2020/05/06 のログ
■ソムヌス > いくらでも無条件に死ねるせいか、彼女の倫理観は一般的なものとは大きく異なる。
死ねぬのだ、その日会った男に体を許す程度は、些末事である。
奢ると言えばついてくるのかの問いかけにはうんうんと小さく頷いてみせる。事実であろう。奢ると言えば、きっとどこまでも付いてくる。
「ちょっと、冷たい? 死ぬと体温が下がるから、まだ、あったまりきってない………」
相手の体にしがみ付くようにしながら、耳元で囁く。
亀裂に指先が掛かる。水気を帯びて粘つくそこから、くちくちと音が鳴り始める。
「ふぅぅぅ……♥ んっ、んん………ブレイドだけ、ずるい……」
いいつつ、勝手に相手の股座に手をやって、ズボン越しに擦り始めようとする。
■ブレイド > 腕の中でうなずくソムヌスの姿には少し呆れて。
まぁ、一般的な倫理を彼女に求めてもしかたのないことなのだろう。
自分が彼女を連れて、宿で四六時中だいていたとしても顔色を変えることもなさそうだ。
「たしかにな。ま、ソムの体がそういうもんだってなら
それはそれでいいんだけどよ…」
他にはない感触であるのは事実。
死体やそれに類するものを抱いたことはないため、新鮮な感覚。
顔の横でささやく彼女…抱き寄せて愛撫を続けるも、自分はミレーだ。
耳の位置はフードの上部。それをバラしたら彼女はどう反応するか。
「おう、そうだった…な…」
彼女が触れると、すでに固くなったものが熱を帯びていて、ズボン越しにもそれが伝わるだろう。
冷たい手にはよけいにその熱さが感じられるか。
■ソムヌス > 死体を抱く趣味があると暴露しても、きっと彼女はそうなのとしか言わないであろう。
例え相手がミレー族であっても、差別どころかむしろ興味をそそられ耳を触ろうとすることであろう。
あるいは位置関係から、相手の耳が見えているのかもしれないが、表立った反応は示さなかった。
「大きくなってる。いれたい?」
相手の一物を服の上から擦っていくと、熱を持ってくるのがわかる。
己とは違う部位。己とは違う高温を帯びた部位。
ズボンの上からではあるが、熱心に擦り、興奮を掻き立てんとしていく。
「んっ、ふぁぁっ……♥」
内腿に伝うは、愛液。青い顔を白く上気させつつ、甘ったるい嬌声を漏らす。足ががくがくと震えてしまっている。
■ブレイド > 低い体温、だが…感度は良い。
そんな不思議な体を味わいたいと、自身は熱くたぎりズボンの中で痛いほどに主張している。
彼女に興味を持つとともに、彼女を欲している。
「挿れたくねぇとは流石に言えねぇ…」
ここまで反応を見せてる以上、強がったところで意味はない。
むしろもっと焦らされるか、お預けを食らうだけ。
過剰に刺激してくる手付きから、こちらも我慢など出来ない。
墓地であったとしても、そんなことは構わない。
外套をはだけズボンの前を開き、彼女の眼前に男根を晒して。
「先にイッちまうか?いいぜ?悪い気分はしねーしな」
脚を震わせ、嬌声を上げるソムヌスの膣内。指を根本まで差し入れ、少し低めの体温を感じつつこね回し。
■ソムヌス > つい今しがたまで地面の下に埋まっていたせいか、行為に興奮しているせいか、立っているのがつらくなってきていた。
その証拠に両足は生まれたて―――死にたて―――の小鹿のように震えてしまっているし、相手にしがみ付く腕の力が強くなっている。
くちくちから、ぐちぐちと音を粘着質にしつつあった亀裂からは、つー、と幾条にも愛液が伝って、ぽたぽたと地面に滴っている。
「~~~~ッ、くあっ…………ひぅっ、はぁっ♥」
相手の声が引き金になったかのように全身が震えると、しがみ付いたまま軽い絶頂に至ってしまう。
