2021/10/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にクフィナさんが現れました。
クフィナ > 貧民地区の一角の路地で時折に行われる露店の集まり。
怪しい露店が並ぶ路地の一か所で時々に作りすぎたマジックアイテムを売るために店を開く。
ただ売れる売れないは運なので最悪は買い取って貰うという事も多々。
しかし今日はそんな事も無いようで。

「はいはい、ありがとう。
…おまけ?そう言うのはないから買ったらさっさと他を見てってください」

水のろ過に使える道具を売り、更におまけを強請る客を追い払って次の客へ。
ありそうで案外ないマジックアイテムは買う者は買うので売れる時は売れ行きは上々。
客が去れば呼び込み、売れれば愛想的な笑みを見せて客を見送り。
そして客がはけてしまえば一休みを大きく息を吐いて。

クフィナ > そうして休んでいればやってくる次の客。
在庫がなくなるまで商売を続け、完全になくなればそっとその場を離れて去っていく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からクフィナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアークさんが現れました。
アーク > 貧民地区。
そこはマグメールの中でも治安も悪いが、様々なものを飲み込むるつぼの様である。
この場所にいないのはおそらく金持ちぐらいであろうが、金持ちたちも時折怖いもの見たさで入ってみて逃げられなくなったりもするがそれはそれである。
そんな貧民地区の片隅、あばら家めいた家が乱立する場所へと足を踏み入れた少年。
その表情は非常に困った顔をしている。
なぜならあっちにフラフラこっちにふらふら歩いたり、途中に落ちていたガラクタに意識を向けている内にすっかり迷子である。
戦えば負ける事は無いが、敵意や害意、嫉妬等が混ざり合った住人たちの粘着質な視線を感じると肌を粟立たせ、小さな体をふるりと震わ、踵を返しとりあえず別の道へと逃げ込んでいく。

「うはー、なんか怖かったかもー」

アーク > 人通りの少ない路地に逃げ込み、ちょっと一息。
貧民地区でも浅く比較的治安の良い場所に借りた自分の家にはいつたどり着けるだろうなんて考えれば、小さな肩はがっくりと落ち深いため息。

「にしても、本当に寒くなってきたよねー もうぶるぶる。」
と、小さな体をさらに小さく抱きながら撫でる夜風から逃げるように体を震わせながらトコトコと進んでいく。
あえて普通の靴を履いているが、地面に足の裏から体温を奪われ、心なしか芯まで冷えていくようで…。

「うぅぅう… あばらやだと隙間風で寒いし、勝手に改造するのは簡単だけど周りの目が面倒だし…。 こまったなぁ…」

等とため息を着きつつとぼとぼと進んでいる。