2022/05/18 のログ
ご案内:「〇〇しないと出られない部屋」にビョルンさんが現れました。
ご案内:「〇〇しないと出られない部屋」にゲーゲン・アングリフさんが現れました。
■ゲーゲン・アングリフ > 慣れぬ状況。どうすべきかわからぬ経験の不足。
そして、それでも発生する肉体への快楽からの興奮度の上昇。
それらにより、呼吸を乱していた男だが。
「……ぬっ……」
相手のささやきにより、男は冷静さを取り戻す。
小さくうめくと同時に、相手からかすかに距離を取り。
深呼吸を二度、三度、四度と繰り返し……。
「……申し訳ない。
少し、中てられておりました」
そう言い、相手に向けて笑顔を見せた。
そのまま、自身の手を確認する男。
相手が奉仕をしてくれたことにより、ぬれているその手を見て。
ようやっと、男は自分が今すべきことを見出す。
「その……触れても、よろしいですか」
男は、先刻まで自身の両手と膝を使い、相手に対して愛撫をおこなっていた。
しかし、それはまさしく表面上のソレに近しいもの。
ただ触れるのみ。ただ刺激するのみであった。
「私としたことが、十分な準備をするということを失念していましたので」
相手に頭を下げつつ、意図を伝えようとする男。
つまるところ、相手のその急所を。
改めて、ほぐさせて欲しい、ということ。
その意図を伝えつつ、男は、耳までを赤く染めていた。
ベッドの上、距離にして2歩ほど離れた位置。
「なので。その……解させていただきたいのですが」
その言葉の選択は。
なんとも、たどたどしいものであった。
■ビョルン > 抱きしめた肩が離れ、呼吸の音が聞こえる。
呼吸、衣擦れすらここでは矢鱈とよく響いた。
「そんな、俺如きに──
いや、有難いことか」
愛玩されるには、内も外も育ちすぎた。
寝台の上でのそのそと己の着衣を剥がし、ベットの脇へと落とす。
一糸も纏わねば白い肌が血色を透かせて見えるだろう。
足の間にある逸物もまた、子供の其れめいた透明感のある血色を示してはいるが硬度で言えばまだ半分だろう。
「ああ」
相手の言葉を受けてごろごろと姿勢を変えてみるが落ち着かない。
俯いて尻を突き出す姿勢はまだ、早いだろう。
結局は仰向けで片足を立てた姿勢へ戻る。
「──拡げたい。……手伝ってくれ」
言葉にすればやはり目隠しが焼け焦げそうになる。
指程度ではまだ大丈夫だろうけれど、うっかり噛み合っていた奥歯を浮かせて薄く唇を開く。
深い、吐息をついた。
■ゲーゲン・アングリフ > 「というか、むしろそこは。
私に対して、がっつき過ぎだ、と怒ってもいい場面かと」
相手の言葉を聞き、申し訳なさそうにする男。
そのまま、相手の脱衣を見守りつつ。
その際に、ベッドから転げ落ちたりしないように、と気を配る。
無事に相手が裸身さらせば。まずは一安心、と。
男は、ため息を吐くが。
「……ふ、む」
目の前で相手が姿勢を変えるのを見守りながらも。
やはり、ベッドから落ちないか、と少し不安に思う男。
なんというか、目線が本当に従者気質丸出しではあるが。
相手に仕える立場なので、それは仕方ない部分。
そうして、相手が一旦動きを止めたのを見れば。
「……畏まりました。
繰り返しになりますが。痛みや不快感があれば。
おっしゃってくださいね」
よし、と。男は相手の言葉を受け、小さく気合を入れる。
ここを上手くこなせなければ、この先がかなり大変になる。
これに関しては、男女共に同じこと。
だからこそ、しっかりとせねばならない、と。
男は、自身の過去の経験などから、知識を全力で引き出していく。
「……では」
そう言い。男は相手に近づくと。
添い寝するかのような形になり。
相手が濡らしてくれた指でもって、まず入り口周辺を軽くなぞっていく。
そのまま密着し、熱を伝えるようにしつつも。
まずは、しっかりと観察することだ、と。
手荒になりすぎぬよう、男は自身の心の手綱をしっかりと握る。
■ビョルン > 「それもそうか、
はじ、──慣れないもので済まないね」
軽口くらいは叩けるようになった。
姿勢を一定させれば傍らに相手の存在を感じる。
ただ、目隠しのため。
触れられる瞬間のタイミングは完全には測れず、秘所へ触れられれば大きく身じろぎしてしまう。
「ん、──っと、続けて……」
ピクリと震えながら上がった声に恥じるように唇を噛んで、また誘うように唇を開く。
