルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にサウロさんが現れました。
サウロ > (少しばかりどんよりとした空の下、一雨きそうな湿度のある風が吹く。
 普段は非番の日には街へ繰り出して美味しい食事を出す店を探しにいったり、
 武器や防具などを見に行くのだが、今日は貧民地区にまで足を運んでいた。
 ここに店があるとしてもグレーゾーンだったりアングラなものや闇商売的なものなのだが。
 はっきりとした目的があるわけでもなく、サウロは静かに周囲を警戒しつつ、
 時折何かを探すように細い道や通りの向こう、薄暗い路に視線をやり、貧民地区で暮らす者達を見る。)

「…………」

(この情景を見慣れたと言うわけでもないけれど、何度見ても痛ましいものがある。
 浮浪者、孤児、身売り、奴隷堕ち、暴行に窃盗、混沌を詰め込んだようで。
 個人で出来ることに限りがある現状、どうすれば改善するかを考えたところで、
 平民であるサウロはこの国の上級貴族や王族の思考が分からない。
 彼ら先導者たちが、国の頂点たる者たちが、王国をどうしていきたいのか──。
 小さく息を吐きながら、貧民地区の路地を曲がって、更に奥へと足を運んでいく。)

サウロ > (その後しばらくは貧民地区の巡回のように歩き、揉め事を仲裁したり、
 迷子を案内したり、婦女への暴行を諫めたりといつもと変わらない時間を過ごしていって──。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からサウロさんが去りました。