2021/07/23 のログ
黒須 > (激しい腰振りが続き、次第に少女もまた獣の様な声を上げる。
興奮はさらに高まり、体も徐々に熱くなり、そしてまたしても男根が膣の中でぴくぴくと震える。)

「ハァ…そら、また…出そうだ…。」

(一度止まるとそのまま少女の腰を掴んでベットに固定すると更に激しい腰振りを始めた残像が残るほどの激しい腰振りで真上から何度も少女の体を潰すかのように動き回り、音を立てながら何度も何度も子宮を貫き、そして絶頂を迎える。)

「フゥ…ゥウ…。
ヌォォ…!たっぷり、飲み込め!!」

(最後に一撃、強い突きを放つとそのまま破裂する様に少女の中で果てる。
大量の精液がまたしても少女の子宮に注がれていき、そして妊婦の様に腹を膨らませた。
それで収まるはずもなく続けざまに出て来るも、しばらく中に出したのちに引き抜き、少女の体に向けてぶっかける。
太もも、腹、胸、腕に顔面など、少女の体を自分の精液で染めるように振りかけてどろどろに溶かしてイク。)

真白 >  
「ぁ゛♡♡♡ が♡♡♡♡ っぶぉ♡♡♡♡♡ ぇぶ♡♡♡♡ ぎゅ♡♡♡♡♡ ぶ♡♡♡♡♡♡」

余裕も何もない。
口から漏れるのはもはや声ですらなくなっていて、ただ潰された肺の吐き出す空気が喉と口を鳴らすだけ。
ばちゅんばちゅんと激しい音を立てながら少女の子宮が耕され、

「ぐぇ♡♡♡ ぉ♡♡♡♡♡ ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぅ゛♡♡♡♡♡♡」

二度目の爆発。
体内に注がれる精液、再び膨れる腹。
今度は途中でぐぼん、と抜かれ、全身に粘ついた白濁液がばたばたと降り注ぐ。

「ぉ♡♡♡ ぉぁ♡♡♡♡ ぁ゛ー♡♡♡♡」

白い粘液に埋もれながら、子宮からどぷどぷと同じものを吐き出して。
力なく、白濁液に染まるベッドに沈む。

黒須 > 「ハァ…ハァ…。
中々、いい具合のマンコだったぞ…。」

(射精を終えると全身が精液にまみれた少女を見て呼吸を整える。
秘部からも滝のように精液が溢れ出し、ベットの上は既に精液の水たまりとなっていた。
その上では少女が力なく倒れており、脱力していた。)

「…おい、意識あるか?
次は…口で綺麗にしてくれねぇか?」

(三度目にも関わらずの固くなっている男根。
愛液と精液により濡れており、強い性臭を出していた。
それを少女の頭の上から重ねるようにし、唇に亀頭をくっつけて様子を見る。)

真白 >  
「んぁ――あぅ――」

ぐったりとベッドに四肢を投げ出す。
しかし頭の上からペニスを重ねられれば、僅かに頭を動かして反応する。

「、んぁ、む、ぅ」

口を拡げ、それを呑みこむ。
押し込めば押し込むだけ飲み込まれるような、アナルとも膣とも違う感覚だろう。
ずるずると押し込まれるがままに飲み込み、根元までぐっぽりと抵抗なく飲み込む頃には、喉はそのペニスの形がくっきりと浮かび上がる程に膨らんでいた。

「っ、――、げぅ、ぐぶ、ぉ――」

苦しそうな声を上げるながらも、僅かに動く舌で口の中のペニスを必死で舐め上げる。
喉はじゅるじゅるとペニスを吸いながら、きゅうきゅうと締め付けて。

黒須 > 「ン…ハァ…。」

(出したばかりの男根のため、舌が当たるだけで敏感に反応する。
動くたびに奥の方に合った残り汁が少量ずつ漏れ出し、何度も奥の方へと流れる。)

「ハァ…ハァ…。」

(苦しそうにしながらも舌を動かし、吸い付きながら締め付ける感触に興奮が高まり、次第に我慢が効かなくなる。
少女の体を固定する様に腕を体にくっつけさせて腰を動かした。
秘部と尻穴で行ったようなあの激しい腰振りを今度は口で行おうとしたのだった。)

