2021/05/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にゲーゲン・アングリフさんが現れました。
ゲーゲン・アングリフ > 「……」

相も変わらず、という言葉ももう使い古されたくらい。
まったくもって流行る様子の無い貧民地区のとある酒場。
店主たる男は、料理の下準備をしたり。
調味料や酒の在庫を確認したりと、仕事に精を出していた。

「……ふむ。これでよし、と」

一通りの準備を終えれば、いつもどおり。
カウンターの中に入って、読書モード。
客が来るまでは、自由時間。
というのは、ある意味。こういった仕事をしている人間の利点かもしれないが。
ヒマ過ぎて、読書ばかり進むのも困る、と。
男は内心、ちょっとした焦りを覚える。

ゲーゲン・アングリフ > そうして、男は読書に集中していき。
夜はどんどん更けていく。
結局のところ、客が入ってくることもなく。
どこまでも流行らない店なのであった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からゲーゲン・アングリフさんが去りました。