2019/05/11 のログ
カーレル > しばらくのうちは酒を飲んで時間を潰し
席が開けば店の中へと移動して…酒瓶一本分の酒を時間を掛けて飲み干してから店を後にするのだった

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からカーレルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にナータさんが現れました。
ナータ > 「はふぅ……」

昼は暖かく……否、少し暑ささえ感じる季節。
それでも夜は肌寒い日もある。

小脇にペラペラのコートを抱え、一人貧民地区の路地に佇む少女。

特に何をするでもなく、何処に行くでもない。
もう物乞いのように物陰で縮こまって眠ることはないが
日雇いに近い労働状況、決して裕福な生活を送っているわけでもなく。

今日も一日手紙を届ける仕事をした後簡素な、そして遅い夕食を取った。
安宿に戻り眠るだけなのだけれど、どこか物寂しかった。

足元にあった小石をこつん、と蹴ると溜息を零し、夜道を歩いていた。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にロベリアさんが現れました。
ロベリア > 「ぐうぇっへっへぇ。
一人でこんなところにいちゃあ危ないよお嬢ちゃん」

夜道を歩く少女に近づき、かなり無理して作っただみ声で話しかける。
お世辞にも治安が良いところとはいえないのに、こんな少女が無防備に歩いているのは実際危険だろうに。
並んで顔を見てみれば、後ろ姿でイメージしていたよりも幼なそうな印象の顔立ち。
その顔を見て、視線をあわせれば悪戯っぽく笑い。

「ふふふっ、さっきのは冗談だけど本当に危ないわよぉ?
家は近いの?
行くところがあるなら送るわよ」

すぐにふにゃりとした、少し間の抜けた笑顔を見せると馴れ馴れしくして距離を徐々に詰めていく。

ナータ > 「ふえっ……?」

唐突に向けられた声はどこからか。
ふと声の方を向けば、何時の間に近づいたのだろう女性の姿。

少女が悲鳴を上げなかったのは、無理に作っただろうだみ声が
危険を感じさせるようなものではなく―――悪く言ってしまえばどこか間の抜けた感じにも―――聞こえたから。

足を止めると、女性は言葉を続けて。

「あ、えっと、ええっと……家、というか……宿というか……
『木陰の寝床亭』……っていう……」

危ない。自分のことを案じている様子は、笑みながらも近づく相手から感じる。
そこで少女は返事に困った。
今は多少まともな格好をしているとはいえ、少し前までは物乞いの状況でこの場所の「住人」だった、等とは言えないから。

嘘をついても仕方ない、と。
今借りている宿―――最安に近いことで評判の、名前だけは一端―――の名を告げた。

少女自身からも、危機感はなく。それはこの場に慣れているからだったが。

ロベリア > 告げられた名前は覚えのないところだったが、自宅ではなく宿という事で彼女の事情は色々と察せられる。
孤児だったり早くに両親を亡くして独り立ちを強制させられる子供も少なくない昨今。
この子もその類なのだろうと。
既にロベリアの頭の中では、まだ幼い孤児というイメージが出来上がりつつある。
こういう子には優しくないとね、という事で殊更穏やかな声音を意識し。

「へぇ、そっか。
それじゃあお姉さんがそこまで送ってあげるわねぇ」

頷いて少女の隣に。
にこにことしながら、手を繋ごうと手を差し出して。

「一人よりも二人の方が安全だし、ね?
あっ、私の事はロベリアって呼んでいいからね」

少女からはそれほど警戒されている気配も感じないし、ロベリアも無警戒に距離を詰めていく。

ナータ > よほど困窮していなければ該当の宿を使うこともないだろう。
元々の住人でなkレば存在すらも知らなくて当たり前だろう。
女性の返事はその宿を知っていなさそうな生返事。

ここで既に、誤解が生じているようで。
少女は孤児でもなんでもなく、自らの意思でこの街にやってきた。
それも、家出同然で。その目的は―――

尤も勘違いが生じていることは互いに理解していないのだが。

「えー、えーっと、えっと……は、はい……」

少女はまた、押しにも弱かった。
恐らく全くの善意なのかもしれない。
身を案じて声を掛け、引率しようとしているのかもしれない。
伸ばされた手を拒むのは申し訳ない、と、そっと握り返して。