「すまねぇ…!こんなの…我慢ができねぇ…!」

(すでに理性がまた無くなり本能のままに動き始めた口内レイプ。
浮かび上がる男根の形が無くなればすぐさま浮かび上がるように往復する。
内の端に根元が当たり、顔面に垂れていた睾丸の入った袋が何度も当たる。
性器同様に喉を犯せば冗談で無く苦しくなり、デリケートな食道といった気管が犯されることになるだろう。)

真白 >  
「ん、んっ♡ ぶぁ、おぶっ♡♡ ぢゅ♡♡」

抜き差しされる際の僅かな隙間からなんとか空気を這いに取り込む。
開発されきった身体は息苦しさをも快感に変え、大きなペニスを突き入れられるたびに身体が跳ねる。

「んぶっ!? ごっ、ぉ♡♡ ぅ゛お゛っ゛♡♡♡ ぅ゛ぇ゛っ゛♡♡♡♡ お゛お゛ぅ゛っ゛♡♡♡♡♡」

彼の叫びと共に、一気にストロークが激しくなる。
ごりごりと食道を抉り、何度も何度も往復する。
呼吸などしている間もなく、息苦しさが加速。
しかし、それすら快感に変え、ばたんばたんと身体の跳ねが大きくなる。
子宮に残った精液がぼびゅる、ぼびゅると吐き出され、脚をびいんと突っ張りながら、絶頂の波に押し流されて。

黒須 > (通常太すぎる黒須の男根。
普通の人間が咥えれば顎の関節等簡単に外れてしまう程の太さである者の、少女が咥え込めたことに確信をもって奥まで挿入したのだった。
膣と違い、かなり狭くぬるぬるとした口内の肉が心地よく、興奮が高まる一方であった。)

「ハァ…ハァ…。
チッ…!こりゃ…我慢…できねぇ…!」

(射精したばかりであったために耐久性もそこまでなかった。
少女の口内で犯し続けていった結果、興奮も相まって射精が早まってしまったのだった。
それでも興奮して早くなった腰を緩めることができず早くなる腰振りを維持したまま、太ももに来る電流の様な感触と共にまた破裂する。)

「オラ、上の口でも…飲み込め…!」

(そのまま根本をがっつりとくっつけての口内射精。
何度も出したにも関わらずの大量の精液が少女の口の中へと注がれていく。
濃さ、匂い、量、全てが全く変わっていない同等の物が今度は口にそがれ、胃袋へと注がれていくだろう。)

真白 >  
「――っ♡♡♡♡ 、っ♡♡♡ っっっ♡♡♡♡♡♡」

三度吐き出される精液。
ベッドから腰を浮かせ、弓なりになった腹がどんどん膨れ上がっていく。
それに押し出されるように子宮からは同じような精液が勢いよく吹き出す。
胃袋に納まりきらなかった精液が逆流し、しかし口は塞がれているために鼻から射精するような勢いで白濁液が噴出した。

「――――、♡♡♡♡ ♡♡♡♡♡♡♡ ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

どしゃり、と身体が落ちる。
酸欠か、それとも絶頂か、びくん、びくんと痙攣を起こし、目は完全に裏返ってしまっている。
膨れ上がった腹と喉。
鼻の穴からはペニスから吐き出される勢いそのままに精液が飛び出してくる。

黒須 > (射精を終えてそのまま口から引き抜く。
唾液と精液によりより一層汚れが増した男根が表に出る事となり、更に匂いも強くなっていた。
それでもまだ硬さを維持している様子であり、体も少女とは違い汗でテカテカに光っていた。)

「…そろそろ。〆の頃合いだな…。」

(男根は固くも自分の体からしてこれが最後の様な気を覚えていた。
気絶しているような少女の姿を見て、一先ず無残になった少女のこの状態を一度片付けなければと思った。
自身が出した精液を拭き取り、水たまりや体にぶっかけた体液を取り除き、外見だけでも綺麗にしようとした。)

(しばらくしての小休憩後に少女が意識を戻せば再度のプレイをしようと提案しようと思っていた。
最後に少女に壁に手を突かせて立たせ、尻を突き出させて尻穴を蹂躙しようと考えたのであった。)