もどかしさに内心、歯噛みした。
■ゲーゲン・アングリフ > 「いえ、こちらこそ……」
お互い謝り続ける形。
男は、内心。少しそれが面白くて。
笑みをこぼしてしまいそうになるのを必死にこらえる。
「わかりました。
……少し、強くしますね」
まず、軽く触れるのは大丈夫か、と。
確認しつつ。男は相手の言葉に返答し、愛撫を続けていく。
入り口を指の腹でなぞる、その速度を上げ。
空いている反対の手で、相手の腰や、胸板を直接撫で、更に刺激を与えるように。
特に、乳首や、腰骨などをなでるときは。
ただかすかに触れるのではなく、明確に、指で触れ、感じるように、としていく。
■ビョルン > 「もういっそ、いやなんでもない」
視界を塞いでも尚、羞恥心が強く沸き起こる。
半面──…
「最後の指示だ、今だけ俺に恋をして、俺を可愛く思え。
なぁ、ゲーゲン、懇ろの女には何て呼んで甘えられているんだ?」
手指で触れられる刺激、感じない訳でもない。
けれども己の内から追いきれない羞恥が、声帯を震わせるのを躊躇させていた。
ハッ、と浅く呼吸をとる。そして、これが快楽に繋がるのだと教え込むように自分自身の先を握り指先で摩擦していく。
■ゲーゲン・アングリフ > 「……?」
相手が何か言おうとしたのを聞き。
首をかしげる男。
それを更に追求すべきか。そう考えていた矢先。
「……ぬぅ、それはまた。
ずいぶん、直接的なご指示ですね。
そういうことでしたら」
わかりました、と。了承する男であるが。
次の言葉に、男は言葉を失う。
「……そういう存在が今居ないんですが。
……甘えられる、っていうこともあまり……。
なので。なんていいますか」
どうすればいいのか、と。ここでまた男は困る。
そこまで女性との遊びを楽しんだ記憶も。
無いでもないのだが。男としては、記憶の中にそれが無いので困ってしまうわけで。
「……その。上司部下の関係を気にせず。
お好きなように呼んでもらえれば、と。
……失礼いたしますね」
相手の行為を見守りつつ。一言声かけ。
男は、濡れた指で相手の中へと進入していく。
仕事柄、爪を短くしていてよかったな、と思いつつ。
相手の中の壁を指でかきつつ。
相手の姿を見ることで、自身の息子を高ぶらせていく男。
■ビョルン > 「なら話が早い、
俺はまだ」
恋の手応えを知らぬから。
心の中で続ける。
ゲーゲン、と相手の名前を呟いて。
「一夜の相手なら、若君、若旦那、坊ちゃん、坊や、なんて呼ぶ──好みのタイプが知れようものかな」
己には優しくも固い言葉の相手。このまま淡々と進むのだろうかと思えば、一抹の何かがチクリと己の中の人間味を刺していく。
だが全てこの部屋が悪い。
先走りが出始めた鈴口にぬるぬると指先を滑らしていれば、お断りを入れるような声の後に身体の外側にあった異物感がぬるりと忍び入ってくる。
「っあ──…は、」
そうして静止するわけでもなく、己の内が擽られていれば背筋がびくんと震える。
「やめ……っ…」
不随意にひくひくと腰が揺れる。
こんな感覚もものなのかと冷静に考える余裕もおおかた失った。
「……ないで、もっとして…」
擦り続けている自分自身は十分に熱を持つ。
口は幾らかだらしない形に開いた。
■ゲーゲン・アングリフ > 「ん……?」
まだ、という言葉に。男が疑問の声を上げる。
まだ、なんなのだろうか、と。
聞いてみようか、と思うのと同時に名を呼ばれ。
「……なるほど。確かに。
理解できる感じがいたしますね」
目の前の人物を呼ぶとき。どう呼ぶか。
そう考えたときに、思わず納得をしてしまう。
多分、色んな人間に硬く呼ばれているんだろうなぁ、と。
そう思うが故に、男は相手の中を解しつつ。
「……とりあえず、このまま解しますね」
多少強めの抵抗を感じたものの。
何とか、相手の中に入った指を動かしながら言う男。
男自身、かなり興奮してしまっているので。
軽く腰を引き、屹立した物が相手に当たったりしないようにする。
「……ビョルンくん。
その。欲しくなったら、言ってくださいね」
思案の結果。名前で呼んでみつつ。
男は、更に奥深くまで指を居れ、刺激を与える位置を変えていく。
相手が目隠しをしているため。
名前を呼んで、赤面しているのを見られなくて済んだのは。
男にとって幸いであった。
