2021/12/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/裏路地」にヴェルソートさんが現れました。
ヴェルソート > 「Ah 1つ目の夜 何処から貴方が世界に降りる…♪」
貧民地区…犯罪の残り香も色濃いその場所、放置された木箱に腰掛けて。
艶のある、甘く滴るようなテノールが狭い路地裏に反響するように周囲に響かせ歌う小柄な男が一人。
歌声に込められた魔力は…治癒と安寧…それと声にもともと祕められた僅かな魅了。
楽器の補助がないので大層な効果はないが…スラムの住民でも少しばかり安寧があってもいいだろう、なんて気まぐれがあったのは、まあ違いない。
もちろん、この声が届く範囲に誰かがいるかまでは、自分の知るところではないが。
単に歌うだけなら、どこぞの酒場でも良かったが…まぁ、そんな気分だったのだ。其れ以上の理由はない。

ヴェルソート > 「…~♪」
そうしてひとしきり歌声を響かせれば…響く音と魔力の余韻を残して、今度は鼻歌まじりで、路地の向こうへと去っていく……。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/裏路地」からヴェルソートさんが去りました。