2020/04/09 のログ
ミスト > そうしてそのまま巡回を続けていく…。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からミストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にミゲルさんが現れました。
ミゲル > 貧民地区の裏通りの露天市。
掘り出し物から盗品まで揃うそこで探し物をするように露店を冷やかして歩く。

「……ん……これは…」

何軒目かの店、足を止めた露店で薬品瓶を手にして色を確かめるように眺める。
冒険者を続けていればそれなりにではあるが品質の良し悪しは判るようになり、まがい物でないかの確認程度は出来るようになる。
今見ているポーションも一見混ざり物はないように見えるが……。

「どうしよう…かな……」

値段を見れば普通よりも安い、しかし混ざりがあれば高いもの。
その判断が付き切らずにどうするかと露天前で悩んで。

ミゲル > 結局のところ買う事もなく別の店にと歩き去って。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からミゲルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にピングさんが現れました。
ピング > 連れ込み宿で有名な平民地区と貧民地区の境目にある、とある安宿。
今日も利用者はお盛んの様で、用意された部屋の各々からは廊下にすら男と女の声が不明瞭ながらも耳に届く。

「ほぉら、着いたぞっと。
 飲み過ぎちまったかの?気分はどうだい。」

そんな興奮を煽る様な廊下を、一人の女を支えながら歩き。
手続きをした部屋へと辿り着くと、体調を慮る様な台詞を吐きながら、手を体へと這わせ始めた。
赤ら顔なのは、酒が入っているからだ。
とは言え、此方は前後不覚になる程に酔っぱらっては居ない。

肩を貸して支える様にしていた姿勢は、相手を背後から抱く様な物へと変わり。
摩るのは背中――ではなく胸元や、腿といった明らかに性的な手つきであるのはご愛敬。

所謂、お持ち帰りというやつだ。
どこぞの酒場か、或いはそこらの道端か。
酔っ払っている様に見えた相手をこれ幸いにと、連れ込み宿に引き込んだのだ。
尤も、この国の事だ。
それは酔いではないかもしれないし、もしくは此方を誘っての態度なのかもしれないが。
何れにせよ据え膳と呼べる事態であることに変わりは無く、存分に欲望を孕んだ手が服の内側に潜り込み始めた。

ピング > そのまま、宿内から響く嬌声の発信源の一つとなるまでそう時間はかからなかった。
ねっぷりたっぷり、どろどろに。
アルコールが完全に抜ける程に汗を掻く時間が、過ぎて行くのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からピングさんが去りました。