2020/02/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区・安酒場」にヴェルソートさんが現れました。
■ヴェルソート > 稼ぎの少ない冒険者や労働者が入り浸る場末の酒場で、今日は唄い手稼業はちょっとばかり休憩、カウンターの隅でぬるい蜂蜜酒をちびりちびりと傾けながら…上げたじゃがいもに塩を振ったものをつまみにだらりと…力を抜いている。
「ん…はぁ…やっぱこういうとこのが落ち着くよなぁ。」
高いところは、なんだか気が張り詰めるのは自分だけだろうか、とぼやく男のお仕着せを着崩したような服装から覗く肉感的な体躯には不思議な艶があり…小さくボヤく声音はどこか甘やかで。
暇そうに組まれた足も、気だるげな雰囲気に反してしなやかに…身だしなみに付けた甘い香油の香りがふわりと…近づけば香る。よく見れば、緩やかに酒を傾ける仕草や揚げじゃがを口に運ぶ仕草にも、教育されたのであろう所作が、雑さに隠れたところどころに滲み出ている。