2020/12/03 のログ
シャルティア > 野良猫は、少年のこともあまり気にせず愛想も見せず、くぁぁと伸びをして、のんびり歩き去っていく。
それでも少年は「ばいばい♪」と満足そうに手を振って
さて、今日はどこに泊まろう。
お金が無いわけではないが、富裕地区のホテルに泊まったり貧民地区に泊まったり、少年はきまぐれで宿を決める。
ローブをひらひらさせながら、宿を探す。歩くのも楽しそう

「おーとまり♪ おーとまり♪」

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にグレン=ギムレットさんが現れました。
グレン=ギムレット > 貧民地区の酒場は今日も賑や……。
いや、うるさかった。
もともとの客層もあるし、酒場という場所もそうだが。
まぁ貧民地区の酒場の夜などというのは。
ある種の戦場みたいなものである。

「……っかぁぁぁぁあっ!
 酒、サイコー!」

そんな騒がしい店内で、一際目立つ体格のよさ。
男は、木のジョッキに注がれたエールを一気に飲み干すと。
上機嫌に声を上げる。

「ここ最近は稼ぎもいいし。
 好きなときに好きなことが出来る。
 これ、人生の醍醐味よなぁ」

定職につかないからこそできることであるのだが。
男は、ギャンブラーという職業を天職だと思っているので。
あぶく銭で豪遊するのを、何よりも楽しいことだと思っていた。

「……と、言っても。最近カジノでの勝負ばかりだったからなぁ。
 そろそろ、別の稼ぎ方も考えねぇと」

カジノで勝ち続ければ、目を付けられる。
そうなってくると、最悪出入り禁止になることだってある。
またしばらくは、別の稼ぎ方を考えなくては。
そう思いつつ、男はエールのお代わりを注文。

グレン=ギムレット > 「ま、未来のことはまた未来のオレがガンバルだろう」

とりあえずは、目の前の酒を楽しもう。
男は、そう考え、豪快にエールを飲んでいく。

……なお、飲みすぎて二日酔いになったのは、別の話である。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からグレン=ギムレットさんが去りました。