2022/02/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にタマモさんが現れました。
タマモ > 王都マグメール、貧民地区。
大通りから、入り組んだ路地へと通る脇道に、少女の姿はあった。
…正しくは、その一帯に広げられた結界、その領域の中だが。
足を踏み入れた者を、無自覚に己の元に引き寄せる。
まぁ、そう広域には出来ないが、なかなかに便利な能力だ。

「………いつもの事だが、この時期は、どうものぅ」

そんな呟きを洩らし、適当な、木箱の上に腰を下ろしている。
この力は、己の拘りに反したものだ。
しかし、今の少女には、そうした拘りを強く抱いてはいない。
それは、時期的なものであり、その期間中は、普段以上に面倒を嫌う傾向が出てしまう。
いつもは、運等に頼る事を好む少女だが、今は力業に入っているのが、その証拠だ。

誰かしらを、己の元に招いて、どうするのか?
まぁ、そんなもの、言うまでもないだろう。

足を踏み入れ、己の元にやって来るかもしれない、誰か。
それを、少女はのんびりと待っていた。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にカチュアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からカチュアさんが去りました。
タマモ > まぁ、この力は、普段のものより、人を寄せる率は高い。
しばらく待てば、誰かしら来るのだろう。
その相手が、誰であるのかは…

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からタマモさんが去りました。