2020/10/28 のログ
■イグナス > 「ま、…しゃあなし。」
諦めて、歩き出す。さて、まだしばらくさまようことには、なろうけども――。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にミシェイルさんが現れました。
■ミシェイル > 唯一の服といえそうなローブを失ってしまったミシェイル。
代わりに得た物は、手足を覆う皮のグローブとブーツ。
そして、今もアナルに入れっぱなしになっている極太のディルドだけだ。
これを外すのは基本的に排泄の時だけ。
命令されての事とはいえ強制力はないはずだが、勝手に外しているところを見られたりしたらと思うと……。
結局、選択肢はこれしかないのであった。
脂肪の乗ったお腹は後ろから押し上げられ、更に膨らみを作っている。
背面から見ればディルドの端が尻から出ているのも見えるはずだ。
こんな姿で人前になど出られるはずがない。
だが、服すらなく無一文のままでは本格的な冬の前に死が見えている。
こんなままで死にたくはない。その一念でミシェイルは生きようともがいていた。
「だ、誰か……。私を買わないか……?精一杯、奉仕するから……。」
例えそれが、爆乳をさらけ出し陰嚢と勃起した亀頭を手で隠しただけの姿で人前に出る事になろうとだ。
もはやこの姿を隠すことすら出来ない。
人通りの少ない地域を選んだが、ミシェイルの姿を物珍しそうにして見物人が何人もとり囲んできた。
『ほー、ふたなりの娼婦か?』『ケツに何か入ってやがるな。』『ふたなりだろうと、このオッパイなら全然イケルぜ。』
取り囲んだ男達が口々にミシェイルの体を評する。
『ほれ、買ってほしけりゃマンコ見せな。具合によっちゃ考えてやるぜ。』
更に、そんな事を言う男も。
これにはミシェイルもたじろぐが。
「私は、ふたなりではない……。み、見ろ……。」
ふたなり扱いに眉をしかめながら、己の陰嚢を手で持ち上げて見せる。
それが隠していたところに、当然女陰は見える事はなかった。
周囲は色めき立つ。
『おいおい、まさか男なのかそのナリでよぉ?』『勿体ねえなあ、流石に男じゃあな。』『ほほぉ、こりゃあおもしれえ。』
男達は口々に勝手な事を言い合う。
ミシェイルのような体の男はふたなりより珍しく、良くも悪くも注目を集めた。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にチカさんが現れました。
■チカ > 人だかりとその話の内容が聞こえれば興味深そうに後ろから覗く。
この国でも珍しいタイプの子だ。
「はいはい、ちょっと失礼しますよ~」
人だかりを押しのけて中心へと進もうとする。
「私は娼婦ではないですよ~15歳以上はお断りです~」
変わった格好をしているせいか娼婦と勘違いされ引かれる腕を払いのけて中心にいる少女に声をかける。
「こんばんは、私でよければ一晩お相手してくれますか?」
視線を合わせてニコリとほほ笑む、手にはそれなりの金額が握られていてそれを見せた。