真白 >  
「――ごぶっ、ぐ、げはっ」

ペニスを引き抜かれ、同時に大量の精液が吐き出される。
蛇口を全開まで捻ったような勢いでごぼごぼと白い粘液が流れ出し、それに応じて腹が少しずつ小さくなっていく。

「げぼっ、ごぼっ、っか、は、はぁーっ」

酸素を求めて荒い息を繰り返す。
しかし無意識な行動のようで、まだ意識は戻らない。
彼が掃除を済ませ、とりあえずは見られる外観になった頃。

「――ぁ、は、ふぁ……?」

目を覚まし、ぱちくりと何度か瞬きをして。
ぐったりとした身体で、ぐんにゃりと起き上がる。

黒須 > 「ん…気付いたか。」

(ぐったりと起き上がる少女に気付く黒須。
今度は窓の近くで煙草を吸って休憩を取っていた、吸い終わればそのまま近寄り少女の体を支えて壁へと連れていく。
尻に熱いままの男根をくっつけて擦り付け、倒れぬように手首を掴んで壁に押し付けて立たせていた。)

「さぁ、最後の仕上げだ…激しく行くぞ…?」

(そう言うとそのまま、尻の穴に亀頭をくっつけると一気に奥まで挿入しようとしたのだった。
再度激しい感触を少女に与え喘いで反応するのを見ずに動き始める。
初めから容赦のない腰振り、尻に当たるたびに激しく痛そうな程に響きの良いスパンキングの音を立てながら尻穴を掘るように犯し、最後の性欲を処理しようとするのであった。)

真白 >  
「ん、ぇ……?」

記憶が定まっていない。
混乱しつつも連れられるがままに壁まで歩き、がくがくと震える脚で体を支える。
しかしまだまだ硬さを保った熱いペニスを尻に宛がわれれば、顔は一気に雌のそれになり。

「は♡♡♡ はっ♡♡♡♡ は♡♡はぁっ♡♡♡♡♡♡♡♡」

今にも崩れそうな腰を必死で支え、それがねじ込まれるのを今か今かと待つ。
そして、

「――っ、ぅぅうぅぉおあおおおぉおぉ♡♡♡♡♡♡♡」

ずるん、と何の抵抗もなく根元まで入り込む。
そのままピストンが開始された。
ずるりと抜かれて落ちる腰を、再びペニスと彼の腰が押し上げる。
足の先が浮くほどの衝撃のすぐ後にまたずるんと抜けて、その繰り返し。

「ぃ゛♡♡♡ ぁ゛♡♡♡♡♡ ぉ゛お゛♡♡♡♡♡♡ お゛ぅ゛っ゛♡♡♡♡♡」

黒須 > (力の入っていない少女の足腰。
男根が硬いがために少女の体を支える事となり宙に浮かせているような状態となってしまう。
それでも構わずに押さえつけた手首と腰の角度を使って少女の尻穴を再度犯すような形に保つ。)

「フゥ…!ハァ…ハァ…ハァ…!」

(歯を食いしばる姿から舌を出して涎を垂らす様。
正しく発情期の犬と言わんばかり獣差を露わにしながら少女を犯し、穴をほじくりまわしていった。)

「オラ…オラ…!
もっと、気持ちよくさせてやるよ…!」

(宙に浮いていた少女をそのまま床に倒し、仰向けの状態にさせて寝バックの体勢に。
ただでさえ今でも快楽に溺れた獣の様な喘ぎを出しているが更に高めようと手を伸ばした。
後ろから少女の首を掴み、そのまま締め始めたのだ。
死なない程度の強い力で少女の首を掴み、息を整えにくい激しい寝バックで酸欠を起こさせるかのような激しくもハードでアブノーマルなプレイを行い始めた。)

真白 >  
「ぁ゛っ゛♡♡♡ ぅ゛♡♡♡ っ♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

押し倒され、首を絞められる。
窮屈な姿勢で呼吸もままならず、尻穴をこれでもかと抉り倒される。
その全ての刺激が快楽に置き換わり、脳が焼き切れるほどの快感に襲われて。

「っ゛♡♡♡♡♡♡♡♡、――っ゛、♡♡♡♡♡♡♡ ――♡♡♡♡♡♡ ♡♡♡♡♡♡♡♡」

最早自分の形すらわからない。
ドロドロに身体が溶けてなくなってしまったような。
口から涎を流し、鼻からも鼻水を垂れ流し。
全身の筋肉が緩み切り、小便すら漏らす始末。
それでも尚、肛門の括約筋は弱弱しくも彼を締め付けている。

「♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡゛♡゛ ♡♡゛♡゛♡゛♡♡゛゛♡♡」

黒須 > 「ヌォォォォ!!!
出すぞ…このまま、全部…吐き出すからな…!!」

(少女が自我を保てなくなっている状態で自身も同様であった。
人ではなく獣となった自分の神経も少女を犯すことで頭が一杯となり、弱々しく締め付けて来ている尻穴も無視してひたすらに腸で男根を擦り刺激していた。)

「ヌォォォォォオォォォォォォォォォ!!!!」

(遠吠えにも聞こえた叫びをあげるとそのまま少女の尻の中に全てを吐き出した。
睾丸に残っている精液、言葉通り金玉空っぽになるまで射精しつくしたと言った状態である。
最後であっても少しも変わらない大量の精液が少女の尻の中へと注がれていき、最後であるため永遠とも思えるような長い射精が続いた。
全力で全てを注ぎ込み、仰向けである為に腹に溜まらず注いだ物は全て結合部から溢れかえるばかりだった。)

「ハァ……ハァ……。」

(射精が終わるとついに男根にも固さが消えていた。
柔らかい肉の塊になった男根をぶら下げ、少女に倒れそうになるも肘と膝を使って何とか踏ん張り耐えるのであった。)

真白 >  
「♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛」

視界が白くなる。
脳内で激しい電撃が発生しているような。
身体は完全に溶け切って彼と一体になったかの様な感覚。

「♡゛♡゛ ♡゛♡゛♡゛ ♡゛♡゛♡゛♡゛」

最早完全に気絶している。
口から先ほどの精液を吐き出しながら、ピクリとも動かない。
まるで死んでいるかのように。

黒須 > (射精と絶頂が重なるこの時、互いにすでに力尽きていると言うのが正しいだろう。
少女が死体の様になっていれば自身も同様の状態であった。
床には小便と精液が混ざった水たまり、ベットもシーツは変えていないために臭いも強烈である。
他者が入れば、ある意味ここは地獄の様な空間に違いないだろう。)

「…ふぅ」

(あの力尽きた状態からしばらくして起き上がったのは黒須だった。
先に正常に戻れば少しフラフラしながらも立ち上がり後片付けに入った。
精液だまりと軽いシーツの交換をし、少女の状態を見て、意識が戻ればそのまま浴室に再度運ぼうとしたのであった。
互いに匂いの染み付いた体を洗い流し、現在は披露回復の為自分の膝の上に少女を乗せて湯船に浸かっていたのだった。)

「はぁ…ひっさしぶりのセックスは…かなり疲れたな…。
まぁ、気持ち良かったし…イイか…。」

(首を軽く回しながらゆったりと体の疲労を流し、膝に座らせた少女の頭をまた軽く撫でてリラックスする。)

真白 >  
身体が重い。
その割には、なんだかゆらゆらと揺れていて、妙な軽さも感じる。

「――ぁ、……?」

ゆっくり目を空ければ、湯船の中にいることに気が付いた。
身体はぴくりとも動かない。
何があったのか、と動かない頭で考えて、その頭を撫でる何かに気が付いた。

「……ぁ、ぁぁ」

思い出した。
彼に買われて、セックスをしたのだ。
そこで初めて湯船の中で彼の膝に座らされていることに気が付いた。
喋ろうにも、喉がカラカラでうまくしゃべれない。

黒須 > 「ん、目覚めた…って、何度目のセリフだか…。」

(声を発する少女を見ては言うも呆れたように目を逸らす。
意識を失わせている犯人が言うことではないだろうと思い、自分でツッコミを入れていた。
喋れていない様子からして顎や舌が原因で無く、単純な水分不足だろう。)

「そういや、何も飲んでなかったな…。」

(そのまま少女を抱えて共に湯船から出る。
自分はズボン、少女の体にタオルを巻いて浴室を退室し、ベットに少女を座らせる。
その後はキッチンと思われる場所に向かうとグラスにウィスキーとミルクを入れてベットに戻った。
少女にミルクを渡し、並ぶように自分も座ってウィスキーを飲み始める。)

真白 >  
ざばり、と湯船から引き上げられる。
そのままタオルを巻かれてベッドに座らせられ、ミルクを渡された。
それを見て、彼の顔を見る。
飲め、と言うことだろうか。
ちびりと飲む。

