2022/06/24 のログ
リレイ > ――結局その日も、胡散臭い目で見られただけであったが
それでも男はめげず、店へと帰っていった――

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からリレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にタマモさんが現れました。
タマモ > 王都マグメール、貧民地区。
大通りから離れた裏通り、そのどこか。
ずどんっ!と、何かが打ち付けられるような、鈍い音が響いた。
それと共に、呻くような声も、混じっているように聞こえるか。

まぁ、その場に居る者や、音を聞き、近付いたりした者が居れば、それは見られるだろう。
数人の男達が、そこかしこに倒れ伏し、少女が一人、その中心辺りに。
その少女の手が、男の一人の手に掛かっており、その男は仰向けに倒れている。
見る者が見れば分かる、その光景は、少女が周囲の男達、そして、最後の男を投げ倒したところ、と分かるものだろう。

「………ふむ、まぁ、良い気晴らしになった。
お主達の、運の悪さを恨むべきじゃのぅ?」

手を離し、ぱんぱんっ、と手を払い。
ふぅ、と一息吐き、ぐい、と汗を拭う仕草。
何かしら、襲われそうになった誰かを助けたのか。
それとも、偶然出会った小悪党を、気紛れに襲ったのか。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にスミデーさんが現れました。
スミデー > 「ん?今、何か物音がしたような……ちょっと見に行ってみるか。
面白いことだといいんだけどな」

(貧民地区の裏通り、トラブルも多いものの、その分だけ飯のタネやちょっとした小金稼ぎのネタもある場所を歩いていれば、大きな音が聞こえてきて、さて、何か面白いことでも起きているのだろうかと其方へと足を向ける)

「っと、これはまた派手にやったな。
相変わらず、元気そうで何より、タマモ。
……結構、長く会えてなかったけど覚えてるか?特に俺の名前」

(物音の方へと向かえば見知った少女がいて、周りに倒れている男たちを見れば相変わらず、元気だなと楽しげに笑い近づいていって。
そして良く名前を忘れられているので、挨拶代わりに覚えてるかどうかを尋ねてみる)

タマモ > 「うん…?」

ぴくん、少女の耳が揺れる。
呟く声、足音、鋭くそれを聞き取ったならば、の反応だ。
さすがに、その内容までは、集中していないと聞き取れないが。
ともあれ、誰かが近付いている、が分かれば十分だろう。

と、そうして、やって来た誰かを見れば。
それは、見覚えのある相手だった。

「む…誰かと思えば、久しいのぅ。
まぁ、気分は変われど、健康であるには変わらん。
………あー…安心せい、ちゃんと、覚えておるぞ?
あれじゃ、こう…喉まで、出掛かっておるが…」

しかし、その言葉に、視線を逸らせば。
ひらひらと手を振りながら、そう返す。
少女が、こう半端な物言いをする時は…大体、予想は付くのだろうが。

スミデー > 「ははは、久しぶりだな。
健康なのはいいことだな、そうじゃないと美味しいものも食べれないし、こうやってごろつきと戯れることも出来ないし、楽しいことも出来ないしな。
取り敢えず、こっちも変わらず健康だし元気だよ」

(健康だ、と言われれば相手を見つめてから地面に転がっているごろつきを眺め、そうだろうなと頷いて。
そして名前を問えば相変わらずの反応に楽しげに笑って、そんなに難しい名前じゃないんだけどな、と苦笑いを浮かべて相手の側へと近づいていく)

「それじゃあ、名前を思い出して貰う為にも俺の館に来て貰おうか。
久しぶりに会えたんだし、ゆっくりと旧交を温めるのもいいと思うしな」

(言いながら少女の頭をぽんぽんと軽く撫でようとして、久しぶりの邂逅を楽しもうと館へと誘う。
そして相手の了承が得られれば、転移魔法の使える魔物を召喚して館へ移動をすることに)