2021/01/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にクウさんが現れました。
クウ > 貧民地区にある雑貨店。
滅多に開くことの無い店のカウンターに座りぼーっと入口を眺める。
用心棒を時々受けていた店の紹介でやってきたのだが、店番を押し付けられ今に居たり。

「……帰りたい…」

店主が戻ってくれば直ぐに帰れるのに帰ってこない。
何度目かの呟きと共に欠伸を溢して。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にランバルディアさんが現れました。
ランバルディア > 滅多開かないあの店が開いていたぞ、と患者からのタレコミを受けてやってきた。
そんな頻度で開く店がやっていけているのかといえばそれなりに理由があるわけで。

「よーう、やっと帰ってきたか。
 ちゃんとそれなりのもん仕入れてきたんだろうな?」

希少な品だったり、大口の取引であったり。
その中の一人である男が戸を開き、入ってくる。

店主が居るべき席に座っている見知った小柄なシルエットに、当然首を傾げて。

クウ > もういいかな、放って帰ろうかな。
そんな事を思い始めれば扉が開く音に帰ってきたのかと期待を持つ。
しかし扉を開けたのは店主ではなく、別な意味で見知った姿。

「ディア……?仕入れって…何?」

やってきた男の姿に首を傾げて問いかけ。
そもそもお客なの?という顔をしてしまう。

ランバルディア > 店を開けるに多少は清掃をしたのだろうが、まだ埃っぽい。
そんな中で少女の姿が目立つ。
間の抜けた問いかけにどうやら見間違いでは無いらしいと笑って、カウンターまで進んでいく。

「仕入れは仕入れだろ?此処の店主が店を開く時は面白いもんを仕入れて来た時が多いんだよ」

カウンターまでやってきた男は大きな掌を不遜な視線を向ける少女の黒髪に被せる。
挨拶代わりにぐしゃりとしながら、品揃えの変わったところは無いか店内を見渡して。

「クウの方はどうした。借金でも拵えて売られたか?」

クウ > 「そうなの?……私…いきなり……店番、任されただけ……」

そもそもこの店が何を扱っているかも知らない。
用心棒だと思いやってくればいきなり店番を押し付けれられたのだから。
なので改めて店内を見回すがやはりさっぱりわからず、カウンターまでやってきた男を見上、
髪を撫でられると頬を綻ばせて。

「借金…ないよ。今は……店番……してる」

もしお金に困るなら、街角に立つかおっぱいを売っている。
そんな事を小さく告げながら、もっと撫でろと頭を手に押し付けて。

ランバルディア > 「あぁ……どうせまたちょっとばかし入った金で賭場でも行ってんだろう……」

買い付けにわざわざ出張ってきたのに店主が居ないのだから、男もため息が零れる。
押し付けられる頭から手は離せず、離して貰えず。
崩した髪を整えるように撫で続け、猫にでもするように頬や喉、耳にも指を擦らせて。

「なんだ、売り物になってんなら買い付けて奴隷プレイってのも愉しいかと思ったんだが。
 んじゃあ、店主が帰ってくるまでこのまま待たせて貰っていいかね?」

その単語が出てくれば、当然男の視線はおっぱいに向かってわざとらしい舌舐めずり。
首輪を付ける仕草を見せて笑った後、カウンターの内側に乗り込む。

クウ > 「賭博……?だったら…帰ってこない?」

何処の賭博場なのかは判らないが、それなら帰ってこないかと心配になる。
頭を撫で続けられ、頬や喉、耳にも指が這うと嬉しそうにして。

「私…売られたら……子供たちも…そうなるから……売られない…。
いいよ、どうぞ……お茶…ないけど……」

視線が胸元に向けば首を傾げて少しだけ胸元を引っ張り。
カウンターの内側にやってくれば椅子を引っ張りどうぞと。

ランバルディア > 「んー……いや、いつもどおりなら夜更け前には戻ってくんじゃねえかな。
 子供ら人任せにしないのは好感度高ぇが、どうしてもの時は言えよ」

胸元に出来た隙間に視線を流しながら、カウンターの内側へ。
引っ張られた椅子へ深く腰掛けて、ちょいちょい、と耳を貸すよう手招き。

「どーも、……ミルクならあるか?」

少女の小耳に、ひとつ注文を言いつける。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からランバルディアさんが去りました。
クウ > 「……うん、適当に帰る。
大丈夫…これ以上……増えないと…だけど」

その言葉に鍵を開けっぱなしで帰ると事を決めて。
そしてカウンターの内側に来て手招きをされて耳を貸し。

告げられた言葉に小さく頷いて…。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からクウさんが去りました。