2021/04/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にゲーゲン・アングリフさんが現れました。
ゲーゲン・アングリフ > 「……」

貧民地区、男は自分の城とも言える、裏路地の酒場で静かに本を読んでいた。
まったくもって流行る気配の無いこの店。今現在、客の数は0人である。
なので、趣味の読書に精を出そうとも、誰も文句を言わないということである。

「……ん……」

懐をまさぐりながら、声を上げる男。
どうやら、煙草を探しているらしいが。
どうにも見当たらず、一旦読書を中断する。

「……あれ~?」

やはり懐に煙草は無く。男は、周囲をきょろきょろと見渡し始めるが。
煙草は一向に発見できないままである。

ゲーゲン・アングリフ > 「……あぁ、あったあった」

そうして、男は棚においてあった煙草に気づき。
それを手に取り、口にくわえる。

「……うぅ、寒っ……」

寒さに首をすくめながら、男は煙草に火をつけ。
また、静かに読書を再開するのであった……。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からゲーゲン・アングリフさんが去りました。