2020/08/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にイズミさんが現れました。
イズミ > そこは王都貧民地区の安宿の1階にある酒場。
未だ貧困から抜け出せず、こんな場所を寝床に生活している東方からの抜け忍が一人。

薄いお酒を口に運びつつの、鬱屈した晩餐。

一応、地下闘技場(そこそこ良心的)な所のメンバーとなったことから、宿を追い出されずに済む程度の収入がある。
でも、平民街にある宿に手を出すとなると心もとない。

まだまだ危ない橋を渡る必要がある。
例えば盗み。
例えば賭け事。

労少なくして上手いことできないものかと、酒場中に視線を送り、また耳をそばだてる。

イズミ > こんな宿に盗みのターゲットが居るはずもない。
しかし、賭けのカモにできそうな相手はいくらでもいる。

有り体に言えば、頭の悪そうなやつ。
そしてカモにすると倍気分がいい「見た目嫌いなやつ」。
この2つを満たしている相手を見つけることはそうそう難しいことではない。

そんなカモが見つかれば、巧みな交渉術によって勝負のテーブルに誘導し、有り金を巻き上げちゃえばいいのである。

貧民街と言っても、ゴロツキ悪人ばかりではない(その証拠に自分もここにいる!)ので、前2つの条件を満たせは誰でもいいというわけにはいかないが……。

イズミ > 「まぬけそうでムカつく顔してるやつ」を探し続けて少し。
そう言えば賭け事をするにしても、どんなルールでどんな勝負を持ちかけるか決めてなかった事に思い当たる。

使える小物は賽の目くらいのもの。
丁半博打っぽい事ができるだろう。

と言っても、イカサマ賽の練習を特に積んだこともなく、
またイカサマ賽を所持しているというのでもない。

なんとなく完全に無意味な自信で「運否天賦だろうとも私が負けるはずはない」などと結構本気で思っていたりする。
そんなに豪運なら今こんなところには居ないでしょう、とツッコミを入れる人物は不在。