「ロベリア……さん。あ、えっと……ナータ、って言います……」

何故この女性は自分に親切なのだろう。
少し不思議に思いながら名乗られ、自分の名前を返した。
詰められてる距離もそのままに。

ロベリア > 拒絶の意思もなく無事に手をつなぐ。
またもやふにゃりとした少しだらしない笑顔になってしまう。

「ナータちゃんねぇ。
んふふぅ、ちっちゃくてかわいい~」

体格や顔立ち、そして握って手に触れた感覚から結構幼い印象を受ける。
だが受け答えの様子からして思ったよりは子供でもないのかなと印象に少し修正をかけながら。

「それにしても、こんな時間に外をうろつくなんてなにかあったの?
女の子が一人でなんて心配だわぁ」

折角知り合えた女の子。
少々不穏なところもあるが、それだけに放っておけない。
少し探りを入れながらも素直に心配している気持ちを見せる。

ナータ > 「あ、う、え、えっと……ロ、ロベリアさんこそ、奇麗、ですよ……」

自分よりも幾分背の高い女性。
その色白の肌や紫の髪や瞳。
優し気な眼差しや口調。
そして豊かな胸。
自分にはない要素をふんだんに持つ女性に可愛いと言われ
恥ずかしそうに声を詰まらせながら、それでもお返し、と女性を奇麗と告げて。

「えーっと、えーっと、そうですね、お仕事の後にご飯を食べて……
あ、えっと……今日は雑貨屋さんの配達だったんですけど。それで、どうしよっかな、寝ちゃおうか、それとも遊んだりしようかなって、迷ってて」

女性は自分の素性を知らない。
ならばあえて自分から言う必要もないかもしれない。
見る者が見れば、少女の「素養」などすぐに分かるのだろうけれど。
言葉を濁すような曖昧な返事を向けた。

ロベリア > 「ふふっ、ありがと」

褒められたら必要以上に謙遜しない。
実際悪い気もしないし素直にお礼を言うに留めておいて。

「そっか、若いのに大変なのねぇ。
ご飯はちゃんと食べられてる?
配達とかだけじゃ、そんなに儲からないって聞くけど……」

説明が下手というより言葉を選んだ感じがする。
それと配達という仕事で一瞬嫌な想像をしたが、流石に考え過ぎだろうとその心配を表に出す事もなく頭から振り払う。

「それにしても、遊ぶにしても流石にもう遅いわよねぇ。
残念。
私もナータちゃんと遊びたいわぁ」

単純に心配なのとそれなりの下心で声をかけたが、どうも話していて余計に放っておけなく感じてきた。
なので、更に踏み込んでいく。

ナータ > 「贅沢をしなかったら……それに、賄いの出るお仕事も紹介してくれる時がありますし……」

言われ慣れているのかもしれない。少女のどこかぎこちない誉め言葉に余裕を持って受ける女性。


「元々、この辺りの路地で寝泊まりしてましたから、それを思えば、今は。まあ、もっといいお給料のお仕事が見つかればいいなって思いますけど、でも……」

職を選んだりするつもりはない。
けれど、自分は。
少女がこの街に来た理由は―――

「私と、遊んでくれる……ですか?でも、でも……私……」

少し驚くように目を見開く。
恐らく女性の言う「遊ぶ」は自分の想像するそれとは違う。
なのに、なのに……この目の前の優しそうな女性に初めて会った美しい女性に―――

「私、変態……だから……」

想像してしまったから。
この女性の手によって喘ぎ狂う自分を。
こんなことを言えば気を悪くしてしまうかも。
それどころか、詰られてもおかしくない。

けれど少女は立ち止まり、どこか瞳を潤ませて、小さな声ながら、言ってしまった。

ロベリア > ロベリアの心配としては、ちゃんと生活が成立しているのだろうかとか悪い大人に騙されて悪事の片棒を担がされているのではというもの。
とはいえ初対面でいきなりそんな深く追求も出来ないので少しずつ探るつもりでいたのだが。

「へっ!?
あ、あぁ……。
そうなんだ」

基本的に自覚のあるレベルで結構な色ボケなのだが、珍しく真面目に頭を使っていたところに思わぬ言葉を浴びせられ目を丸くする。
というか今の不意打ちは自分の幻聴を疑うぐらい、余りにも予想外。

「えぇっとぉ、ちなみに変態ってどのぐらいの意味で……?」

声をひそめ、ナータの耳に顔を寄せて思わず尋ねてしまう。
ちょっとどきどきするというか、さっきまでの心配事は一気に吹き飛んでしまいロベリアの思考も既にそっち側の興味に偏ってしまって。

