2023/03/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にクレイさんが現れました。
クレイ >  
 貧民地区の娼館が集まる地区。娼婦だけなく宿を求めてこの辺りの仕事の人が、光に釣られて家の無い人が集まる貧民地区で賑やかな一角。そこを歩く男が一人。
 客? そうといえばそうだし違うと言えば違う。
 正確に言えば今”は”仕事中。
 この辺りの娼館が合同で金を出してこの男を雇った。定期的にこの周辺を護衛してほしいという依頼。
 合同なのでひとつ店の金額は少なくて済むし店からすれば良い事が多い。
 ついでに男はといえば仕事のついでに色々な娼館を見て回れるので良い誘いがあれば乗っかる。つまり護衛の仕事でもあるが客でもあるわけで。
 そんなこんなでこの辺りでは話しかける事もあるし、そもそもこんな地区で魔剣を腰にぶら下げて歩いていれば嫌でも目立つ。だから声はかけられるがタイプじゃなかったりでやんわりと断っている。
 そんなこんなで、今の所目に付く人はいない。こりゃ今日は普通に酒飲んで終わりかなとか色々と考えていた。

クレイ >  
「……こんな場所にいるとあぶねぇぞ。ほら、そうだな……あの花の書いてある看板見えるか? あそこに行け。クレイからよろしくってな」

 と路地にいた子供に少しのお金を握らせてとある店を紹介する。自分の知り合いの店だ。金も持たせたしある程度は飯とかの都合をしてくれるだろう。
 その後に関しては、まぁ掃除なりで雇ってもらえればラッキーかもしれない。
 クアァと欠伸をして道を歩く。
 先ほどから孤児やらが結構いる。戦いが多く起きれば必然として孤児が増える。

「……んだよ、お前は金欲しいなら条件見せろ条件……却下だんなもん」

 娼婦の知り合いが私も頂戴とかいってきたが条件を聞いたらあり得ない条件をだす。まぁつまりはお互いに冗談の関係だ。
 そうしてサラッとその娼婦を追い返せば警備の仕事を続ける。

クレイ >  
 仕事の終わりの時間、結局良い相手は見つからz。
 しゃあねぇかと首を回す。

「金貰って帰るか」

 と受け取りのお店に向かう。
 その先は花の書いてある看板のお店。
 女は買わなかったがそのままそこで夕食と宿を済ませる事になった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からクレイさんが去りました。