「――なまえ」

ぽつり、と。
そう言えば名前を聞いていなかった。

黒須 > 「ん…?」

(少女のやっとのことで聞けた声。
久しぶりにも思えるその声を聴くと質問を投げられた。)

「…黒須。黒須・狼だ…。
…嬢ちゃんは…?」

(名前を名乗るのはこれが初めてであった。
そして、自分も少女の名前を知らなかった、抱いていた時に呼び方が分からずに悩んでいたが、それでも何とかうまくやったのでは?っと自分の中で自己完結してた。)

真白 >  
「黒須くん」

名前を呟く。
その後で自分の名前も問われ、

「真白」

答える。
くぴ、とミルクを口に含み、飲み込む。

黒須 > 「……ただの黒須で良い。」

(「くん」で呼ばれるのに少し慣れていなくて少し気恥しい気持ちになり訂正した。
呼び方は人の自由だが、まぁ、直るのならそっちの方がいいと思っていた。)

「ん、真白、か…。
随分と変わった名前なんだな?」

(自分とは正反対な名前でしかも名前からしても異国人の様な雰囲気があった。
この国も謂わば他国の人間の集合によりできた町、東国の名前が混じっている物が居ても変わらないだろうと思って受け止めた。)

「どうだ?俺とのセックスは…。
他の客と比べて、そうそう変わらなかっただろう?」

(ほとんどが理性を失っての激しい交尾であったため自身も同じような物だと思っていた。
少しは気遣ったつもりだが、何せブランクがあったために本能に従い過ぎたのだろうと考えていた。)

真白 >  
「ん、黒須……くん」

呼び捨てにしてみた。
なんだかしっくりこない。
結局くん付けになってしまった。

「しろいから、って言ってた」

本当の名前は知らない。
自分を拾った人がそう呼んでいたからそう名乗っているだけ。
どこの言葉かすら知らない。

「ん……そうでもない。二回目の最初は、知らなかったけど、よかった」

彼に抱き付いてのセックスは、気持ちいいとは違う心地良さがあった。

黒須 > 「…好きに呼べ」

(無理に強制するつもりはないのでできないのなら好きに呼ばせることにした。)

「単純な名付けだな…。
…ま、シンプルで良いし、名付け親も良いセンスしてんじゃねぇのか?」

(姿の通りだった。
それでもそのままの名前でも憶えやすいし良いのではと関心はした。)

「まぁ、大体記憶を失っているからな?
…そう、そりゃよかった…。」

(ウィスキーを一口飲んでふぅっと満足そうなため息を漏らす。
他の客とは相手の仕方が違うとなれば、普通じゃないと新しいやり方の発見と言うこともあり、その感覚が正直嬉しくも思えていた。)

真白 >  
「ん」

好きに呼べ、と呼ばれたので好きに呼ぶことにする。

「黒須くんの黒は、黒いの黒?」

首をかしげて。
そうであれば、自分とは逆の色。
黒ずくめだし、彼もまた姿の通りだと。

「――それ。おいしい?」

彼がウイスキーを飲む様子をじっと見て。
美味しいのだろうか、と。

黒須 > 「んなわけぇ…。
俺の名前は…親父からだ。
親父の名前は「黒須・龍」この闇金業者をやっていたやつで、元貧民地区最強って呼ばれていた。
で、俺はその息子だから名前を引き継いだだけだ。
ちなみに、親父はとっくの昔に死んでいる。寿命でな。」

(自分の名前はそう簡単ではなかった。
親の息子だから名前を引き継いでいる、考えれば少し難しい仕組みである為自分も詳しくは話さなかった。)

「あ?ウィスキーのことか…?
やめとけ、まだ年も行っていない子供にゃ飲むべきもんじゃない。
それに、匂いも強すぎて慣れるのに時間がかかるな。」

(見た目からしてまだ飲酒を許可された年齢ではないと見て飲ませなかった。
慣れるとウマイ物を飲んでいると言う形である。)

真白 >  
「ふうん……?」

よくわからない。
とりあえず、彼の名前は黒須、と言うことはわかった。
あと父親の名前も。

「おいしくないのにおいしくなるまで飲むの?」

何故そんなことをするのだろう。
苦行でしかないような気がする。
おいしくなった時はよほど美味しいのだろうか。

黒須 > 「あー…そうだな。
客を喜ばせるためにフェラしたり尻穴を広げたりで経験積んで満足させるだろ?
それと同じだ。」

(とっさに思いついた例えがこれだ。
要するに初めは苦手や好きじゃないことも慣れればのちに好きになったり得意になったりすると言う説明のつもりあった。)