■ビョルン > 行動の予告のような、現在の行動の解説のような。
男の言葉が耳と頭を素通りするくらいに強い快感に溺れている。
解す、という行為の機能よりもただ強い摩擦が欲しい。
熱い臀肉の窄まりは今ならば快感を求めて緩く、次の指も、もしかしたら次の指も飲み込むだろう。
「はい、先生。気持てぃいれ──…」
言いかけて我に返った。
己を躾けた異国の男など、思い出したのは何年ぶりだろうか。
ただ、その時に全身に塗りこめられ撫でられて喘ぎ鳴いた油薬の香りも思い起こされた。
弾む息。
「怖い」
快感の中の大きな感情を吐露するが、身体は快感に圧されて利き手は爆発寸前まで高まった自身を強く握るに留めている。
■ゲーゲン・アングリフ > 男としては、まず第一に。
相手の体に負担をかけないこと、ということを考えているが。
それが、結果として相手を感じさせている、ということまでは。
考えが至っていなかった。
「……」
そんな中で、相手に呼ばれれば。
一瞬、男はきょとん、とし。動きを止めてしまうのだが。
「……大丈夫ですよ。
感じるままでいてくれれば」
相手のことを、色々と考えた結果。
男は、そう優しく囁くにとどめ。
そのまま、ぐりぐりと、相手の奥の奥を刺激するようにしていく。
男もまた、すでに股間は限界まで硬くなっていた。
■ビョルン > 「もっと、……荒く、掻き回して──おねがい、だから…」
己にとってこれはもう前戯で、尚且つそれによって達しそうになるまで高まってしまっている。
淫らな言葉で刺激を乞いながら、先を求められないでいる。
己だけの満足では、そもそも、この部屋は開かない。
最奥への刺激に、空気を求めるようにぱくりと口が開いた。
──本来の己の何かが粉微塵に砕けないと一言は出そうになく、息を呑んで閉じた。
■ゲーゲン・アングリフ > 「……こ、こう、ですか?」
相手に更なる、具体的な要求をされれば。
男は、わずかに困惑しながらも。
その要求に応えていく。
少しずつ、だが、確かに。
相手の中をかき回す指の動きを激しくしていき。
「……ん」
そのまま、男は。
相手の額に、口付けをしていく。
■ビョルン > 卑猥な言葉で強請り、快感を乞うていながら一線を越えるタイミングは完璧に見失っていた。
激しくなる指使いにひとしきり熱い息を上げた後。
ふと、己をクールダウンさせるように額へと唇が振れた。
暫し呼吸を整える。
ただ心は羞恥の風にすぐ冷やされるのだろう。
「しようか」
至極なんでもないことのように短く告げた。
「降参だ」
余計な一言も添えた。
■ゲーゲン・アングリフ > どれだけの時間、そうして愛撫をしていたか。
酷く緩やかに感じる時間の流れの中。
男は、相手の呼吸を感じ取り。
愛撫の手を止めた。
「……」
それと同時に、相手から告げられた一言。
男は、一瞬、間を外した後に。
「えぇ、そうしましょうか」
そう言って、相手の頭を軽く撫でた。
相手の中を満たしていた指を抜き。
そのまま、男もまた、衣服を脱ぎ始め。
ほどなくして、全裸になった男は。
「……それでは」
相手の肉穴に。
硬く張り詰めたペニスの先端をあてがった。
■ビョルン > まるで、よく言えましたと褒められでもするように。
頭を撫でられれば、砕けるというよりは何かが解けた。
「これっきりにしようなんて、誰が決めたのだろうね」
既にこんなにも情が湧くような行為を。
己にとってはこの部屋の与える苦痛の最大のところかもしれない。
相手が戻った気配があれば両手でその所在と姿勢を確認し、片足を相手の肩へと掛けた。
どうせならば深く繋がろうと姿勢で促せば
「いいよ」
と、目隠しのまま首肯を送った。
写真のように義妹の破瓜の血を受けた記憶が蘇る。ハ、と乾いたよな笑い声は一声のみにして押し隠す。
■ゲーゲン・アングリフ > 「……それは、難しい話ですねぇ」
相手の漏らした言葉に。
男は、はふぅ~ん、と。鼻から息を抜き。
相手の頭を抱きしめながら、ぽふぽふと頭を軽く叩く。
男は、まだまだこの相手のことを知りきれていないが。
故に、色々と考え込んで。想像してしまう部分があった。
「お、っと」
相手が姿勢を変えてくれるのを受け止め。
男も。それに合わせてしっかり相手とつながれるようにする。
「……んっ」
そのまま、腰をゆっくりと前に突き出し。
男は、相手の中へと進入していく。
