2023/02/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にルプスさんが現れました。
■ルプス > (貧民地区の暗い裏通り。捨ててあった木箱を椅子代わりに壁に凭れる少女が1人)
「お腹空いた……」
(最近この国に越してきたまだ若い吸血鬼は、寝床などは確保したものの未だにこの街では顔見知りなどもほとんど居ない。安定して食料を手に入れるのはまだ難しいようで。今日明日で生き死ににかかわる訳では無いがお腹は空くのだ。)
「……攫っちゃうとか……今どきそんなのしたらすぐ狩られちゃうし……てか、あーし弱いし?」
(人間1人くらいなら頑張ればなんとかなるかもしれないが。そもそも人間は数が多い、真っ向から敵対するなんてのはホントにすごい吸血鬼でなければできるはずもなく。こうして、ちょっと悪いお兄さんとかにナンパとかされないものかと治安の悪そうなところをウロウロしているが)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にスマートさんが現れました。
■スマート > 「ねえ、君一人?」
声を掛けられるのを待っているように見えた少女に、あまりにもベタな声をかける男。
軽薄そうな印象そのままに、笑顔で近くに立っている。
「お腹空いてるならついてきなよ。何か奢ってあげるよ」
さっきのつぶやきを聞いていたのか、手を差し伸べながらそんなことを言う。
場所が場所だけに怪しい手合いにもみえるが、喧嘩は弱そうである。
「あー、えっと怪しいものじゃないんだ。ほら、少し君がタイプで。もちろん下心あるんだけど」
さらりと言ってしまう。
■ルプス > 「ん~?……もち、みたまんま1人だよ?」
(声をかけられると二へっと笑みを浮かべて間の抜けた声を返す)
「……あ~聞こえてた?……」
(恥ずかしそうに頬をかく。といっても普通のご飯をわざわざ奢られるのもまどろっこしい。人間の食べ物はそんなに食べられないので)
「いや~……めっちゃ怪しくね?……タイプなのは少しだけ?……じゃああんまり高く買ってはくれないかな?……」
(座ったまま挑発的に足を組みかえ、人差し指を唇にあててぺろりと舐め。いたずらっぽい笑みを浮かべる。お金は実のところどうでもいいのだけれど、吸血鬼とバレないよう娼婦のフリをするのは定番だ。)
■スマート > 「聞こえてた。攫っちゃうのはよくないと思うなぁ……ねぇ?」
ウインク一つ、顔を覗き込むように何かを確認する。
じろじろと見て。微笑んだ。
「実際。見た目は結構タイプ。あとは具合だと思うんだよね。お互い。試してみない?」
彼女の視線誘導に導かれて足から唇を視線で舐めると、お返しにと言わんばかりに。
男は首元を解いて、見せつけるように彼女に晒した。
「結構、美味しいって評判でね。どうかな」
■ルプス > 「そうだねぇ……新参者がパイセン方のお客さんを横から攫っちゃうと狩られちゃうってね?」
(この辺は慣れたもので吸血鬼だと勘違いしてるんですか?とでも言いたげに首をかしげて立ち上がり。相手に近づき少し匂いをかぐようにしてから)
「……おじさん、顔は良いけど……美味しくは無さそう」
(次の瞬間。どこからとも無く二人の周囲にコウモリの群れが襲いかかり。ソレが通り過ぎると、少女の姿は消えてしまっていた)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からルプスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からスマートさんが去りました。