差し込まれた指先がきゅんきゅんと窄まる膣に圧迫されるのがわかるか。
「………しよ」
端的に言うと、相手の首にぱくりと食いついて、ちゅうちゅうと肌を吸い上げて。
■ブレイド > 指に感じる圧力と、高くあがる声に、彼女が絶頂に達したことを知る。
愛液が滴り、乾いた土にあとを残しもうたっているのも辛いのか、強く抱きついてくる。
指を抜けばソムヌスの体を抱いたままに、土の上に横たわらせる。
「そういうわかりやすい言い方は…嫌いじゃねぇ」
端的な誘い文句。
飾り気のない言葉が逆に昂ぶらせる。
フードで隠れていた首に噛みつかれると、彼女に押されフードは降りてしまうが…
死なずのものもミレーも…この国でははぐれものもいいところ。
構いはしない。
「いく、ぞ…っ…」
すでに出来上がっている彼女の膣肉をえぐるように体を寄せ、自身のもので貫いて
■ソムヌス > 地に押し倒される。野外で行為に及ぶものにとって、大地はベッドなのだ。
にゅぽんと水音を上げて指が引き抜かれる。
「ミレー? ……かわいい耳」
相手のフードがはらりと降りる。耳がついていた。ミレー族らしい。
一瞬あっけに取られたが、すぐに無表情をほんのわずかに緩めさせ、雰囲気には不釣合いな感想を漏らす。
かわいい。つまり、そういう認識しかもっていなかったらしい。
相手が圧し掛かってくる。両足で腰をはさむように、背中に腕を回す。
「く、ぅぅぅぅぅ……♥ あっ、あっ♥」
貫通。雄が雌の中に入り込んでいく。
狭く詰まったそこは入り込むことを拒絶するかのようにきつく、しかし一度入ると出て行くことを拒む。
青かった顔をかすかに赤く上気させ、嬌声を漏らして体を震わせる。
■ブレイド > 今まで土に埋もれていたのだから、地に横たわることくらいなんてことはないだろう。
それでも抱き寄せ、出来る柄切りの負担は減らす。
睦み合う以上、一定以上の好意をもつ。ドライな彼女の価値観とは逆のウェットなものの見方だろうが…。
ふと告げられた言葉に、フードが外れていることに気づいた。
「…む、いいだろ、べつに…」
かわいいと言われると少しばかり不服そう。
耳を見られると毎回そう言われるが、やはり男としては不満だ。
顔立ちも自分では自信があるのだが、あまり男らしいと言われることもないし。
だが、そんな彼女の顔を見つめ
「お前も死にたてってわりには…かわいいな」
お返しとばかりにつたえれば、彼女の最奥を叩く。
少しだけ冷めていた肉が、徐々に熱を帯びていくような。そんな感触が新しく、心地よい。
■ソムヌス > 男としてはかわいいと言われるよりもかっこいいと言われたくなる心理を知ってか知らずか、素直にかわいいと言ってのける。
差別などということはしようとも思っていない。何せ己が何度でも死ねる類の能力者なのだ、たかが耳と尻尾がついているだけで、区別する必要性があるだろうか。
地に横たわり、貫かれる。
睦言というには直球で、素直な表現。
「はぁンっ♥ そう、ありがとう……っ♥」
ずしんと己の奥底を叩く衝撃。
少女姿は、相変わらずの無表情に明るい兆しを差しつつ、感謝の言葉を述べる。
ピストン運動が始まると、徐々に、死体のような温度だった体が温まっていき、顔色がよくなっていく。
■ブレイド > 言葉は拙く、行為も互いを貪るように。
不器用ながらも、深く交わる…墓所で行われる生命の営み。
悪びれた様子もない彼女に少し不満はあるものの、その耳を甘く噛んで、舌を這わせる
自分とて、口がそれほど回る方ではない。
こういうときは特に。
「お、う…それに…ナカ…ふつうとちがって…」
死に近くいるからこそ、生に貪欲になるのだろうか?
