2021/09/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 夜の貧民地区、と聞くだけでなんとなく危険な空気。
路地裏はもちろんのこと表通りだって、普通は気にして歩くだろう。
もちろんこの大男のように、そんなのさっぱり気にしない、といったのもいるわけだけど――。
「んー………ああ、そう、たしかこっち。」
というか、迷っていた。
……なんでだろうか、このあたり、貧民地区ではよく迷う。
いい加減にぼつぼつ、歩きなれても来たはずなのに。
ランプ灯みたく明るい月を見上げて、はあ、と溜息。
――最終的に奥の方、なんだか、よくわからないとこにやってきた。
「んむ、…こりゃ、まずい。完全に迷った。
あー……おうい、だれか、いないか。」
もういっそそこらのチンピラでもいい。
表通りも人気の減る時間帯だが、声を掛けた。
■イグナス > ――と、思ったのだが、人違いであったか。
姿は見えず、しゃあなしと男は頭をかいて、歩き出す。やれやれ、ここから抜け出せるのはいつになるのやら――
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からイグナスさんが去りました。