ナータ > 「えっ、ぁ……」

相手の驚き様に、自分もまた大きな―――取り返しのつかない勘違いをしていたことに気付く。
かーっと顔が真っ赤になり、しどろもどろになり、思わず手を離してしまった。
少し素っ頓狂な声と、戸惑うような生返事。

続けての耳元での問いかけは、追い打ちをかけるようだった。

「その、あの……頭がおかしくなっちゃうまで気持ちよく、なったりしたかったり、とか……」

もじもじと俯き、言葉を選ぼうとして。
何と言えば「ドン引き」されないか、と
暫しの沈黙の後、少女としては大人しい「願望」を口にした。

ロベリア > やはり幻聴ではなかった。
こんな純朴そうな少女が変態という事に軽くショックを受ける。
どちらかといえば良い意味で。
そしてそのぐらいで変態だと自分は既に変態なのではないかと考えてしまう。
改めてわが身を振り返ればまごうことなき変態でした。

「そっかぁ。
でもそれぐらいだと、お姉さんも変態って事になるわね。
ナータはそういう経験したことないの?」

少女の願望を否定せず、むしろ肯定して更に促すような言葉を投げかける。

ナータ > 相手の様子は怖くて窺えない。
それでも、自分に対して嫌悪の感情は抱いていないように思えた。

「え……?ロベリアさん、も……?」

自分も、といった女性に思わず目を見開いて顔を上げた。

「私が、この街に来たのは、そういう風に、なりたかったからで……」

此処に自分がいる理由を告げて、ひと呼吸おいて。

「頭の中、空っぽにされて操り人形にされて遊ばれたり、指一本動かせないようにされて、どんな風になってもイかされ続けたり……人間であることをやめて、奴隷……ううん、生きた玩具として可愛がれらたり……全部の感覚を快感に変えられて24時間管理されたり……生まれた頃まで還されて、肉人形として育てられたり……自分が誰なのか分からなくなるほど頭の中がおかしくなるまで気持ちよくされたり……」

それは、一気に。
まるで水が溢れ出るかのように、少女の願望、欲望が言葉になって吐露された。
その瞳は、トロリと淫らに潤みながら女性を見上げたままに。

ロベリア > 「中々ハイレベルな願望ね……。
んー、全部は無理だけどある程度ならしてあげられるわよ。
試してみる?」

幾つかは被虐的すぎて流石に問題を感じるが、ロベリアも五十歩百歩ではある。
なので否定はしないというか出来ない。
願望を受け止めた上で、むしろ提供してあげるつもりで誘いかけた。

「中々言えないものね、そんな事。
奴隷になるだけなら簡単だけどすぐに使い潰されちゃう事だって多いし」

かなりハードな願望も混じっているが、それだけに誰にも相談出来なかった事であろう。
頷きながら、肩を抱いて優しく抱きしめてあげる。

ナータ > 「え、あ……」

表情が固まる。
吐露したとはいえ、その全てが叶うとは少女自身も思っていない。
それでも女性はある程度ならば可能だ、と言った。
正直、信じられない思いだったが。

「もし、もし、ロベリアさんが……いいなら、少しでも、叶えてもらえるなら……」

喉がカラカラになる。
どの程度までなのかはこの時点で定かでないが、緊張と、淫靡な興奮に。

「小さい頃、この街にきて、奴隷の人たちを見たんです。その奴隷の人たちが、幸せ、って言ってるように感じて。それ以来、私も奴隷に―――ううん、奴隷よりもっといやらしくて幸せに、なりたくて……」

抱きしめられる腕を解くこともなく、そのまま見上げ続けて。
その表情はまだ幼くも被虐性を孕んでいた。

ロベリア > 「分かるわ。
私は好きな子とラブラブなえっちが好きだけど時々ペットや物みたいに扱われたいって思う事もあるもの。
でもそういうのって、誰でもいい訳じゃないのよね。
この人とだったらっていう特別な相手じゃないと……」

往来で少女を抱きしめながら何を言っているのだろうか。
一瞬冷静になるが、とりあえず棚に上げておく。
ナータの場合はロベリアよりも更に被虐願望に偏っているようだが、いくらかはロベリアにも理解は出来る。

