2020/01/04 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > 「ええっと、……ごめんなさい……。
謝るから、その。……道を通して、くれませんか……?」
歩けば寝ている宿無しか、両耳伏せる野良犬にけつまずくよな治安の悪い場所を歩いたのがよくなかった。
褐色肌の小さな人影は狭い路地裏のなか、明らかにガラの悪い人相の暴漢たちに前後を挟まれていた。その数は前に3人、後ろに2人。
きっかけと言えば街の外から戻ってきて、自分の宿のある平民区への近道をしようと気まぐれで貧民地区の路地裏を選んだ事から始まる。
細い裏路地の、どこからか漂う夕飯の支度の香りに気をとられていて。通路にたむろしていた彼らの背にぶつかってしまったのだ。
慌てて謝るも、何事もなく通してくれそうにない。
小突いたりしながら前後から迫ってくる。
……自分の体術には自信がある。けれど5人相手では難しい。その上、この治安の悪い場所で騒ぎを起こすと、来るのは見世物求める野次馬か質の悪い衛視さんだけで1人で居る限り自分のほうが不利になる。
どうしたものか、と迷う。
じりじりと、もうほとんど腕の届く距離で囲まれ。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にクロナさんが現れました。
■クロナ > 『ひひっ、オレ達の縄張りをタダで通り抜けようってぇのは虫が良すぎるんじゃねぇか?』
『ちげぇねぇ。出すもん出してもらわねぇとなぁ』
『なんなら嬢ちゃんの身体で払ってくれてもいいんだぜ?』
「うぇっへっへっへ、通りたきゃあここでおしっこをしていくんだなぁ」
無遠慮に伸ばした手が少女の艷やかな銀髪を鼻先に寄せて甘やかな匂いを嗅ぎ、同様に薄汚れた手指が彼女の巻きスカートを持ち上げて華奢な脚線を露出させる。そんな無頼漢共の好き放題に紛れ、何やら妙にトーンの高い声音が頭のおかしいセリフを混ぜていた。
『出すもん出してもらう』とはいっても、彼らとておしっことか出されても困るのだろう。少し遅れて『あれ?』といった顔をした男たちは
『あァん?』『なんだてめぇは!』
なんて言葉と共に一般人なら震え上がるだろう凶眼を向けた。遊牧民の傍ら、小柄な彼女の更に下方へと。
「……………クロナはクロナ。漆黒の黒槍ギルガメス……んぅ? あ、ちがう、ゲーリュケイオンを操りし暗黒の使徒」
ゴテゴテと無駄な装飾が付いている割にやけに軽そうな黒色の短槍をきゅりきゅりっと回してビシィっと構えつつ、もう一方の手で眼鏡のツルでも持ち上げる様に片目を隠す決めポーズをとったのは、胸もお尻もまるっきり生育の足りていないチビであった。
そしてクロナと名乗ったチビ―――自称暗黒の使徒は、改めて茫洋たる無表情で傍らの遊牧民を見上げて
「さぁ、ここを通り抜けたければさっさとおしっこするところをクロナに見せて」
もう彼らの仲間でも何でも無いことは丸分かりだと言うのに、変わらず哀れな被害者に無体な要求を突きつけた。流石の悪漢共も何やら困り顔である。
■タピオカ > 既に正面の暴漢の鼻面に放とうとしていた掌底のために引いていた右腕も、そのパンチに勢いを乗せるために伸ばしかけた左腕もとっさの事に対応できず、刺繍の入ったスカートの布地がひらりと指先で舞い上がった。
「……っ……!?」
髪に触られるのは我慢できる。けれど、巻きスカートを摘み上げられて淡いレモンライム色のショーツを望まない見世物に貶められるのは耐えられなかった。どう切り抜けようかと握りこぶしや蹴り、脇に差す曲刀を抜くタイミングを計っていた集中力が羞恥心によって溶けてしまった。中途半端に両腕がそれぞれの場所で浮き、慌てて小さなショーツに張り付く縦筋を布地の裏にしまい込もうとした時。――様子の変わった彼らの目線につられて新たな人影のほうへ振り返った。
それは見るも愛らしい、長い黒髪の幼い少女だった。
抜けるような白い肌。この貧民地区の反対側にある王城に住まう王侯貴族かと見紛う気品。
お抱えの芸術家が丹念に作り出した彫刻のような顔立ちに魔族めいた捻じれ角が入り混じり、眼鏡の奥のルビーの光より蠱惑的な魅力を放っている。
ゲーリュケイオンの使者とはどういう立場の人間だろう。
国教とは別のどこか土着の信仰でもあるのかもしれない。
クロナと名乗る彼女は短槍の扱いには慣れていると思ったが、その細い腕では彼らに叶うはずもないと思えた。
正体も知らずに「逃げて!」と叫ぼうとした瞬間に――。
「え……!?ぇっ……!?
