2023/06/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にロイナさんが現れました。
ロイナ > 今日も今日とて相変わらず、王都で暇そうにしている淫魔の少女。
時に路地裏を覗き込み、時にそこらを歩く少女をナンパしてみたり。
最も、目立った成果は無く頬を膨らませているわけだが。

「……は~。一度魔族の国に戻ろっかな…」

何だかんだ暫く帰っていない。
あっちの領地で、効率よく人間を引っ掛けるにはどうすればいいか見つめ直すのもアリかな、と思い始めた次第。

そのままふらふらと、貧民地区の無数に枝分かれした路地に入り込む。
足取りは緩く、行き止まりにぶち当たるまでは暫し歩き続けるだろう。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアリエッタさんが現れました。
アリエッタ > 今日は趣味の娼婦の日。
貧民地区なだけあって危ない空気なのだがどうせ男には視認できないしそこは問題ない。
ただ好みの子がいないのが問題なだけだ。
欠伸をして帰ろうかと思っていた矢先。

「……あ」

珍しくかわいい女の子が歩いているのを見つけて手を振る。

「はあいお姉さん今ヒマかな?娼婦はいかがかな?女の子専門の娼婦だよ」

ニコリとほほ笑んで話しかけた。

ロイナ > 「……ん?」

のんびり歩いていると声をかけられたので、ちら、と目を向ける。
そこには黒いドレスを身に纏った少女が手を振っていた。
女の子専門の娼婦。その言葉を聞いて瞬く。次いでにこりと笑って。

「いいね。あたしも女の子好きだから」

頷くと警戒に歩み寄る。
たゆん、と豊満な乳房が相手の目の前で揺れた。

アリエッタ > 「あら、意外とノリのいい子、好きだよそーゆーの」

ストレートすぎて引かれるかと思いきや快諾。
話が速いのは助かる、近づいてきた相手に手を握って。

「私はアリエッタ、えっと、気持ちいいのが好き?気持ちよくさせる方が好き?甘々ラブラブでもハードなのも大丈夫だよ」

相手の好みを聞きながら手を引いて。

「場所はどうする?どこでもいいなら私がいつも使ってる所があるからそこに行くけど?」

ロイナ > 「それはお互い様だね」

ノリ良く話してくれる相手は好きだ。
手を握られ、引かれればそのまま歩きだす。


「あたしはロイナ。どっちも好きだから、気持ち良くしたりさせられたりしよ」

何なら気持ち良くさせるのは得意だが、今は特に口にはせず。

「どこでもいいよ~。アリエッタのやりやすい所が一番いいと思う」

場所については相手に一任するつもりだ。

アリエッタ > 「ロイナだね、じゃあ一緒に気持ちよくなろうね」

手を引きながら頬にキス。
手を引いて貧民地区の安宿へ。

「ここ、一見安宿だけど」

中に入ると宿屋の主人が隠し部屋に通してくれる。
中は貧民地区とは思えないほど立派な造りの部屋。

「じゃあ…今日はいっぱい楽しもうね」

ニコリとほほ笑んだ。

ロイナ > 【移動】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からロイナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアリエッタさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にフェブラリアさんが現れました。
フェブラリア > 蒼い尾を静かに揺らし、貧民地区の路地に似合わぬ可憐なドレスで練り歩く小柄な影。
少なくとも、この辺りでは見慣れない服装に、似つかわしくない高貴さを感じさせる佇まい。
竜令嬢のフェブラリアは、まるでお忍びの貴族が散歩でもしているかのように優雅に歩いていた。

無論、そのような目立つ真似を、恰好のカモになるような行為を何の理由もなしにするはずがない。

「……さぁて、掘り出し物があればよいのですが。」

何かしらの理由があって、治安の悪い貧民地区に顔を出しているのは想像に難くはない。
彼女の求める何かを探して、路地裏の奥へと歩を進めているのは間違いはないらしい。
それは奴隷か、あるいは獲物か――どのようなものであるにせよ、彼女は興味を惹くものを、探し求めていた。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にインフェルニアさんが現れました。
インフェルニア > 「おやっさん、じゃあ代金ここに置いとくねェ……あとさァ、混ぜモンすんにしてもこりゃねーぜ。
 こりゃアタシの実体験だが、このエール、あえて味を表するなら硫黄とタールの間って感じだし……」

近くのモグリ酒場……といっても、この辺りでは特段珍しくない、何から作られたかもわからぬ自家製の『酒』と言い張る、
かろうじて酔える泥水のような代物を売る店から、一人の女が顔を出す。これまた、店内で購入したと思われるトカゲか何かを
串に刺してやいた物をかじりながら……なんともなしに、そちらを見た。

「……アンタ迷子かァ? そんな高そうな服着てこんなところに入ってきちゃってさ。
 アタシがいうとうさんくせーのはわかってるけどよォ、大通りまで付き添ってやろうか?」

そういいつつ、その女は串をかじった。女は男並みに身長が高く……革のズボンと麻のチューブトップといういで立ちだが、
海焼けして浅黒いことが多いマグメール南方人にしても、より肌は浅黒い……というよりも赤黒かった。その体の大きさも相まって、
威圧感がないとは言えないが、あまり悪意は感じられず、親切心と物珍しさから声をかけた、という風だ。

フェブラリア > 「ほぉ……」

竜令嬢よりも頭は二つか三つほど上だろうか。
それを見上げ、値踏みするように観察した後、フェブラリアは目を細めた。

「(こんな王都で珍しい…)」

その赤黒い肌は、海焼けした人のそれとは明らかに異質なもの。
一見した限り、気の良い性格をしているらしき立ち振る舞いではあるが、人では無いなにかではないかと竜令嬢は推察した。
無論、詳細はより詳しくに確かめてみなければ分かりはしないだろうが。

「…ああ、いえ…迷子というわけではないのですけどね。
まあしかし、案内してもらえるというのであれば、お願いしてもよろしいですか?」

少しだけ考え込んだ後、とりあえず話を合わせておくことにする。
ここで変に揉め事を起こせば、折角のお楽しみに水を差されかねないのもそうだが、
興味を惹くものを見つけることは出来た為だ。