2021/09/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にタマモさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にフレイヤさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からフレイヤさんが去りました。
■タマモ > 王都マグメール、貧民地区。
いつも通りの、気紛れの散歩。
通りを、路地を、見通せる屋根の上。
とん、とん、と飛び渡り、何かないかと見下ろしながら。
「ふむ…」
場所が場所だ、さすがに簡単に、見付からないのはいつもの事か。
面白そうな場所、店、そして相手。
探すついでに、移動を続けていた。
■タマモ > とん、一度、着地した屋根で足を止める。
ごそごそと、袖から取り出すのは、紙袋。
更に、その中に手を突っ込めば、もそり、出したのはクリームパン。
とは言っても、そこまで質の良いものと言う訳でもない。
まぁ、この辺りで偶然見かけた露店、そこで買ったものなのだから、仕方無いが。
それでも、甘いには変わらない。
はむ、と一口。
その場で軽く腰を下ろし、もぐもぐと、食べ始めた。
「これはこれで、悪くは無い、うむ。
やはり、パンは甘いものに限るのぅ。
辛いものなんぞ、食べる者の気が知れん」
うんうんと、満足気に頷きながら。
一つ目のパンを食べ終え、紙袋の中を覗き込む。
買ったのは4個、残り3個だ。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にシルヴァさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシルヴァさんが去りました。
■タマモ > 美味しい、しかし、すぐ食べてはもったいない。
軽く考えた後、紙袋は手にしたまま、とん、と屋根を蹴った。
とりあえず、次にどこか止まったところで食べよう。
そんな感じに、少女は再び移動をし、その場を後にするのだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にルヴィエラさんが現れました。
■ルヴィエラ > (貧民地区の路地を歩く、影
普通ならば、こんな所には立ち寄らぬだろう貧困層とは無縁と思えぬ姿は
先刻まで、幾人かの住人へと声を掛けていた
慈善事業などでは無い、宗教的な巡業でも無い
目に留まった年若い娘を、自らの娼館に誘う為、だ
年若いと言っても、其の年齢層は人間の、特にこの国の感覚とは違う
10代だけではなく、20代後半の女にまで幅広く
美しいならば、其処に素質を感じるならば、或いは――気まぐれに
声を掛け、話をして、そして、変化の切っ掛けを与えるのだ
以前からそうして、行っていた「散歩」は、別段夜に限った事ではない
ただ、此処最近は、少々其の存在が目につき始めたか
歩いているだけで、様々な視線や気配が、此方に向けられる様になって居た。)
「―――――いやはや、懐かしいね。 ハイブラゼールの時も似た様な感じだったか。
出た芽を摘みたい貴族、商敵、盗賊の類…随分と、狙われた物だ。」
(さて――今、己に向けられている何者かの気配も、そう言った類だろうか
自分に刃を向けた者たちも様々に居る。 暗殺者、傭兵、魔法使い、騎士――
悪意に満ちていた者も、そうでは無く、依頼主の虚言に騙されて、正義の元に立ちはだかった者も居た。
裏で人身売買や、誘拐などを行って居るのだ――なぞと言った理由が、主だった所か
まぁ、兎も角、理由など様々な訳だが。
――撒くのは簡単だが、そうはしない。 其の理由はとても簡単だ。
別段、気に留める程の相手ではない、と判断したが故に
もしこれが、何時かに出会った、団長階位の本当に力ある騎士であるなら
其れなりの待遇で出迎えるか、早々に立ち去らねばならない訳だが)。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > (フィアンセが下賤な娼婦にされちまった!娼館の主を捕まえろ。直々にとっちめてやる!――とある貴族の御曹司が、顔を真っ赤にしながら冒険者ギルドに現れ。ギルドの世話役になだめられながら高級娼館『ファタール』の館主の捕縛依頼を出したのは二週間ほど前の話だ。魅惑の高額報酬に釣られてその依頼を引き受けた褐色肌の冒険者は、同じく依頼を引き受けた他の冒険者たちと協力してこのところずっと、貧民地区に張り込んでいた。
――件の娼館の主は外見20歳前後。中性的な長身で、絹糸の銀長髪。白磁の肌。瞳は紅いが、時に別の色にもなる。
この二週間の調査の結果、そんなわずかな特徴のみが自分を含めた冒険者たちに共有される。
……そして、今。
貧民地区の路地にて、貧しい花売りを装い。
粗末な衣服を身に着け、単独。
目標の目撃情報があった場所にて佇む褐色肌の冒険者が目にしているのは情報にあった通りの人物であった。
……偶然の出くわしに内心緊張を覚えるが、おくびにも出さないようにつとめる。
とうとう見つけた獲物だ。
話によれば影から影へ移動する事も叶うらしい。
他の冒険者に連絡して援護を乞う暇はないだろう。
体術にはそれなりの自信がある。1人で捕えてやろう……。
相手の歩いているやや前のほうから、小さな唇だけしか見えないほど目深にかぶったフード。
破けやほつれの目立つワンピース姿の小柄な人影が、ゆっくりと歩いてくる。)
「あの……お花、いかがですか?
