2020/11/15 のログ
ボブ > (酔い覚ましがてらの散歩をしていれば、顔見知りの男がこちらの方へとやってくるのを見つけ、右手を軽く掲げれば)

「よぉ! 向こうに歩いていくって事はお目当ては親爺さんの店か?」

『おうともっ! 気分良く飲める場所は数が限られているからな。
たまに飲む酒だからこそ、あの親父さんのいかつい顔を見ながら酒と飯に舌鼓を打ちたいからな』

(お互い立ち止まり言葉を交わしていけば、男は身体の向きを今来た方向へと切り替えしていって)

「あんたが飲みに向かうんだったら酔い覚ましの散歩もこれまでにして俺も親父さんの所に戻るかな。
頭数が二人居ればテーブルの並べられる肴の品目も増えて色んな料理を摘まめるだろうからな」

(そうして出会った男と共に連れ立って親父さんの酒場へと向かって、男たちは通りから姿を消していった)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からボブさんが去りました。
ご案内:「貧民地区/小さな娼婦街区」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 貧民地区の一画、娼婦街
以前は小さな悪質マフィアが仕切ってたボッタクリ娼婦街である
今は、活気も良く、値段も安い割にサービスの良い穴場として、密かに口コミで噂になっている区画だ。
客引きをしてる娼婦たちの元気も血色も良い。まだ日も落ちてないのに、客らしき男が娼館を見たりしてるあたり、口コミというのは本当だろう。

そんな小さな区画を、両手をぶんぶん、元気いっぱいに歩いてる少年がいる。
膝ぐらいのローブは、この時期にはちょっと寒そう。だがそれ以上に元気いっぱいな少年はこの寒さを忘れさせそうな雰囲気。
人懐っこそうな顔を、時々、きょときょとと、周囲に回して――娼婦と目が合うと、嬉しそうに手をぶんぶか振る。
少年はここの馴染みなのか、それとも客引きのバイトでもしてるのか、娼婦はこの場に似つかわしくない少年の手に、にこにことした笑顔で答えて、ひらひら手を振る。

「今日も、異常なーし♪」

むふー!と、少年は鼻息も荒く、何故か自信たっぷりに、腕をぶんぶんしながら娼婦街を歩く。

ご案内:「貧民地区/小さな娼婦街区」からシャルティアさんが去りました。