2020/08/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にリコさんが現れました。
■リコ > 貧民地区を神官服で歩く少年。
田舎の小さな土着の信仰である為に知名度は低い。
今は奉仕活動の帰りである。
今日は近所の炊き出しに作り手と材料提供として参加して懸命に働いた後。
大きな鍋を大きなへらでかき回したりと重作業を懸命にこなしくたくたであるが、
それを表に出さぬようにとしずしずと歩みを進めている。
「だいぶ暗くなってきましたね…。」
■リコ > 帰り道。
貧民地区の道も少年にとっては広く感じる。
路の端には酔っぱらいが落ちていたりするが、
そういった自業自得はとりあえずスルーして、しずしずと歩き続ける。
後はお家に帰って一人で作り老いたご飯を食べてお休みするだけであるが、やはりそれも味気なく。
神官をしているが子供の面も未だあり、好奇心などを刺激することがしたいのも確か。
お酒が飲みたいとかはまだ無いが、酔っぱらいを見ているとそれも楽しいのかとふと興味がわくのもまた事実。
■リコ > なんだか変な人が近づいて来れば、警戒をした少年。
がばっと飛びかかれれば、さりげない手つきでメイスを一閃。
下から手頸のスナップを聞かせ振り上げ、股座を潰し体が折れ曲がったところで流れる様にメイスの石突で顎を打ち抜き意識を刈り取る。
無言のまま襟首をつかんで宵闇の中に連れ込みごそごそ。
お財布を受け取り、気絶した男に悪戯っぽい笑みを向ける。
「お布施して頂きありがとうございます。 あなたの良い行いが報われますように。」
自然を由来としている為、弱肉強食でもある。
困った人がいれば助けるし心配もするが、襲い掛かられれば話は別。
悪漢共に慈悲は無し。
とばかりに、気絶した男の前で祈りを捧げ、お布施用のお財布の中に男の財布の中身を移してから元の場所に同じぐらいの重さになる様に石を詰めてから戻す。
石を詰めるのはただの悪戯心である。
そして、再びしずしずと何事も無かったかのように歩きはじめる。