「…にしても、真白。お前、疲れてないのか?
普通、お前くらいの外見の子供なら、このぐらいだとすぐさまぐっすりと寝ると思っていたが?」

(子供にとってあのセックスはかなりの体力を有するはずだ。
だからこそ、すぐに体力切れになると思っていたが、真白にはその傾向が見えなかった。)

真白 >  
「……? べつに、お客さん喜ばせるためにやってない」

出来るからしているだけだ。
もっと言えば、それが出来なければ生きていけなかったからしているだけだ。
たまたま自分は最初から素養があった、と言うだけ。

「つかれた。黒須くん、一回が激しいし、三回もした」

それを責めるわけではないが。
実際身体はまだ重いし、あまり動きたくない。
彼が問うていることと、この答えがかみ合っていない事には気付いていない。

黒須 > 「あくまで商売って所か…。
だったら、納得だな…。」

(あの抱き着いたり頬を撫でたりするのが別の気持ち良い感覚になっていたのは「商売」でなく真に気持ちで感じたからなのかもしれないと考えた。)

「まぁ、俺は激しいのが好きだからなぁ…逆にゆっくりだったりだと…なんつうか満足できねぇんだよ。」

(噛みあってないが真白答えに沿うように自分も合わせて答えることにした。
どうしてもハードプレイの方を好んでおり、スローセックスに対しては少し満足するのに物足りない、もどかしい気持ちになってしまうため集中できなかった)

真白 >  
「?」

何に納得したんだろうか。
よくわからず首を捻る。

「私も、激しい方が好き」

首を絞めるだとか、窮屈だとか。
自分が自分でなくなるような感覚が、好きだ。

黒須 > 「いや、気にしなくてもいい。
俺の独り言だし、真白にとっちゃ理解するのにかなり時間が必要だろうさ。」

(教師でも親でもない自分だからこそ下手な個人価値を教えるのは後々面倒くさいことに繋がるだろうと思い合えて喋らなかった。)

「確かにそうだな?首元を噛んだり、首を締め付けたら…獣みてぇにすげぇ声で鳴いてたな?」

(クツクツと喉で笑う。
あの光景を見たからこそ、こちらも余計に興奮しただろうと思えた。
獣染みた喘ぎも自分にとっては興奮を高めるプレイの一環であり、今日の夜で丁度良いプレイが出来たと思っていた。)

真白 >  
「ん」

頷く。
気にしないでいいと言われたら気にしない。
素直、と言うよりは、主体性がない。

「首締められると、苦しくなって、ふわふわして、きもちいい。すき」

まるで空を飛んでいるような感覚。
空を飛んだことはないけれど。

黒須 > 「…なんとなく、わかるかもな…。」

(こういうプレイでされたことはないが、昔喧嘩をしていた時はよく首を締め付けられる時があった。
あの時も確かに脳が軽くなる感覚がしたのを覚えている。)

「…なぁ、首絞めたり噛んだり以外でよ、他に気持ちよくなるやり方あるのか?
また買う時があったらやってみてぇと思うしな。」

(長年の喧嘩や戦闘故に力加減もわかってるため少女が望むようなそう言うプレイもある程度なら対応できると思い、今後に生かそうと聞くことにした。)

真白 >  
「存在強度減らした時と同じ感じがする」

世界から自分が忘れられるような。
現実味がなくなり、自分の色が薄くなっていくような。

「ん、口の奥まで飲み込んだり、たくさん出されてお腹いっぱいになったりするのも、すき。でも、今はあんまり売ってないから」

次があるかどうかはわからない。
娼婦は生きるためにやっていたことで、今は食事も住居もある。
今日みたいにたまに自分がしたくて立つ事もあるけれど。

黒須 > 「存在強度…?」

(あまり聞きなれない言葉を聞いて片眉を上げる。
減らすと言うのはどういう意味なのかと疑問に感じた。)

「ふぅん…あれか、フェラで大量に飲ませて苦しくさせるのもありってことな。
…まぁ、それでいいと思うがな?俺は独占欲が強すぎるからな、次があるか分からない方が、俺にとってはいい薬になる…。」

