2020/02/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にシスター・マルレーンさんが現れました。
シスター・マルレーン > 信徒が困っていれば、祈りを捧げるだけではなく、自らの力で持って困難を片付ける。
そんなシスターに舞い込む依頼は、日々バリエーション豊かではある。

まあ、依頼と言っても基本的に神父やらが請け負って、それを彼女に委託するだけなのだが。


「………………。」

微妙な表情。
ああ、いや、別に人助けが嫌というわけでは無いのですが。
最近この仕事にもすっかり慣れてきている自分がいるんです。
試練を与えるというのであれば、それこそ、こう、だんだん慣れてきて困らなくなってきた仕事ではない別のものとかどうでしょうか。

心の中で神に祈りながら。


「はーい、お待たせしました!」

グラスを両手に持って、歓楽街の酒場にて給仕をする女。
久々に修道服を脱いで、ウェイトレス姿。

シスター・マルレーン > 夜の歓楽街。ここで先日、酔っ払いが暴れて他の給仕が怪我をしたらしい。
また、その後もいざこざは絶えず。

マスターが神父に依頼し、"どうにかできる"給仕として彼女に白羽の矢。
まあ、彼女に白羽の矢というより、いつも彼女に矢は刺さるんだが。
白羽の矢が見えたら彼女はハリネズミみたいになっている。

ま、彼女は仕事そのものに文句は無い。無いぞ。無いったら。
文句があるとするならば………。


「………髪型、やっぱりどうにかなりませんかね。」

金髪のロングツインテール。
なんか、こう、普段とは違う髪型、普段とは違う服装のせいか、そわそわと落ち着かない。

夜の歓楽街であるからして、視線もざくざくと突き刺さるし。

シスター・マルレーン > 暴れた酔っ払いをツインテールのウェイトレスが叩きのめしたという話になるのだが。
それは後々の話………。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシスター・マルレーンさんが去りました。