2020/03/31 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 【待ち合わせ待機中です】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にヴェルソートさんが現れました。
セイン=ディバン > 「……」

貧民地区。なじみの酒場。
そこで男が、酒をちびちびと飲みながら人を待っていた。

「……マスター、なんか味の濃い食い物を」

酒にはツマミあってこそ、という思考の男。
口寂しさから食い物を要求。
待ち人が来るまでは、それほど酔わないようにしておくか、と思いつつ。

ヴェルソート > 「…ふぁ、あ…んん。」
からん、とドアベルを鳴らして酒場に足を踏み入れる小柄な男。欠伸を一つ零す声もどこか響き良く甘やかに…というのはさておき。
きょろりと、周囲に目をやれば、目的の人物を見つけてひらりと、隻腕を振ろうか。

「よう、待たせたかい?…それで、俺を呼ぶなんて珍しい。ギルドで言伝聞いた時は、ちょっとばかり驚いたぜ?」
クツクツと笑いながらも、彼と同じテーブルにつけば、葡萄酒と揚げじゃがでも頼もうか。

「それで…どうしたよ?」
と、頬杖をついて…何かあったのか?なんて尋ねてみよう。

セイン=ディバン > 「お、おぉ~。来た来た」

のそり、と姿を現した待ち人に、男もずいぶんとのんきな声を出し。
こっちこっち、と手招き。

「だってオメー、どこにいるかわかんねぇんだもん」

だったらギルドに連絡取るのが一番確実だろ、と。
男はそう言いつつ、自分も注文していた黒麦酒とトカゲの干し肉を喰らい。

「どうした、ってほどでもねぇよ?
 ただ、ほら。この間の会議の時。
 現場にいたから、ビックリしたぜ、ってな会話」

ぎぎぎぎぎ、と。硬い干し肉を引きちぎりつつ。
先日の会議のことを切り出す男。

ヴェルソート > 「どこにって…歓楽街探せば大抵居るんだけどな、俺。」
どこかに依頼ででかけてない限り、貧民街近くの歓楽街のどこかで歌ってるか、誰かに買われてるか…そんな生活だとて招かれてはクツクツと笑って。
そうして、自分が呼ばれた理由を知ればなるほど、と小さく頷き。

「ん~?あぁ、アレな…たんなる書記の代理よ。海賊やら魔族やらが居るとこに行きたくない、って文官さんが拒否したらしくて…まあ、偶然あそこに居た俺に声がかかってなぁ。
 報酬くれるっていうから、ちゃんとした代理が見つかるまで引き受けた、ってわけよ。」
あの後、代理が来てから帰ったから、俺も最後までは聞いてないけどな、と付け加えてから…やってきたワインをくい、と一口傾けて。

セイン=ディバン > 「見つけられなかったんだって。
 王都、人多すぎるんだよ」

歓楽街・繁華街は時間帯によってかなりの人数がいるので。
逐一探してなんていられるか、と。男としてはそう言いたいらしい。

「なるほど、そうだったのか。
 しかし、吟遊詩人が書記とはなぁ……。
 あぁいや、そういう意味ではまぁ、そうか」

吟遊詩人だって、物語に関係する職業。
それなら書記の真似事をしててもおかしくないか、と。
変な納得の仕方をする男。

「しかしまぁ、すごい会議だったよな」

ぷはぁ、と。酒気を吐きつつ、男も笑う。
あの会議は……それこそ、凄まじい面々、顔ぶれだったわけで。
男としては内心萎縮していたのは間違いなく。

ヴェルソート > 「あー……まあ、そりゃしゃあねぇか。っていうか、前にぶっ倒れてたお前さんを運んだ宿。あそこに大体俺泊まってるぞ。」
まあ、ギルドに言伝を置いても伝わるのだから、差して問題は無いのだろうが。

「まあ、詩を書くのと記録取るのとは割と違うけど…別にやること自体はあんま変わらないからな。
 耳に入った言葉書き写すだけだから、むしろ楽だけど。」
相手の納得にこちらもうなずいて肯定を返し、まあ王宮に居たのは偶然だけどな、と苦笑いをして。

「まあ、面子は凄かったな。会議は割と平行線だったけど…仕方ないよなぁ、簡単に和平結べたら戦争いらねぇもん。」
戦争が終わる時は、どちらかの要望が通る時、というのが大体か、それ以上に損切りを迫られて妥協するかだ。
仲良くしましょうはい終わり、とは行かないわけで。