(チャンスがいつ来るのかわからないッというのは少し惜し所ではある。
だが、その方が変に気にすることもないから良いのではないかと思い、聞ける分だけ良かったと思えた)

真白 >  
「ん。こうする」

頷き、自身の存在強度を一気に下げる。
よほど集中して注視していないと、目の前に座っていても見失うぐらいまで。
その状態で立ち上がり、彼の反対側に座り直して強度を戻す。

「じゃあ。たまに遊びに来る」

独占契約、という訳ではないが。
少なくとも、自分がしたい時は立つのではなくここに来てする、と。

黒須 > 「む…。」

(急に隣に座っていた真白が居なくなるのに対して目を見開いて驚いた。
匂いは既に覚えており、肌の感触で場所もわかり、聴覚で体から出る小さな音も聞こえるが、確かに集中しないと見つけられないほどの能力であった。)

「ん…いいのか?
遊びに来るってことは…またセックスする時に金は出ないってことになるが…お前はそれで良いのか?」

(娼婦として働いているのであるならばセックスは金にするための商法だ。
少女の現状は知らないがそれが少女の生き方なら少し不利なのではっと考えている)

真白 >  
「前の飼い主がそう呼んでた。弱めると脆くなって薄くなる」

強めればその逆。
とは言え、強める方は不得意だが。

「いい。セックスも、お金もらってないし。今日寝るところと、明日のごはん」

一日分生きるために、一晩好きに使ってもらう、ということ。
今は仕事をしなくても寝るところがあるし、食べるものもあるから。

黒須 > 「ふぅむ…中々に面白い能力だな?」

(自分の存在を弱めることができる。
擬態能力に長けている様子は自分でも感心する所があった。)

「ん…。
…物好きだな、お前も。わかった、たまに遊びに来ていいさ。
ただし…その時には、たっぷりと可愛がってやるよ。」

(クツクツとまた楽し気に笑う。
だが、そこには素直に喜んでいる様子も顔から見て読める事だろう。
それにまた会えると言うのならそれはそれで悪くない気がしたのだった。)

真白 >  
「これで近付けば、簡単に殺せる」

刃物の一つでも持っていればそれで刺すだけ。
その辺の警備なら素通りできるし、簡単だ。

「……たまには、――やさしいのも、してほしい、から」

激しいのは好きだ。
だけれど、あの優しいのも、嫌いではない。
今までそれをしてくれたのは彼だけだったから。
それを頼めるのは、彼しかいないと言うのも、ある。

黒須 > 「かもな。
だが、それはあくまで素人相手にはそうだろうさ。
冒険者の中には五感を化け物みたいに高めたやつもいるからな。
俺でさえもそれに近いようにできたし、油断は大敵だ。」

(今も集中すれば道付けれる、貧民地区のチンピラの自分がここまでできるならそれ以上に極めた物も居るため、一応の忠告として伝えた。)

「…。…わかったよ。
俺も…慣れるために、優しくしてやるよ…。」

(心の底から出て来た気恥ずかしさが湧き上がる。
思わず頬にも赤みが出てきてしまうが酒で誤魔化し、少し照れ隠しをするようにしながらそうするっと了承を得させることにした。)

真白 >  
「ん。わかった」

今はその仕事はしていないけれど。
自分だって命は惜しい。
忠告は素直に受け取っておいた。

「……無理は、しなくていい」

ちょっと残念そうに。

黒須 > 「あーがっかりすんな…。」

(残念そうに言う少女に対してからっと恥ずかしさを取り除いていつも通りの気持ちに入れ替えた。
またしても少女の頭に手を乗せては優しく撫でる。)

「そもそも俺も無理して慣れないプレイのセックスなんざしねぇよ。
もしそれったら、なんも考えずに「イヤだ」って俺は答えるしな。」

(即答せずに答えたのもその証拠。
自分がしたくないプレイを誤魔化してやるほど性欲にむしばまれているわけではない。)

「…まぁ、お前を見ているとどうしても相手したくなるって言うか…俺の我儘で関わりたくなるんだよな…。」

(少し何か訳アリの様な事を呟くが、真白を借りるために勝ったのも少女の姿に何かを照らし合わせた事がきっかけだろう。)

