2020/05/21 のログ
■アイリース > この相手にはこの相手の悩みや考えがあるのだろう。
そもそも、部下……というか、家来というか。
とにかく、外様として雇われている私には、恐らく分からない悩みなどなのだろう。
「そう。楽しそうに。
すま~いる♪」
相手の顔を見上げながら。
私は、満面の笑みを見せる。
のだが、相手が視線を逸らしてしまい。
オマケに、一言逆襲されてしまう。
「……別に、そうでもないけど。
どっちかっていうと、忍というよりは、女の処世術、なんじゃない?」
私はそれだけ言うと、相手の腕に抱きつく。
そのまま、相手に密着するようにして。
「……ふふっ。今日は案内してくれてありがとうございんす」
お礼を言いつつ、私は相手の促すまま。
一緒に、帰り道を歩いていく。
もちろん、腕は離さないまま、だ。
■ビョルン > 今は、掴まれているのが腕で良かった。
「女は怖い生き物だ」
胸に刻むように呟いて、今日は同じ家へと帰るだろう。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からビョルンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアイリースさんが去りました。