2019/09/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に春芳院さんが現れました。
■春芳院 > (斜陽もとっくに無くなり、漆黒の空に包まれる。貧民地区の大通りは何処か埃っぽく汚ならしくは有るが未だ人賑わいも多く、怪しいながらも露天も幾つか出ている。然し、一歩外れれば光の届かぬ漆黒だけ。そんな路地裏を、早足で歩く闇にまみれた着物姿。頭巾を被っては出来るだけその素性を隠した侭、目的は平民地区と貧民地区の狭間に佇む自分の住処。顔を伏せながら、出来るだけ歩を早く進めるが下駄では走る事も侭ならず、これが限界。誰かに見つかり、怪しまれるのは億劫。その前に、この路地裏を通り過ぎたいがはたして。)
■春芳院 > (顔を伏せ、頭巾を深く被っては早足の侭路地裏を駆ける。下駄の音が、からん、と静寂の中で響く。治安が悪く、況してや此の時間帯女性なら襲われても可笑しく無い。無事に辿り着く様に、覚悟を決めながら胸元の布地をぎゅ、と握り締めながら。───ドンッ。頭巾を深く被っていたせいか、警戒しすぎた故か。前方不注意にて何かに衝突しては、思わず衝動で後退りする。軽くぶつかった方を見やれば、眉尻下げ心配そうにそちらを眺めるか。)
すみまへん……!お怪我は御座いませんか……?
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に春芳院さんが現れました。
■春芳院 > (どうやら只の通行人だった模様、会釈をしあい去っていく姿を振り返る事無く、帰路への道を辿り────。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から春芳院さんが去りました。