真白 >  
「んぅ」

頭を撫でられ、目を細める。

「……」

彼の言葉を黙って聞いて。
しばらく考えたのちに、

「――誰かの、代わり?」

首をかしげて見せた。

黒須 > 「…あー…まぁ、なんだ…。
俺も生まれて20年だが、色々とあってな?
まぁ…狼の血のせいかね?ちょっとばかし未練があって、つい重ねたって話だ…。」

(真白と似ている存在を思い浮かべてつい重ねてしまった自分が居たのだった。
だからこそ、初め別であると改めて考えた時に悩み、セックスの時に燃えたのもそれが原因でもあった。)

「ま、何はどうであれ、だ…。
色々と、よろしく頼む…ってところか?」

(なんと言えば良いのかわからないが、少女との付き合いもこれからしばらく長くなるだろうし、改めて挨拶することに)

真白 >  
「そう。別にいいよ、誰かの代わりでも」

特に気にすることもなく。
そもそも今日会ったばかりだし、今までだって誰かの代わりに抱かれたことだってあった。

「黒須くんが私とセックスすることで、黒須くんのその、みれん?がなくなるなら、それでいい」

じ、と見つめながら。
自分はいつだって誰かの代わりだ。
誰かの代わりに抱かれ、誰かの代わりに殺して。
きっと今も、誰かの代わりに生きている。

「よろしくおねがいします」

ぺこり、と頭を下げる。

黒須 > 「…世話になるぞ…。」

(自己肯定感がないからこその少女から感じられる虚無な感情。
けれども、自分にとって少女は代わりっというように感じさせてしまったのは罪悪感もあったのは事実だった。)

「…さぁて、セックスで疲れちまったし…今日は寝るか?」

(軽く伸びをしてベットに横になる。
頭の後ろで腕を組んで少女の様子をうかがうことに)

真白 >  
「ん」

頷く。
そうして彼が横になれば、少し迷って。

「……ここで、寝ていいの?」

彼が寝ているベッドを使っていいのだろうか。
少し迷って、出来るだけ邪魔にならないところで小さく丸まってみた。
じ、と彼を見る。

黒須 > 「ん…構わねぇぞ…。」

(邪魔にならない所で小さく丸くなる少女。
腕を伸ばして自分の近くに寄せる。)

「元の姿より細身になったからスペースは空いているし。
それに…これから関わるんだったら、今のうちに距離感も慣れてぇしな。」

(今後も関わることになるかもしれない。
ならば、少しでも近づく機会は与えたいと思ったのだった。)

真白 >  
「わ」

そしたら近くに抱き寄せられた。
びっくりして声が漏れる。

「元の、姿?」

姿を変えられるのだろうか。
今の姿は仮の姿?
疑問が色々沸いてくる。

黒須 > 「ああ、今の姿は仮の姿。
本来の俺はデカいしな?」

(訳があって自分はこの姿になっている。
狼の血の由縁はそこに関りがあるのだ。)


「…お前はまだ色んな事を知らないだろうし…俺がわかる分は教えてやるよ…。」

(話していてもわかる無垢な面と肯定感の無さ。
世界を知らないからこそのこの気持ちだろうし、自分が力になれるなら何かになりたいと思っていたのだった。)

真白 >  
「ふうん……」

どのぐらい大きいのだろう。
家で読んだ図鑑のドラゴンぐらいだろうか。
なんてことを彼の腕の中で考える。

「ん。勉強、してる。わからないところ、教えて」

算数とか、文字の書き方とか。
この間は自分の名前を――この国の字で――書けるようになったところだ。
教えてくれる人が増えるのは、ありがたい。
彼の隣で、脚を抱えて丸まって。

黒須 > 「あいよ。教育のなってないチンピラだが…こう見えてもある程度の知識は備えているからな。」

(子供の頃は学校なんてものはなかった。
だからこそ、学習は自分で行動して学ぶしかなかったが、やったおかげで学ぶことも多く学習したことも多かった。)

(脚を抱えて丸まった少女の頭に手を置いては寝かしつけるようにゆっくり、優しく、一定のリズムで撫でた。)

真白 >  
「ん……」

撫でられてほどなく、規則正しい寝息が聞こえてくるだろう。
やはりあれだけの激しいセックスをした後だ、疲れはあった。
丸まったまま微動だにせず、気持ちよさそうに眠る――。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から真白さんが去りました。