2020/02/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にカーレルさんが現れました。
カーレル > 貧民地区の闇医者を尋ねる
仕事の内容は神聖都市まで治療に使う刃物を取りに行き受け取り、無事、闇医者にまで届ける事
言ってしまえば単なるお使いだが、市井のなんでも屋はそれこそ何でもしなくては食いっぱぐれてしまう
なんと言っても、冒険者を筆頭にライバルは多い。言ってしまえばなんでも屋なんて、
才覚に恵まれなくても身一つで出来る仕事だ…まあ、依頼される仕事次第であろうが

「ジジイ、頼まれてたお使いすませてきたぜ
 さっさと財布もって顔を見せろ」

古びた、と言うより崩れかけた家屋は貧民地区にある闇医者の住まい兼仕事場である
奥からひょっこりと姿を見せた煤けたジイさんは嘘か真か、かつては宮城に仕えたお抱え医だったと自称している
因みに治療費はべらぼうに高い。腕は並。そんなであっても事情があって密かに治療を受けたい者だとか、
正規に治療が受けられない者、
病気を貰った未所属の娼婦だとかが後を絶たず、食いっぱぐれない程度にはやっていけるんだとか…

ともかく、神聖都市から運んできたものを手渡し、検分している間、少し待つことになった
そこいらに血のついた包帯であるとか、薄汚れた水桶だとか、そんなものが散見される
…自分だったらこんな医者にかかるより、治癒魔法を使えるやつを探す
ともかく、少しの間、待つことになり煙草を取り出せば、火を灯して
煙草を吸いながら室内を眺めつつ、怪しげな素焼きの瓶なんかに手を伸ばす
どうやら薬が入っているらしく妙な匂いがしたので、そっと棚に戻しておいた

カーレル > しばらく、煙草で時間を潰す
嗄れた医師の声で呼ばれると金貨の入った革袋を投げてよこされそれを受け取る
中を見れば、しけてんなあ、と不満げに口にするも毎度とだけ告げればその場を後にした

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からカーレルさんが去りました。