2021/02/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/女郎屋の地下室」にビョルンさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/女郎屋の地下室」にアイリースさんが現れました。
ビョルン > 長襦袢だけの姿に剥いて、前腕は後ろに回して縛りアイマスクをつけて視界まで奪った女。
足元の板間に転がしたまま。
それでも女の体は蝋燭の灯りに照らされてまろい曲線の影を床へと落としている。

「縄だって、女衒の嗜みでね──…、それで
 痛いのが、なんだって?」

女の頬に指先を触れて反対の頬に強く親指の爪を立てながら語尾を上げ。

アイリース > 正直なところ、こういう状況になってしまうと。
気配を察知できるというのが、逆効果になってしまっている。
なにせ、相手との距離感は分かるのに、何をしようとしているのかは分からないのだから。
そりゃあもう、恐怖しかない。

「そ、その。
 痛いのは、ちょっと遠慮したいというか……。
 あうっ……!」

相手に、一応そう意見するのだが。
頬に痛みを感じて、言葉を遮られてしまう。

ビョルン > 爪の先に女の頬肉の柔らかみを十分感じてから手を放す。

「どォして、そんなつれないこと言うのさ」

声音は穏やかに耳元に問いかけてから相手の上半身をそっと抱き起す。
そうして新たな縄束を解けば腕への戒めから延長して胸郭を締め付けない加減で胸元を縛り上げる。
胸の上下にかけた縄の間から襦袢越しに膨らみが強く誇示されるだろう。

縄尻を始末すれば体を離して縛られた女を観察する。

「どォしようかなァ」

提案を想定せぬ言葉が機械的に口をついて出て。

アイリース > 「つれない、っていうか。
 痛いのは誰だってイヤですよ」

体を抱き起こされたことに気付きつつ、相手にそう文句を言う。
これは忍者に限らないが。痛みに強い者はいても。
痛みに慣れる者はそういない。
なので……こう縛られるのも。下手な人間がやった場合は痛いわけなのだが。

「いつのまに……。
 しかも、慣れた様子で……」

考え事をしているうちに縛られていた。
なんというか、この人は。
なかなか謎が多い。普通、こんなスキルはそうそう養えないと思うのだが。

ビョルン > 「よく喋る口だね」

そのうち己への苦言など呈することができなくなる、はずだ。
今は只、その口が滑らかなことを軽く揶揄して。

「いや、趣味の引き出しは多い方がいいって言うだろう。
 半分は仕事だけれど」

相手の足首にはそれぞれぴったりしたサイズの足輪を嵌める。革の表面に輪状の金具が付いたものだ。

「体の柔らかさを見せて貰おうか」

強度を確かめた縄を天井から下がった滑車へ向けて投げる。
吊りの支度だ。

アイリース > 「いや、あなたが普段から口数少なすぎるだけですよ……」

確かに、私は相手には割と反論だのなんだのをしているが。
それは、相手が物静かなタイプであるからそうなってるのであって。
とはいえ、こういう所が、また相手からすれば気になってしまうのだろうが。

「はぁ……。
 いや、それを私相手に振るわないでほしいんですけれど」

と、言っているのに。
相手は聞き入れずにさらになんだか準備を進めていく。
足首に、何かを装着される感触。非常にイヤな予感がする。

「……柔らかさ?」

なぜこのタイミングで柔らかさ? と思うのだが。
恐らくは相手はその質問には答えてくれないだろう。

ビョルン > 「俺の言質を否定するところから話題を始めるのは悪い癖だぜ」

相性が悪いンだろうな、と付け足して低く空笑う息。
滑車へ通した縄の一端を女の肩裏にかかった縄へと結びつけて固定する。
それから反対の縄尻をきりきりと引いていけば女の体は持ちあがるだろう。

高さは、つま先立ちした足先が床につくかつかないか位で要は相手の下肢へ休みなく緊張を強いることになる。

「どうしてこの状況で振るわれないと思える?」

長襦袢の裾の合わせ割って、女の太腿を露出させると一度ツイと指先で撫で上げる。
それから大きく手を振り上げて渾身の力で振り下ろす。

白い肌に季節遅れの紅葉が咲くだろう。

アイリース > 「そうは言いますけどね」

相手の指摘は、なるほど。もっともかもしれない。
ただ、恐らくだけど。相手の言いなりであり、相手に従う。
そんな存在だったら、きっと相手はすぐに飽きているのではないか、と思う。

「きゃっ……!」

そうしている内に、体が持ち上がり始めれば。
思わず、声を上げてしまう。
自身の体が、何かで吊り上げられている感触。
これは、どうにも落ち着かない。

「……そ、そのぅ。
 わ、若様のお優しさが発揮される、とか……」

一応、そんなことを期待して言ってみるのだが。
聞き入れてはもらえず。
まったく身構えていないタイミングで、衝撃を感じる。

「いたあああああああああっ!?」

その痛みに、思わず悲鳴をあげてしまう。
何をされたのかは分からないが。
恐らく、平手を打たれたのだと思うが。
相手の行動が見えない分、痛みが増しているように感じる。

ビョルン > 【継続予定です】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/女郎屋の地下室」からアイリースさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/女郎屋の地下室」からビョルンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に黒須さんが現れました。
黒須 > (いつも灰色の雲が覆うような暗い街並みの貧民地区。
人生に負け、最悪の人生を送るような人間たちが集う、所謂スラム街である。
そんなところも住めば都、時には運のいい日もあると言う話だ。)

「...ふぅ」

(そんな町のとある1件の建物。
そこは貧民地区でも有名な金貸し、闇金の運営が行われていた店である。
その店長の黒須は1人で静かに過ごしていた。)

「返済も終わったし...また面倒な客が来なければ良いが...。」

(借りに来ても面倒な奴ばかり、せめてすんなりと仕事が終わるようなことが起きればいいとかと思い、期待せずに客を待つことにした。)