きれいな魔晶花です。
一晩、お部屋が明るくなりますよ……」
(かすれた声を装って、手にしたバスケットから花をひとつ持ち上げる。魔晶花という、名前の割には魔力を持たず、王都の郊外にそう珍しくもない頻度で見つかる花だ。ほんのり青い光が一晩灯る、それだけの代物。貧民区ではよく売られている類のものだ。
花売りを装い、油断させる。相手が近づくか、それとも無視して横を通り過ぎるか。
いずれにせよ、自分と相手の距離が詰まった瞬間に懐にあるナイフの柄で鳩尾を強く打とうとする心算である。
……しかし、褐色肌の冒険者はまだ知らなかった。
最上級の暗黒魔法を操る影使いの視界には、一泡吹かせようと企む自分の足元の薄い影が敵意にうっすら揺らめいているのが既に相手にバレているということを。)
■ルヴィエラ > (そもそも娼婦を一概に下賤と言うのは如何な物か、なぞと思う物だが
其処は人間の、貴族としての価値観も在るから一概には言えぬか
はて、恐らく当人は、全く持って身に覚えも無いだろう罪状では在るが
まさか、冒険者ギルドに依頼として挙がるとは、また豪胆な策に出た物、か
凡そ指名手配の人相書きまで記されている様な状況とは露知らずだが
其の場合――勢いだけで掲げた依頼にケチがつくのは見えている
何せ、己が娼館に「同意無く」攫った娼婦など居ないからだ
ギルドへの対応も、水面下で進められて居るだろう。
勿論、気が逸った冒険者が仕掛けてくるのは致し方ない事だ、が
其の場合は、正当防衛、と言う言葉も存在する。)
「――――――……おや、御機嫌ようお嬢さん。 やぁ、此れは綺麗な花だ。 いくらかな?」
(声を掛けられ、足を止めた。 見れば、其処には少女の花売り。
籠の中に積まれた花を見下ろし、それから、穏やかに微笑めば
値段を問いかけ、凡そ法外な値段で無ければ、指先に取り出した硬貨と換えようとする
相手の傍まで近付く事に何の躊躇も無く、片腕はポケットへと入れた儘。
見目としては余りにも無防備に見えただろう、その隙を窺って
もし、娘が一撃仕掛けようとするのなら。
―――刹那、鳩尾を打ち据えた筈の其の腕が、ゴムの様な弾力に沈み
其の視界を、影が。 光さえ遮る漆黒の闇が、スライムの捕食の如くに覆い尽くして
ぎゅぷん、と、全身を飲み込んで仕舞う、か。
捕えて仕舞えば、影は飲み込んだ娘を内包したまま、もごもごと蠢く
黒の泥濘の中で、ナイフも、ぼろ布も剥がされて、裸身を晒された上で
ぽん、と、顔だけが浮上を、赦される筈だ)。
■タピオカ > (あくまで雌をとられた雄の言い分だ。娼館内のその内情や働いている娘たちの心持ち、身なりも知らずに興奮しながら喚き立てた依頼は現代で裁判として例えるのなら刑事ではなく民事訴訟のほうに寄っている。故、いつかその依頼の詳細を娼館の主が知る事があれば一笑に付す程度のもの。
件のフィアンセについては、自らその御曹司から離れて娼館の中に入っているという笑い種も仕込まれてはいるのだが、それらについてはまたいつか。
とにもかくにも、娼館の主には正当防衛をふるう権利があるのは確かだ。)
「……ひとつ、1ゴルドです。
えっと、いちばんきれいな花を渡しますね……!」
(口にした値は、最安値といっていいほど。平民地区の感覚で言えばお手頃、雑貨のついで買い足しても良い雰囲気だ。
商談成立となりそうな柔らかな物言いにほっとしたような微笑みをフードの下で浮かべながら、その実、殺気を覆い隠す演技の一部だ。右手首に下げたバスケットへ、左手を差し入れて一番良いものを選んで渡そうとする仕草の途中で、彼の片腕がポケットへ入っていくのを見た。
――今――。
一瞬で、バスケットのさらに奥、袖口の中に吊るしたナイフを順手で掴んで木製の硬い柄を相手の下腹にしたたか打とうした瞬間)
「ふ、ぁ……!ぅあああっ!
