2020/02/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区・廃屋街」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > まだ日もたかい、貧民地区。
そのさらに奥、スラム化し、廃屋の立ち並ぶ区画。
一人、そこに立ち尽くす男が一人。

「まじかー…」

昔使っていた廃屋。
長く留守にしていたため、すでに誰か使っているだろうと思ってはいたのだが…
なんか、迷った。

「えー…いや…どうなってんだ…」

シェンヤンに渡り三ヶ月。
こちらに帰ってくることはなかったが、それほど変化があるとは思ってはいなかった。
しかし、スラムの人々は違法改築、増築、建築
そして、国はそれらの撤去。
その繰り返しで、以前見たときとはだいぶ様相が変わっていた。

ブレイド > どうなっているというか、どこなのかすらわからない。
以前の住居がどこにあるかすらわからない。
こうなってしまうと途方に暮れるしか無い。

「帰るか…」

宿に暮らすとなると出費がだいぶかさむのだが
長期の仕事を終えただけあって、今は懐が温かい。
暫く考える時間はあるだろう。
また廃屋暮らしをするか…それともどこかに家でも買うか。
平民地区に一軒、家をもってはいるのだが
そこは自分を情夫とする娼婦が買ったものだ。
普段遣いしていいものか…。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区・廃屋街」からブレイドさんが去りました。