2019/12/23 のログ
ユイキス > ・・・確かにお金は使います。けれど、これは父様の遺志を継いだもの。私の意志で勝手に放棄する訳にはいきません。

(私がお金がないから、と放棄してしまえば主様がずっと研究し、学んでいた知識も、記録も、全て無駄になってしまう。 ・・・そういう訳にはいきません。私が、なんとしても私が主様の意志を継いで、その悲願を叶えて差し上げなければ。)

えぇ、まぁ確かに・・・よくある、話ではありますけど・・・。

(私のような錬金術師・・・魔術師に限らず、前線に出るような女冒険者であろうともそのようなコトは時々あるという。自分の性欲の解消の為。装備の為。遊ぶ金欲しさ・・・その理由はそれぞれではあるのでしょうけれど、なにかの目的の為、自分の身体に値札をつける者も数多くいると聞きます。・・・いつしか、その目的と過程が逆転し、娼婦へと堕ちてしまう方も多くいる、と。)

・・・何も笑わなくても。

(むす、と頬を膨らませ彼へ抗議を。殴られなかっただけありがたいと思ってくださいませ。
ところで、やたらとそのお給金の入った袋を左右に揺らしていらっしゃいますけれど、もしかして私で遊んでいらっしゃる?)

・・・・・・・・・・・・・・、結構、でございます。私、言いました。それは最後の手段です、と。

そのお金、私という女を買うお金としてではなく、薬を。ポーションや爆薬にそういうのがお好みであれば媚薬。そういうものの制作を依頼する依頼料としてならばお受けいたしますが?

(彼の目からは下心が透けて見えまする。私、そう簡単にこの身体を売り渡すつもりはありません。仕事量やら支援金としてならばそのお金ありがたく受け取りますが、私という女を買うお金、としてならば断固拒否させていただきます。)

幸い、生活資金程度ならなんとか持ちます。だから・・・なんとか、してみせます。

(それすらおぼつかなくなったのなら・・・その時は本当にこの身体を売る覚悟をしなければならないかもしれません。けれど、今はその時ではなく。彼の提案は退けて、それでは、とスカートの裾を軽く摘んでお辞儀をして・・・その場を後にさせて頂きまして。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区冒険者ギルド」からユイキスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区冒険者ギルド」からローブの冒険者さんが去りました。