えあ、……あっ、あ、……あっ、……は、……はいっ……。
わ、……わかった、よ……。
ん、……んっ、……はぁっ、……はぁ……。
僕の、……おしっこ、……見て……。
……う、ぅっ……、……。みんなの前で……恥ずかしいおしっこお漏らしするところ、……見て……っ……!」
頭の回転が事態と台詞に追いつかずに目を白黒させた。
しばらく金魚が餌求めるようにぱくぱく、唇を開閉させながら暴漢と彼女の間を視線を彷徨わせるけれど。
まるでそうすることが当然で必然で、玉座に座る王が騎士に膝をつかせて挨拶させるような威風すらあった。
混乱するまま、一度は隠したショーツを再び、今度は自分で巻きスカートの裾を持ち上げて身震いする。
レモンライムの細いショーツの真ん中で太短い割れ目が薄生地ごしにぴくぴくと恥ずかしそうに揺れる。
恥辱に褐色の頬に紅色を咲かせながら、――ぴゅ、る、……るぅぅぅぅぅぅ……。
琥珀色の温水が薄生地の色を濃く滲ませ。同時に膨らめば、水気を吸いきれなくなって真下へと落ちていく。
言われるまま、おしっこしているところを彼女へ晒し。内股で熱い呼気を散らす。
■クロナ > くねくねくねりんっ♪
ちびっこの臀部から生えいでたエナメル質の細尾が矢じり状の先っぽをくねらせたのは、暴漢が捲くりあげたスカートの奥、パステルカラーのショーツ様だけでなく、思わず鼻先を埋めたくなるような縦筋を目にしたから。羞恥に駆られた少女が先手必勝のチャンスを手放しつつ押さえたスカートが、可愛らしい下着を完全に覆い隠してしばらくしてからハッ、と我に返ったチビは、白皙の美貌の中でルビーの如き輝きを見せつける双眸で遊牧民の少女を見上げる。
このちびっこ暴漢共よりも余程に少女のパンチラを堪能していた。
「―――――っ!?」
『!?』『………は?』『え、えぇ…っ?』
そして、正体不明のチビから、悪漢共より余程に無体な要求を突きつけられた少女の反応は、そのチビをしてさえ予想外の物だった。茫洋たる無表情の紅瞳をまん丸にしたちびっ子と、これまたテンプレートから外れたアドリブについていけなくなったゴロツキモブ達。
それぞれに大きく開いた目を見合わせて、それでも巻きスカートを捲くりあげ、先程ちらりと覗いた可愛らしいショーツは穿いたままでしゃがみ込む少女の様子にゴクリと喉を鳴らして視線を向けてしまうのは、悲しい雄のサガという物なのか。
「わっ、わっ、わぁぁあ……❤」
『う、ぉ……』『マジかよ…』『す、すげぇ…っ』
最も早い順応を見せたのは、やはり暗黒の使徒たるチビであった。
さっとその場にしゃがみ込み、彼女の正面、着衣のままで無ければ間違いなくおしっこの放物の射線上となっただろう特等席にてその痴態をガン見する。
そして、普通に生活していれば決して目撃する事など出来ぬだろう光景を前に、暴漢共までもが石化の魔眼でも受けたかの様に呼吸さえ止め、乙女の恥ずかしい姿の一部始終を見つめてしまっていた。
正体不明のチビを含め、もう完全に隙だらけである。
■タピオカ > 股座が思わず熱くなるのを感じた。恥ずかしさに染まる頬以上にだ。
ならず者たちが寄せる視線よりも、なぜか助けに(?)現れた幼い少女からの目線が自分の雌の入り口によく響く。
突如現れた謎の闖入者との共闘も、変化球で悪の手先が増えるという展開も全てぶっとばしての放尿命令が下腹部に妙に響き、羞恥の時間は思ったよりも長く膀胱に留まっていた温水の分だけ続いていく。
こういう時に限って、尿意を我慢していたのだった。街の中へ帰ってきたという安心感が、「後でもいいや」という気軽さを伴ってしまったのだ。そしてその結果が、今も粛々と自らの意思で滴らせていく生暖かいおしっこ。
人に見られてはいけない排泄を、人から命令させられ人前で。
そんな粗相に、はしたなさに。
「ぁあ、……っ……♥んんっ……、ぅ……♥
だめ、……だめ……そんなに見ないで、……恥ずかしい、よぅ……♥」
イヤイヤと首を振りながらも、乱れる呼吸は被虐の愉悦を帯びていた。とまらない痴態お漏らしをじっくりと間近で見据えられ、小さな肉芽がショーツの生地裏でうずうず、蠢く。
「お漏らし、見られちゃった……♥
はぁ、……はぁっ、……ぁ、……あの……。
――っ!ごめんなさいいいぃ!」
内腿を濡らしたまま、肩で息をつき。
気づけば皆、後ろから獅子が迫ってたって気づかない勢いの無防備さである。
自分を一応?救ってくれた幼い少女の手を引っ張って。
一体何に対して、そして誰に対して謝ってるのかわからないまま恥ずかしい姿を晒した事へ詫び。
脱兎のごとく別の路地裏へと逃げ込んだ。
「はぁ……、はぁ……。ここまで来たら大丈夫、……かな?
