2022/08/16 のログ
アウロラ > (夜、眠れなくてふらりと街に出た。目的もなくぶらりぶらりとふらついて自然と足は歓楽街の方へと 夜遊びをする街へと向かうのはなんとなく、どうせなら遊びたい、なんていう心の顕れだろうか。

もう日付も変わろうという時間であるのに夜の街は未だ活気強く、人の往来も声も途切れることはない。

がやがやと楽しそうに語り合う人々とすれ違うのは一抹の寂しさ、というものも感じつつ女はふらり夜の街を往く。

家にいたって眠れない。退屈。静かな街をふらついていても寂しさが募るばかり。
このがやがやと賑やかな夜の街で寂しさも退屈もすべて忘れられるくらい刺激的な出来事でも――・・・。)

・・・そんな簡単に見つかったら苦労しないんですけどね。

(けれどそんな簡単にそんな面白いものなんて見つかる訳もなく。ふらりと道を歩いてどれほど経っただろう。心が揺り動かされるような出会いも出来事も未だなく、エルフの女の夜歩きは続いていく。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 退屈に欠伸をかみ殺すなんてものは仕事中ならともかく休みの日にするものじゃない。
欲望に任せて衝動的に街に出ていく、発散方法はいくらでもある、
手ごろな方法を探して、最悪そういう店にでも行くつもりで足を向けると。

どこか同じような顔をした女を見咎める。
上から下まで見て、舌なめずり。見目も悪くない。
そうとなれば、男の行動は考えるよりも早かった。
彼女の行く手を遮るように壁に手をついて裏路地に誘うよう呼び止める。


「退屈そうな顔してるな、君。俺に付き合えよ」

アウロラ > (退屈、刺激が欲しい。そんな子供のような我儘を胸に抱き歩いた最中、突然目の前を遮る男がいた。

これはいわゆる・・・ナンパ、というやつだろうか。それにしてはとても強引なやり口だとは思うけど。

しかし、いきなり見ず知らずの男に道を遮られて乱暴に付き合え、なんて言われてはいわかりました❤なんていう程純粋でも尻軽であるつもりもない。

いくら刺激や退屈を晴らすものを求めていたとしても私にだって選ぶ権利くらいあるんだ。)

・・・なんですか、あなた。

(むっ、と唇を尖らせてその不満そうな感情を包み隠さず表に出した。この程度で引くような男にはとても思えないし、力比べをして勝てる相手はとても思えないけれど、私は不服である、という感情を包み隠さず相手にぶつけて。)

グスタフ > 目の前まで近づいて、まじまじと見ながら。
ぐっと男は女の股合に足を突っ込んで壁に押し付けた。

「前もそんな顔してたな、そういえば」

どこかで見た顔だと思った。間違いでもなさそうだった。
無遠慮に服の上から胸を触って、その肢体の感触を確かめるように。

「覚えてない? 俺は覚えてる――」

さっきまで忘れていたことはおくびにも出さず。
隙の多い唇を奪うと、彼女の口内に何か流し込みそのまま裏路地の影に連れていく――。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からグスタフさんが去りました。
アウロラ > (男はさらに一歩近づく。逃がさないようにするためか、足の間に足を踏み込ませ、壁に押し付けるようにしてきて――・・・)

よく・・・覚えてらっしゃいましたね。

(この街にいるような男なんていちいち抱いた女の顔なんて覚えてない、と思っていた。特に・・・彼のような女をとっかえひっかえするような男になんて覚えられていないと思っていた。)

やめっ・・・!

(そして、男が胸に手を伸ばせばその腕を両手で抑えるようにして抵抗するけれど筋肉質な戦士である男の力にただの町娘。ただの画家である女が力で叶う訳もなく、むにゅ、ぐにゅ、とわさわさという衣擦れの音を鳴らしながらその柔らかな胸の形を男の手の形に歪ませる。

弱いものは力ある者にすべて奪われる。 女は必至に顔を逸らすも、自分の唇すら守れずに男に強引に唇を奪われて、なにかを飲まされて、裏路地へと連れ去られ――・・・。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアウロラさんが去りました。