「それで…参加した気分はどうでした?冒険者代表様?」
と頬杖ついたままニヤニヤと、続けてやってきた揚げじゃがをもぐりとかじりながら。

セイン=ディバン > 「あぁ、あの宿か……。
 って、嫌なこと思い出させるんじゃないよ」

そんなことあったな、と思いつつ。
男は、ふむ、と。干し肉をガブガブ。
すっごいしょっぱい味付けは、酒を進めていく。

「ふむ。まぁでも。
 それで報酬もらえるなら、割のいい仕事だったんじゃないか?」

俺だったらゴメンだけどね、と笑いつつ。
細巻を咥え、煙を味わう男。
酒、ツマミ、細巻。至福の時間である。

「まぁ確かに。貴族王族海賊魔王冒険者騎士……。
 ありゃあ、もう二度と集まらん面子かもな」

思い出すに凄まじい面子であった。
男なんて、指先でぺいっ、とダウンさせられそうなほどの。

「代表って訳でもねぇよ。
 ただ、俺の目指すところと丁度議題が重なったから参加してみただけ」

そもそも冒険者を代表する実力なんてないので。
そこのところは、申し訳なさすら覚えているほど。
男としては、なかなか有意義な会議ではあったとは思っているが。

ヴェルソート > 「おや…押し倒したのを嫌なことって言われるのはちょっと傷つくなぁ。」
と本気か冗談か、少しばかり眉尻を下げて困ったような笑みを浮かべてみたりしつつ、フォークでプスリと差した揚げじゃがを、彼の口元におもむろに近づけてみたりして戯れつつ。

「あー、まあな。書くだけだったし…魔力強い奴多くてちょっとキツかったけど。」
というのは、呪いの事だろう。まあ、なんだかんだで離れた席に居たのもあって何もなかったのだけれど。
ちびちびと、揚げじゃがの塩気の間にワインをたしなみ…葉巻を吸う彼を愉しげにみやって。

「戦場では集まるかもな。いや…王族は戦場には居ないか?まあ、表から裏からえらいのぞろぞろやってきたな、って感じではあったな。」
そう考えると、たしかに珍しい組み合わせだったのかもしれない。

「そうかぁ?…ふむ、意外と壮大な目標持ってんだなぁお前さん。何か収穫はあったのかい?」
と、ほんのり酒気で朱に染まった頬でにやりと笑い、問いかければくい…とワインを飲み干して。

セイン=ディバン > 「そっちじゃねぇ。しくじって痛い目見たのを思い出させるなと言ってる」

あの時は確か、冒険者仲間の騙し討ちに遭って死に掛けたはずであった。
こうして生きているのは、目の前の相手のおかげなので。
そこは本当に感謝な男であった。

「あぁ、確かに。オレもちょっと酔いそうだった。
 ……っていうかちょっと酔った」

男も過去の経験のせいで魔力量は凄まじいのだが。
それゆえに、所持魔力の量が多い相手に囲まれると、ついつい体が反応してしまい。
緊張したりして、疲労してしまう部分などもあるのだ。

「あぁ、それはあるかも。
 いや、状況によっては王族も戦場に立つでしょ」

いわゆる士気向上の為とか。
ただまぁ、そういう場でないのに集結するのは。
本当に稀有だったというお話。

「まぁね。……ん~……そうなぁ。
 志は同じ方向向いているが。やはり問題は多いな、ということを。
 改めて実感したって感じ」

酒お代わりー、などと言いつつ。男がそう呟く。
実際、平和への道はさまざまな問題もあるし。
その歩み方もそれぞれなので、すんなりとはいかないな、と。
男はそう実感したのである。

ヴェルソート > 「はは、忘れて同じ目に合うよりゃマシじゃねぇか?」
くくっ、と喉を鳴らして笑みをこぼし、酒が入って気分が浮ついているのか、からかうような笑みはクスクスと止まらず。

「まあ、俺と違って間近だったもんなぁ…お疲れ?」
ねぎらうように、差し出した揚げジャガを食べないなら無理やり口に突っ込もうとしてやろう。
ワイン一杯で酔うには早いはずなのだが…彼の魔力に酔っているところもあるのかもしれない。

「あー…まあ旗印は大事だよなぁ。まあ目立ちすぎると格好の的になるからそれはそれで難しいけども。」
味方の鼓舞を取るか、隠密性を取るか…それはそれでなやましい…が、まあそこは己等が気にしても仕方あるまい。

「あー…まあ、それは仕方ねぇよな。
 だって多分、セインが目指してる『和平』と、この国が思ってる『和平』と、魔族が思ってる『和平』は…どうしても重ならないだろうしなぁ。
 大抵戦争ってのは自分の望む和平に持ち込むために戦争してるわけだし。」
どっかで妥協点見つけないと、もうどっちも引っ込みつかないだろうしなぁ…と、フォークで意味もなく空中をかき回すような仕草をして。