何、……こ、れ……っっ……!?
ぐっ、ぅううううぅぅぅっ……!は……!はっっ……!
おぼ、れ、るゥ、……!?
んぐううう!んむぅうううっ……!」
(不意を打たれたのは自分のほうだった。十分に体重を載せたはずの一撃の手応えがまるで無く、逆に吸い込まれてたたらふむ。採取してきた花の光がぱっと散り、路上へ。まるで地上に居るのにまっくらな夜の海に投げ込まれたかの恐怖に、まくれたフードの下から青緑の瞳を見開き。影に捕食されてじたばたと喘ぐ)
「っぷ、はぁぁああっ……!
はあっ……!はぁっ……!はぁ……っ……!
はな、して……っ……!」
(影のぬかるみが海水のように喉にひりつく感覚を覚えるのは、怯えが先行しているせいだ。吸い込んではいけない、という反射的な反応で止めていた息が、顔のみの浮上を許されたことで大口の荒ぶる呼吸になる。黒いぬかるみの中で褐色肌の裸身を、薄桃色の乳首も恥丘も晒したまま手足をでたらめに泳がせ、溺れる寸前の顔つきで容赦を乞い)
■ルヴィエラ > (本当に見せてはならぬモノを、見せて仕舞うほど愚かでは無い
冒険者たちが掻き集めた娼館の主の情報とやらも、あくまで、表沙汰になって居るものでしかない
彼らに、或いは彼女達に、唯一不幸であった事は、其の娼館の主の名が
王都では余り、まだ浸透し切って居なかった、と言う事だろう
ハイブラゼールの夜の王。 高級娼館ファタールの主。 賢明な者は依頼を無視した事だろう。)
「――――――……1ゴルドにしては、随分とお手付きな事だ。」
(残念ながら、硬貨が娘に渡る事は無かった。
指先に摘まんだ硬貨を、一度、ぴん、と指で空中に弾けば
いつの間にか何処かへと消え、落ちて来る事は無かった
影の中に囚われた娘を、暫し佇み眺めれば、娘の顔が現れた時には
其の瞳が、きっと、相手の眼前で、其の顔を覗き込んで居た事だろう
不意打ちを食らった事に対して、怒りも不快さも無い、先刻と変わらぬのんびりとした微笑
開口一番、離してくれと願う様子に、僅かばかり首を傾けては。)
「――――――……それは、君の対応次第だ。
先に仕掛けて置いて、ゴメンナサイは虫が良すぎるだろう?
何の用かは知らないが、私にも身を守る権利が在るのでね。」
(其れとも、失敗する覚悟も無かったかな? と。 静かに、囁く様に、娘へと言葉を掛けては。
次の瞬間に、再び影が蠢き出す。 裸身を晒させた娘の膣孔に、影がずるりと這入り込む。
顔が出ていなければ、何処にも縋る事なく溺れて仕舞いそうな感覚の中で
膣襞を押し開きながら、胎の奥までを、形無き影が蹂躙して行けば
ぐちり、子宮孔の形に影が密着して――)
「――――――……誰の差し金か、聞いても?」
(言うだろうか。 其れとも、真面目な性質であろうか。
冒険者としての信用と言う物を考えれば、口に出すのは憚られるかも知れないが
もし、娘が答えなければ。 影がどろりと粘度を増すだろう
娘を捕らえる其の黒き塊が、須く――魔力から変質した、媚毒へと、変わる)。
■タピオカ > (ぐ、と奥歯を噛みしめる。どこかへと消えた偽りの取引のゴルド硬貨の行方を気にする余裕もなかった。影の牢の中で裸体、顔だけ覗かせたまま、あっぷあっぷ。水面だけ顔出した漂流者。もう一度指が軽く弾めば、自分をこの影の中に一生閉じこめられてしまうかもしれない。変化自在の影という意味の深さを考えていなかった、戦士としても冒険者としても手痛いミスを後悔しながら、顎から顔へ影がのぼっていくのを防ごうと顔を必死に斜め上へと持ち上げて)
「……頼まれただけ、なんて言っても、……ぅっ、……ぁ……、はぁ、……はぁ……、っ、