痛みを伴わないように、と。細心の注意を払いつつも。
中を進む度、男の股間は、びくびくと跳ね、相手の中、壁を叩いてしまっていた。
■ビョルン > 待ちくたびれたと強請るように、喜んで相手を受け入れるように腰が揺れる。
「ひぁ……」
ミヂミヂと己を満たしながら犯しながら進み来る熱。
そういえばこれまで、相手の逸物を目にすることはなかったかとふと思う。
そうして、声を上げて受け容れれば相手のことだ、痛くはないか窮屈ではないか問うてくるのだろう。それを遮るべく口にする。
「ゲーゲンの、デカいね。
好きだよ、そのチンポ」
指で解すに届かなかった所すら、触れられるのは快感以外のなにものでもなかった。
「動いてよ」
相手の突端が結腸に達するとそれだけで白濁混じりの先走りが鈴口から臍へと糸を引いた。
そうしてその最奥に二度三度分け入られる頃には
「───!!…っ」
高く声を上げてシーツの皺を掴み吐精する。
そうしてもまだ尚、快感は続きシーツと目隠しを涎と涙で濡らし。
■ゲーゲン・アングリフ > 「ふ、う、ぅっ……」
相手の中へと入る間、男は小さく息と声を漏らす。
やはり、キツさは相当なものであり。
気を抜けば、それだけで達してしまいそうなほどであった。
「……そぅ、ですかね……。
いや、ただ。サイズ感以外が、ね……」
相手からの声かけに、そう答える男。
たしかに、大きさに関してはある程度の自信がある男であったが。
当然、年齢の問題あり。持久力や角度に関しては。
少し、コンプレックスであったりする。
だが、やはりほめられるのは嬉しかったらしく。
「……えぇ、任せてください」
相手から求められるがままに、男は腰を動かしていく。
まず、緩やかに。動きがスムーズになるのを待つように。
しかして、相手が強く感じるのを確認すれば。
「……くぅっ……!」
男がペースを上げ、一気にスパートしていく。
それは、自身と相手を同時に高めるように。
願わくば、同時に達せるように、という。
そんな気持ちのこもった腰使いであった。
■ビョルン > 相手の逸物の怒張を強く感じる。
「一回しか言わないけど、何回もいっぱい出して……ッ!」
種を受ける倒錯的な喜びは己を満たすが、またすぐに次の熱を産む。
「ア、──…」
上がる息で余韻の中、軽く腰を揺らしながら呟く。
「まだチョーキングも噛みつきもしてもらってないや」
まぁ持久力ないか、お疲れさんなどと言葉で挑発して様子を覗った。
■ゲーゲン・アングリフ > 「な、ぅぇっ!? あ、が、がんばり、ますっ!」
いきなりの一言に、男の脳が大混乱に陥る。
が、やはり習性的なものか。
男はそう応えてしまい。
そのまま、そうして相手の中に精を放ち……。
「……ぐふっ……」
そのまま、軽く相手にのしかかるような形になってしまい。
ぜぇはぁと息を吐く。
男の心臓はもはや破裂するのでは、というほどのペースで脈動し。
しかして、相手に声をかけられれば。
「……ぬ、ぬぅ……。
と、とりあえず。確実に扉が開くまでは。
がんばらせていただきますよ」
相手の挑発に、少しムッとした表情を見せながら。
男はそう言い、再度、腰を動かし始めるのであった……。
■ビョルン > 「もうひとつ、ドアが開いても寝るまで傍に」
たっぷり消耗し合えば抱き合って眠る可能性すらあるが。
けれども人の領分を超えた力学の部屋で一夜を過ごし、目が覚めれば身支度を整えて頭を抱える。
宿代を部屋に置いて裏口から出ようか、と臆病風が囁いたが──
忽然と姿を現した愛刀を携え、男が仕切る階下の店のモーニングサービスに顔を出したのである。
それはまあ威風堂々たる佇まいだったとか。
■ゲーゲン・アングリフ > 「それはもちろん」
ドアが開いたからといって。
すぐに部屋を出て行く、というつもりもなかった。
そこは、責任を果たすつもりだ、という男であったが。
程なくして、体力の限界で男もまた気絶するように眠ることになってしまうのだが。
なんとか、相手より先に目を覚まし。
店の営業を開始していれば。
相手が平時の様子で店に下りてきたので。
「……軽い食事で大丈夫ですか?」
と。男も、平時の振る舞いを心がけたのであった……。
ご案内:「〇〇しないと出られない部屋」からビョルンさんが去りました。
ご案内:「〇〇しないと出られない部屋」からゲーゲン・アングリフさんが去りました。