セイン=ディバン > 「ん。それもそうか……?
 まぁ、今後は気をつけるさ」

そもそも、油断したのが間違い。
仕事が順調すぎて、気が抜けていたのは間違いない点である。
なので、男は最近とみに気を張っている。

「そちらも。いきなりのお仕事で大変だったろ。
 お疲れさん」

互いにねぎらうように言い、イモを咀嚼する男。
酒を掲げて、ぐい、と飲み。
続けざま、煙を吐き。すっかりリラックスモード。

「そうな。だからこそ、ショボい戦いの時に戦場に立たせるっていう。
 そんな作戦もあったりするよな」

結局は状況次第。まぁ、男の場合そのあたりとは基本無縁。
そもそも戦場に立つときは、依頼でというのが多いので。
王族の守護とかは任されないのである。

「そういうことだね。
 まぁでも、和平への想いが人それぞれとはいえ、あったってのは。
 嬉しい発見ではあったよ」

形はどうあれ、やはり皆平和を望んでいるのだな、という思い。
それを感じられただけでも、収穫なのだ。
ならば、次はまた、次のステップに進めばいいさ、と。
男はそう言って笑い。

ヴェルソート > 「ははっ、気をつけなー。…まあ、俺が言えた義理じゃねぇけど。…でもまぁ、あんまり気を張りすぎたらそれはそれでしんどいだろうけどな。」
油断の果てに盛大に人生こけた人間の言葉では説得力がないだろうが、と笑いつつ。

「はは、ありがとさん。」
彼の口に芋を突っ込めば、残りの揚げじゃがは自分のものとばかりにもぐもぐ食べ進め…ふは、と小さく息を吐いて。

「まあ、わかるわかる。俺みたいな呪歌使いだと戦場で余計目立つんだよなぁ。まあ、囮としてはちょうど良いかもだけど。」
そういえば、指揮をとる貴族と対象的に配置されたことあるなぁ、と少しばかり思い出して苦笑い。

「まあ、俺は…どうでもいいかなぁ。なるようにしかならねぇだろうし。……ん、あぁ…やばいな、なんか、酒の回り早いわ。」
普段はワイン一杯程度ではほろ酔いもしないのに…ふらふらする、と机に突っ伏して。

セイン=ディバン > 「そこが問題なんだよな。
 ま、その辺はバランス取れるように、気ぃ回しとくわ」

あまりシリアスになりすぎても、自分らしくない、と。
男は笑いつつ、一度肩を竦め。

「ま、そうそうあんな経験もないだろうしなぁ」

しばらくは、疲れるようなこともあるまいよ、と。
男は、細巻を消し、ふぅっ、と息を吐いて。

「ま、そもそも戦場に、なんて。
 なかなか呼ばれないけどな」

というか、そうそう呼ばれても困る。
所詮は冒険者だし、そういうバリバリの戦争には関わりたくないのだから、なんて。
しれっと言いつつ。

「ん、大丈夫か?
 ……しゃあねぇな。ちっと部屋で休むか……」

酔っ払った相手を見て、男は心配そうな表情になり。
相手を連れて、二階へと向かうのであった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からヴェルソートさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にキリエさんが現れました。
キリエ >  場末の飲み屋。
 貧民地区にはありがちなそこは、貧民地区の中では比較的ランクが高い。芸人、ピエロ、あるいは音楽家を志すものたちが酒を楽しむ客に、芸という肴を提供できるように、こじんまりとしたステージが作られていた。
 暗幕を背景に、一人の女が進み出る。

「………」

 唇を固く結び、我慢ならないといった表情を浮かべた女である。まだ年若く、透き通るように白い肌を赤い洒落たドレスに身を包んでいる。
 仕事のつてで知り合った男から土下座に近い形で頼み込まれ、やむを得ず引き受けたのだ。
 そう、“芸”を披露することである。
 楽器を構えた演奏者が横に構えており、すでに準備は整っていた。
 観客を前に、女は緊張した様子を見せなかった。表情だけは二日酔いでもしたように苛立っていたが。
 赤いドレスに、気取った髪留め。薄化粧。ヒール。普段の女なら舌を噛み切っても断るであろう格好。
 ああ、こんなことなら酒の勢いで「いいぞ」なんて言わなければよかったと、後悔していた。

「      」

 そうして女は、低い、掠れのかかった声で歌を奏で始めた。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > たまに報酬がいい依頼の後に立ち寄る酒場。
貧民地区には珍しくなかなかに広いし、貧民地区の酒場にしては比較的明るい。
少しガラが悪いものの、平民地区に近い賑わいを見せる珍しい酒場。
ドアベルを鳴らし扉を開け、一歩立ち入ると歌声が聞こえる。

「ん?」

この酒場に舞台があるのは知っていたが、この歌声は初めてで。
送った視線の先にいる歌い手も初めて見る女だった。
こんな店にはもったいないくらいの衣装の女だ。
視線を女から外し、カウンターの席に。

