2021/05/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に黒須さんが現れました。
■黒須 > (薄汚れた空気が漂う街、貧民地区。
ここは人生に負けた者、あらゆる事情により最底辺の生活を余儀なくされた者達が住み続ける町であった。)
「…さて、次はっと…。」
(その町を歩く男がいた
サングラスに黒一式の服装にかなり質の良さそうな革ジャンを着た長髪の男。
本来なら、周りの獲物となる姿のはずだが、誰も近寄らなかった。)
(今日は金貸しの仕事の関係により、貸した客が金を返さないために回収のため歩いていた。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に黒須さんが現れました。
■黒須 > (マグメールに存在する最下層の地区、貧民地区。
空は常に灰色の雲が覆っており、町は全て寂れていた。
道を歩けば、ハイエナのように死んだ目をする住民が住んでおり、外からの人間を狙っていた。
更には違法なやり取りも平気で行われていた。
麻薬、盗品…そして、闇金。
様々な物が流れ、常に淵を歩くような日々が続いていた。)
「…次の回収先は…あっちか…。」
(そんな町の中を歩く男が1人居た。
長く背中を隠すような後ろ髪はまるで獣のようであり、全身の服装は真っ黒であり、まるで狼か獅子のように見える。
サングラス越しから見るその男に対し、周りの住民は関わろうとしなかった。
男の名は黒須。
貧民地区で金貸しを行っている反面、ギルドで賞金稼ぎとして依頼をこなす日々も過ごしていた。
そんな彼のもうひとつの噂、それは、喧嘩負け知らずの実力である。
彼の親である獣人、黒須・龍の意志を受け継いでおり、彼一人だけで1グループのギャングも潰したとの言われていた。)
「めんどくせぇが…仕事だし、やるしかねぇな…。」
(荒くれ者としての印象がある反面、仕事には切実に取りくんでおり、真面目な面もあった。
そう考えながらも契約書を元に回収先へと向かうのであった。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に黒須さんが現れました。
■黒須 > (今回の回収はいつも通りである。
契約者の家にやってきては詰問し、そこから無理やりにでも借りた金を返してもらうと言うやり方だ。
無論、彼の商売上、延長するようなこともそこ上から更には貸すやり方もしていない。
期限内に返してもらう、それがモットーだ。)
「…頼むから、面倒事が起こさないでくれよ…。」
(家の前に着けば頭を掻いて面倒くさそうにため息を漏らす。
こういう回収業はだいたい楽に終わることが出来ないのが常だ。
故に、逃亡者や居留守などの状態は出来れば起こって欲しくない。
そう面倒くさがりながらも、ドアをノックし返事を待つ。)
「・・・。」
(確認する様子も返事もない。
逃亡かと思われるが、生憎鼻が言いためび匂いでわかる。
契約者は普通に家の奥で隠れており、諦めて帰るのを待っているのだろう。
そう行くのであれば、それに合わせて乱暴にドアを叩くのみであった。
正直、早いところ仕事を終わらせて娼館での何でも行って1日終わらせたいため、早く切り上げたかったのだ。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から黒須さんが去りました。