逃さないとばかりにきつく締め付ける肉壁をえぐるようにかきまわし
何度も彼女の体を突き上げていく。
熱が戻ってくる体を強く抱きしめて。
■ソムヌス > 人を埋葬する場所で、生命を作るための行為に没頭するという背徳。墓守が見たら気絶してしまうであろうようなこと。
耳に吸い付く相手。耳たぶを噛まれると、思わず背中に回した腕が強く引き締まってしまう。
「ひあっ♥ おかえしっ、するっ」
耳には耳を。相手の耳―――すなわちケモノの耳目掛け顔を寄せて、はむ、と口に含んでしまおうとすることだろう。
あるいはかわされるかもしれないが、成功したならば、甘噛みをすることであろう。
「はぁっ、あっ、はぁっ、ん♥ んっ、ゃぁぁっ♥ ぅあ♥
イく、ィ ッちゃうぅぅ♥ いくよ、イっちゃうぅぅ」
相手のまじかで、己が絶頂に近いことを伝えていく。
己も腰を上下に揺らして快楽を貪っていき、頂点まで駆け上がっていく。
「ふぅぅぅああああ、あ、あ、あぁぁっっ♥♥」
そうして訪れる、絶頂の時。
喉から甲高い鳴き声をあげて、相手にしがみ付いて。
■ブレイド > けだるげな様子はもはや見えない。交わるたびに熱を持ち
肌をあわせるたびに甘くなる。
相手の耳を攻めていれば、効果はあったようで、更に声を漏らしていて。
そのさまを可愛らしいと感じる。だが、その気の緩みをつかれてしまえば、逆襲を受けて。
「うぁっ!?く…あんま、強く噛むなって…ぉ…」
新たな刺激に、彼女の膣内で男根が大きく反応する。
暴れるように震え、背筋にもぞくりと電気が走ったように。
「おうっ…あっ…ぐ、今イク……なっ…う、あっ!!」
耳を責められ、さらに彼女が体を揺すれば幾重もの快感が襲いかかってくる。
しがみつかれてしまっては、抜くことも出来ず
ソムヌスの絶頂に合わせ、その子宮に白濁の精を注ぎ込む。
■ソムヌス > 「はぁっ、ッ………はぁっ、はぁっ、んっ、ふぁ……」
同じくして、相手も絶頂に達する。
どくんどくんと精液が放たれると、少女姿の内部を真っ白に染め上げて行った。
少女は暫し放心状態で相手にしがみ付いていたが、呼吸を整えながらぽつりと呟いた。
「………よかった。ブレイドは………よかった?」
そう確認すれば、余り強く噛むなと言われている耳に再度ぱくりと。舌でもてあそぼうとしてみて。
後戯にしては刺激が強いかもしれない。
■ブレイド > 「ふ、ぁ…はぁ…わり、中に……」
彼女にしがみつかれていたにしても、膣内に多量に吐き出してしまった。
倫理から外れ、その外にいきる者であったとしても、情を交わした相手だ。
その体を心配してしまうし、望まないことはしたくない。
「あ、おう…オレも、よかったが…んお…あんま噛むなって…」
刺激が強い。耳は敏感であるというわけではないが…音によわい。
舌や唇で弄ばれれば、彼女の中で熱さを取り戻してしまうほどに。
■ソムヌス > 「おいひい」
ちゅーちゅーと耳を吸いまくる少女。
ミレー族の耳を吸えるなんて機会、滅多にない!!
と思っているかは別だが、猫とは吸うものであるから、仕方が無いのだ。
やめろと言われると、素直に口を離す。吸いすぎて耳はきっとベタベタになっていることであろう。
少女はこくんと頷いた。
「………だいじょうぶ。
あかちゃんは、できない。と思う」
と一抹の不安を残すようなことを口にしつつ、己の腹を撫でる少女であった。
■ブレイド > 「美味しいって…そんな味の付いてるもんじゃねぇだろ…」
自分で自分の耳をしゃぶったことはない。というか出来ないが…
耳が甘いとか、辛いとか、そういった感じの味を感じた覚えはない。
少し困ったような表情を浮かべつつ、彼女を抱き直し
彼女の不安を残すかのような言葉…
それをきけば銀の髪に触れ
「思うって…死んじまったら、腹に子供がいても関係ないだろ。
それでもまぁ、出来ちまったらまぁ…」
その時はそれなりに責任を取らねばなるまい。
だが、彼女の中でまた熱を取り戻してしまっている。
全く我ながら…。
■ソムヌス > 「大丈夫、大丈夫」
何がという点をすっ飛ばして言葉を連呼する。
己の中で力を取り戻しつつあることを感じ取ると、無表情にも程がある顔に、笑みらしい動きを見せる。
「もう一度、する?」
なんて、言ってのけて。
それから一度きりで済んだかどうかは、二人だけの知るところだろう。
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