……何の言い訳にもなりそうにないね……。
……失敗する覚悟なんて持ち合わせてない……、相手が誰でも、……うまく仕留める自信があっただけ……。
――ッひんっ!?あ!あっっ!ぃぁああああっ……!あーーーーっ!」
(目標についてよく調べ上げていなかった失態の上でも。合理的には、彼の言う事が正しくても。一度刃を向けようとした相手に、そう簡単に屈するつもりもなく。影との恐怖に文字通りの水面下で戦いながら、憎まれ口とふてぶてしい口調をどうにか保っている。紅い双眸にさえも飲まれてしまいそうな自分と身体を奮い立たせ、すでに空振りにおわった自信について言い表し。――膣に、一番大切な場所に異変を覚えて、それは一瞬にして弱々しく裏返った。武者震いにもならない、仔犬のような震えをしながら瞳が潤む。影から泳いで抜け出ようともがくも、膣いっぱいに膨らむ嫌悪感に歪む顔つき、大きく口を開けて浅く早い呼吸を繰り返す。
どこか青い硬さを残す膣肉はなすすべなく、その壁を飲み込まされ。おそれおののきながら影にすがりついている。子宮口のぽってりとした肉孔がひしゃげ、形なき影の先端にて強く窄まった)
「ひ、ぁ、……はぁっ、……はぁぁっ……!
は……っ、……はァっ……!
……言、う……もんか……っ……!」
(裸にされても、その裸の中まで陵辱されても。
依頼人の名を伏せるだけの誇りは持ち合わせている、つもりではあった。恐れに冷や汗を滴らせながらの呼吸の下で、うまく動かない首を左右に振る。
――とたん、子宮口に奇妙な熱が走って瞳が見開かれる。「ぃやぁあああっ!」甲高い悲鳴がほとばしり、子宮から染み渡っていく媚毒の熱に影の中で身悶え。でたらめに背筋をよじって首を左右に振り乱す)
■ルヴィエラ > 「成程…自信を持つのは良い事だし、何かの依頼と言う事も分かった。
襲われる様な目立った事をした覚えは無いのだがね…ちなみに、人違いと言う事は?」
(はて、本当にまったくもって身に覚えが無いのだが、と
念の為、娘へと向けて、自らの無実を訴えてみるが
もしこれが、正当な理由など無き暗殺依頼、だとかであったなら
それはもう、己の陳情など如何でも良い事だろうか
何れにしても、己が襲われたと言う事実自体は変わらない
娘も、詳細を話す心算はどうやら、今の所無さそうだった
であれば――オシオキするくらいの権利は当然、持ち合わせて居るだろう
命を奪う心算は無い。 娘からは敵意こそ感じた物の、其れは殺意とは違った
故に――己らしい、やり方で。 夜魔としての、やり方で。
響き渡った娘の嬌声を、もし聞く者が居れば、直ぐに駆け付けそうな。
されど、此処が人気の無い場所故か。 或いは、治安が極度に悪い場所故か。
寄って来る他の気配は無く、助けを期待するのは難しかろう
注がれ行く媚毒が娘の子宮を一気に満たし、ぶくりと器を膨らませて、奥へ、奥へと染み渡る
影の中で、不意に娘の両腕が拘束され、動きの自由を奪われては
溺れる危険が無くなった代わり、今度こそ、逃げ場を失った実感を
子宮が灼熱に焦がされ、悪辣な疼きを植え付けられ行く感覚と共に
蠢く影が、膨らんだ子宮を、ぐにぐにと揺すり立てる、更なる悪辣を齎して。)
「では、言わぬなら、もう其れ迄の話だね。
それにしても…確りと食事はして居るのかな? 少々健康的とは言い難いね、素材が良い分、勿体無い。」
(相手の頬に、寄せる掌。 少々肉付きの悪い其の肌を、柔く指で撫ぜてやりながら。
襲撃の事など、如何でも良くなったかに、娘の事を問うては
――媚毒の噴出量を、強める。 子宮の底を叩くその勢いで、娘の身を、堕として行く様に)。