2023/05/29 のログ
ご案内:「王都マグメール  貧民地区 酒場」にアウロラさんが現れました。
アウロラ > (値段は安く、味は美味い。そんな口コミで人気が広がった大衆向けの酒場のとある店。そこにその女はいた。
他の大勢の客と同様に一仕事終えて、ちょっとした小銭を手に、ちょっと一杯引っかけようなんて腹積もり。

そんな女と同じようにその酒場には一仕事終えた商人や、冒険を終えて傷と小銭を手に入れた冒険者などを始めとして様々な人間が集っていた
彼らもまた一仕事終えて勝利の美酒を味わいにきた人間達であり、ある者は一人でくぴくぴと酒を楽しみ、またある者は顔も名前も知らぬ相手と気が付けば相席し、がやがやと騒がしく酒を嗜んでいた。

女といえばその一人で楽しんでいた側の人間であるのだが、がやがやと賑やかな酒場だ。気が付けば相席し、騒がしく飲む人間達の会話が聞こえてきた李もする。
こんな大衆向けの酒場であるし、酒が入っているのもあって気が付けば下世話な話が飛び交ったりもうする。
やれ、どこどこの店の看板娘が可愛いだとか、そこにいるウエイターの子の胸だか尻がでかいだとか、そういう軽いジャブから始まり、いつしか気が付けばその会話どんどん過激なものへとシフトしていった。

やれ魔物に犯されて魔物を産み続けた女冒険者の話だとか、とある地方にある教会に指定の時間に訪れると夜の相手をしてくれるシスターがいる教会だとか、とある道具屋で秘密の暗号を伝えると参加できる乱交倶楽部の話だとか・・・そのほとんどが眉唾モノの話で、ただ卑猥なだけで信憑性も欠片のない話郡ではあるけれど、ハーフエルフの女からすらばあまり聞いたことのない話ばかりであり、少しばかり興味深かった。

ぴく、ぴくと耳を揺らしながらこっそりとその与太話に耳を傾けながらちびり、ちびりと酒を嗜んでいて。
顔が赤いのはその与太話の影響ではなくて、お酒のせい。 きっと。)

アウロラ > (しばらくその場にとどまっていたものの、いつの間にか酒は切れてこれ以上の出費も少し厳しい財布事情となり、何もせず手持無沙汰でそこにとどまるのも少しばつがわるい。

ちょっと彼らのお話は気になるけれども、仕方なし。この辺りで女は諦めて何もなかったかのように代金を支払ってその場を後にして。)

ご案内:「王都マグメール  貧民地区 酒場」からアウロラさんが去りました。