あの……。……ありがと。キミが来てくれたからうまく逃げられたよ。
……。」
やがてひとまずの脅威が去った、と思われる場所にて足を止める。運が悪ければ追いかけてくるかもしれないけれど、今のところその気配は無い。
彼女へ向き直って、自分より低い背丈に身をかがめてお礼を告げる。
しかしながら、お漏らしを見せてしまった身。何やら気恥ずかしい。
もじもじと、腰を小さく揺らし。
今もぐっしょりと濡れたままのショーツが生暖かい。内股気味になり。どう言葉を続けようか、と少し迷う。
■クロナ > 一度始めてしまったならば、全て出し切るまで中々止められなくなる女体の放尿。しかし、見ないでという彼女の妖しく濡れた声音を耳にすれば、長く続けられる放尿ショーが中断される事が無いのには、何か別の理由もあるのだと察する事が出来るだろう。
そんな倒錯的な性癖を持つ遊牧民にさらなる悦びを与えるかのように
「くんかくんか、すんすんすん…❤」
琥珀の廃液が立ち上らせる湯気に頭部を突っ込むかの如く寄せた小鼻が、ひくひく動いて美少女が吐き出したとてやはり変わらぬアンモニアの恥臭をそれはもう胸いっぱいに吸い込んで見せた。
「んふぅぅううう~~~……っ❤」
細くなった液流が、ぐちょ濡れのショーツからぴちょん、ぴちょんと雫を垂れさせるくらいになった頃、大層堪能したといった満足げな無表情(紅色の双眸を閉ざして小鼻をヒクつかせ、白皙の頬を興奮の朱に染めた顔)を浮かべたチビは、どさくさ紛れに逃げ出した遊牧民と共に犯行現場を後にした。
後に残されたのは股間の布地に力強くテントを張ったへっぴり腰の5人組。
凶相になんとも言えぬはにかみと困惑を浮かべた彼らは、きっとこの日を堺に妙な性癖に目覚めてしまった事だろう。なんとも罪作りな遊牧民である。
そうしてあちこちの曲がり角を曲がって、時には野良猫しか使わぬ様な細路地も抜けて、二人はようやくひと気の無い場所へとたどり着いた。さほど遠くない場所から聞こえてくる喧騒は、おそらく平民地区の表通りの物だろう。
「ん、タピオカお姉さんが助かったのはクロナのおかげ。だからパンツちょーだい。おしっこでぐちょ濡れの黄色いおぱんつ」
感情に乏しい、しかして外見相応に可愛らしい声音が、小さな白手を差し出しつつ言葉だけではなく物質的な返礼を求めた。母親から聞いていた以上にちょろい彼女であれば、きっとパンツもくれるはず。
そんな期待に遊牧民を見上げる紅色のジト目もキラキラ輝く。
■タピオカ > はしたないお漏らしを見せただけでファイアストーム級の恥ずかしさなのに、見せた相手たちの股間がにょきりとキノコ模様を革パンツごしに盛り上げているからたまらない。
頬が赤く照り輝くほどになるが、それよりも甘い拷問なのが目の前の少女の行動であった。
「はぅ、ぁ、あっ、やだよ、やぁっ、……♥
僕のお漏らし、くんくん匂うのやだぁっ……♥」
どこか甘酸っぱさを伴う淫らな臭気を粗相と共に撒き散らすのに、それを際立たせるような小鼻の動きが艶めかしい。
息遣いはとうとう性感のものとなってしまい、温水の後からとろり、明らかに別のさらさらとした粘つきが濡らしたばかりのショーツから糸引く様子すらもお披露目してしまい。
――いつか街角で会ったらどうしよう、と罪に目覚めさせてしまった5人組の事を悩みながらも。別路地の裏で、彼女と向き合う。
「そっ……!そうだけど、……ああ、ぅ、
その、お礼しなきゃいけないけど、……うーん、……うーん……。
う、ん……。……え、っと。……こんなもので、お礼になる、なら……」
絵の中の少女が口を開いたといったほうが正しいような。
丹精で愛らしい顔つきが強請る、今現在自分の所有しているもので最も恥ずかしいアイテムの名前を耳にして。その耳が真っ赤に染まった。
困ったように視線あちこちうろたえた後に、何が良くて悪い事なのか、常識とは何なのか、脳内で正義についての審査を急ぎ繰り広げた。
導き出された答えは、彼女が望むほう。
片足ずつ、スカートの奥から抜いていく。
粗相まもなく、今もまだ人肌のあたたかさと湿り気をぐっちょりと残し、恥臭をたたえたままのそれを差し出した。
おしっこに濡れた、レモンライムの紐ショーツ。
それはまさしく、黄色いおぱんつと表すのが最も適当だと思われる造形をしていた。
「……ねえ。どうして。
どうしてクロナは、僕の名前知ってるの……?」
瞳を紅色に輝かせる彼女へふと浮かんだ疑問に小首を傾ぐ。
まさか相手の母親と、既に親交があった事も露知らずのまま。