「果実酒と、適当になんかつまみ…あの歌い手、この店にいたっけ?」

と、注文しつつ聞いてみるが、なんでも臨時で雇われた女らしい。

キリエ >  女の性格や行動からすれば、仰天するような内容の歌が紡ぎだされていく。
 ここにはいない男。終わってしまった愛について、悲しいメロディで囁く。
 普段は使わないであろう高い音域も、すらすらと喉から零れ落ちていく。
 女には歌の才能があったらしい。表情は相変わらずだったが、歌は去っていってしまった男に対して、愛を強く訴えかけていた。
 観客達がわっと声援を送るというよりも、声と容姿に見とれているのに対し、肝心の女はむっつりとした表情を崩さないでいた。
 ちょうど今しがた入ってきたフードを被った人物には気がついていたが、まだ出番は終わっていない。

「えー、次は………」

 次は、明るい調子の歌だった。
 あなたさえ入ればほかにはなにもいらないわ。と歌っていく。
 二曲目が終わり、女はさっと一礼をして舞台裏に引っ込んでいった。
 なんて名前だろうな、とか、観客達が話し合っている。

ブレイド > 「そっか」

カウンターの店員との話に短く応えると、視線は女に向けることなく女の歌に耳を傾ける。
少し低めのハスキーボイスで紡がれる悲恋歌。
歌詞と声がよくあっている。それに単純に歌がうまい。
真剣に歌っているのか、はいってきたときにみた顔は少し険しくも見えたが。
タイミングが悪かったらしく、程なく一曲目は終わってしまったが。

二曲目が始まる頃には、注文した料理と酒が並ぶ。
明るい…これもまた恋の歌か。
歌というものはそういうものが多いらしい。
調子は明るいのにむっつりとしているものだから、アンバランスもいいところなのだが…
だが、歌そのものは耳に心地よく終わったあとはささやきあう客の中
引っ込んでいく彼女に拍手を送った。

「いい歌い手じゃねーか。やとわねーの?」

キリエ >  『なんでも一度だけの約束らしい』
 と観客の中でも事情を知っているらしい男がそんなことを言い始めた。
 女が引っ込んでしまうと、次の歌手が姿を見せる。今度の歌手は男性だった。簡単に自己紹介をすると、歌い始めた。

「邪魔するぜ」

 フード姿の青年の横合いから、不機嫌さを隠さない声が聞こえてくるだろう。
 つい今しがたまで歌っていた女が、赤いドレスの上から黒衣を羽織って、煙草を吹かしつつ現れた。
 女はふいーと煙を吐きつつ、首を回した。

「ほかの席が満員なんだ。いいだろ?」

 相手の応答など知るかと言わんばかりに、足を組み、煙草を指に挟み。

ブレイド > 「はぁん、もったいねぇ」

男の言葉にはそう応えつつ、果実酒を一口。
男の歌い手に切り替われば、周囲の熱も冷めるだろう。
彼の歌が悪いわけではないが、ここは場末の酒場で客層も客層だ、仕方あるまい。
気の毒にと、苦笑しつつ食事を続けていると、声がかかる。
不機嫌そうな低めの女の声。

「ああ、かまわねーよ。
アンタあそこで歌ってたやつかい?上手いもんだ」

返事も聞かずに座る女に対して苦笑しつつも
どうせ連れもいないしと頷いて。

キリエ >  黒衣を着ているせいか、注目を浴びずにいられたらしい。
 女は足を組み、しなやかな腿を見せびらかしながら、濛々と煙を楽しんでいた。

「まあな」

 心底どうでもよさそうに女は答えた。声は低く、男のようにも聞こえかねない程であった。

「神の与えし才能ってやつかな。昔から歌だけは得意だった。賛美歌の類はてんでだめだったが」

 自分がしゃべりすぎているのではないかと口元を押さえる。
 そして、また煙草を咥えて、次の煙草を取り出し、火を移しながら赤い瞳で相手のことを見遣る。

「こんな酒場に何を期待してきたんだ? まずい酒か?」

 などといいながら、勝手に料理をつまみ始める。

ブレイド > 女の話を聞きながら料理を一口。
神の与えし…賛美歌…教会関係者だろうか。
ノーシス派のやつであれば、正直あまり接触しているのも良くはないだろうが…

「あの声じゃな。カミサマ好みの歌声は難しいだろうよ。
ま、オレたち下々の民にとっちゃいい声だがな」

チェーンスモーカーなのか、それともストレスのせいか。
タバコを吸い続けているが…視線はこちらに向いている。思わずフードを深くかぶった。

「たまの贅沢さ。オレみてーな零細冒険者にはこんな酒でも上等…
果実酒なんてこのあたりじゃあんまおいてねぇだろ?」

料理にかんしては…まぁいいだろう。おひねり代わりだ。