2019/11/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にヒューさんが現れました。
■ヒュー > 貧民地区を無頼漢が我が物顔に闊歩する。
片手には酒瓶。片手はパンツのポケットの中。
好きでも見せれば絡まれてハッピーにでもならないかと考えながら酒瓶を持ち上げ、軽く飲めば、強い酒精が男の食堂を焼きながら際立たせる。
「ふむ。 退屈過ぎて死んでしまう。 いい女でも転がっていない物か。」
等と呟きながら通りを眺めたが、しけた顔をして壁沿いにへたり込む浮浪者やストリートチルドレンに、弱者をカモにしようと目を光らせる奴らに、病気で正規の花街で働けなくなった夜鷹と、男の興味を惹く者がなかなかいない。
■ヒュー > 口説いて犯すのも野獣の様に犯すのも楽しいからな。
等と考えながら蒸留された酒精をチビチビと味わい、男は何処に向かうか曲道で適当に決めながら貧民地区を奥へと進んでいく。
■ヒュー > 暴漢に襲われている女を助けてみるのも一興だし、
自身が暴漢になるのもまた一興。
まぁそれが無くてもチンピラやらヤクザ等暴力を生業にしている者達に暴力を売り込み蹂躙するのもまた良し。
酒はとりあえずあるので、血と女と肉を求める男の本能。
■ヒュー > 何度か酒瓶を口に運んだところで空になったそれ。 名残惜し気に口を開け顔の上で瓶を逆さにして最後の一滴まで飲み干し。
「チッ…酒が切れたな…」
舌打ちしながら、酒瓶を手の中で弄び、ごみ箱を見つければとりあえずその中に放り込む。
手持無沙汰になった男は両手をポケットに突っ込みぶらぶらと歩きはじめる。
■ヒュー > 「酒を持ったいい女でもあるいていないものか。 もしくは酒を持ったチンピラでも良いな。
合わせ技は酒を持ってチンピラに追いかけられる女か…」
女なら犯して男ならぶちのめす。
最後のはチンピラをぶちのめして、酒を貰いつつ女を抱けるある意味男に取っては最高のシチュエーション。
単純かつ野獣にも近い思考。
男の顔は何処か凶暴な笑みを浮かべているも…。
絵に描いた餅。捕らぬ狸の皮算用。
目の前にあるのは不景気な貧民地区の路地裏。
自然とため息を零した。
■ヒュー > 男に取って命の水の酒が切れてしまった。
さて、どうしたものかと見やれば、見かけるのは飲み屋。
何となし男はその巨体を小さく折りたたむように屈みながら扉を開け店内へ。 酒は美味しそうだが料理はそれほど…。
であれば選択肢は一つかとカウンターへと進んでいく男。
店内の先客たちは巨漢の男に向け敵意や警戒心をギラギラとした視線を向けてくる。
■ヒュー > 男はその空気を楽しみながら店で酒を買い、後にしていった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からヒューさんが去りました。