「……うち、来る?
平民地区だからもうちょっと歩く事になるけど。
色々してあげられると思うわよ」

このタイミングなら誘っても大丈夫だろう。
道具も多少はあるし。

ナータ > 「いっぱいいっぱい、褒められたリ、いい子いい子って、されたいんです。おかしくなっていく、ダメになっていく私の事。いやらしいことしかできなくなった私の事……だから、こんな変態なこと、分かってくれる人が、いいなって……」

少女のそれは単純な嗜虐被虐というわけでもなさそうで。
その中には「甘えたい」という欲求も含まれていた。
それだけに、願望を晒す必要があるのだろう。
求めているのは「女王と奴隷」という立場ではなかったから。
既にスイッチが入ってしまっているのか、冷静な部分を持ち今の状況を顧みる女性と違い、少女は全く気にしていないようで。

「ロベリアさんが……こんな子で、私で、よかったら……私『で』遊んで、ください……」

そう言うと少女は初めて、自分からギュッと抱き着いた。

ロベリア > 好みの子がいるから下心込みで声をかけただけなのに、思わぬ拾い物をしてしまった感。
抱きつくナータを全身で感じながら、倫理的に問題があると分かっていながらもついにやけてしまう。

「分かった。
大事に遊んであげるわね。
それじゃあまずは、うちに行くまでにパンツ脱いでみる?」

早速変態的な提案を試してみる。
露出羞恥としては初歩的なものだが、普通なら抵抗があって中々出来ないはずだ。

「脱ぐなら物陰に行ってもいいからね。
脱いだパンツは私が預かるけど♪」

優しく易しい露出命令。
強制ではなく拒否する選択肢も与えているが、これは拒否してもいいのに命令されて仕方なくという逃げ道を封じる意味もあるのだが。

ナータ > その出会いは偶然だったのか必然だったのか。
抱き着く少女に上から向けられる声、その色は変わらぬ優しいままに。

「え、あ……ここ、で……」

下着を脱ぐ。
あえて疑問形で、逃げ道を作られながら。
驚き戸惑うように見上げながら、それでも暫し黙ったままの少女が動く。
抱き着いていた腕を解き、身を離し……

「脱ぎ、ます……」

少女はその両手をワンピースの裾に運び、スカート部をたくし上げていく。
物陰に行ってもいい、そう言われたにも拘らず、往来の真ん中で。
やがて露わになった質素な白下着に手を掛け、それを下ろしていく。
片足ずつ引き抜いて、そして両手に乗せて差し出した。

その顔は、どこかうっとりと恍惚に揺れていた。

ロベリア > ナータが下着を降ろすのを笑顔で見守るロベリア。
プレイとしては初歩的なものだが、その初々しい反応にはやはりどきどきしてしまう。
しかし決断の早さといい往来で脱ぐ事を選択した事といい、申告した通り中々の才能がありそうだ。
将来が心配でもあり楽しみでもある。

「はい、よく出来ました♪
ふんふん、なるほど、これがナータちゃんの匂い……」

プレイに応えたのならちゃんと褒めてあげるのが健全な主従の付き合い方。
頭を撫でながら脱ぎたてのパンツを受け取る。
まずは鼻先に持っていきナータの匂いを堪能してからポケットへ仕舞う。

「人も少ないし暗いからそう気づかれないと思うけど、始めてなのに大胆で偉いわねぇ。
お外でパンツ脱いじゃったけど、どんな気持ち?」

パンツを仕舞うとナータの手を取り歩きながらそんな質問を。
しかしその表情を見れば概ね察せられるものだが。

ナータ > 人気のない夜とは言え往来で下着を脱ぐ少女。
そしてそれを笑顔で見つめる女性。
その時点で歪んだ光景であったが。

「あ、あ……に、匂い、嗅がないで、ください……」

下着を脱いだこと、その様子を見つめられたこと以上の羞恥が沸く。
少し慌てた声で、泣きそうな顔で首を横に振った。
早く、と言いたげなそれに答えて漸くポケットにしまわれて。

「恥ずかしい、ですけど……ドキドキ、も、して……」

そしてまた手を取られ、平民地区に向けてか、歩き出す。
空いている手でぎゅっと裾を掴みながら、俯きがちに答えた。
女性に、見知らぬ誰かに見られる自分。
それを想像するだけでどこか内股気味に、よちよちと並んで進んで。

ロベリア > 変態行為をやらせておいてこんな事を考えるのもなんだが、ナータの初々しい反応にきゅんきゅん来てしまうロベリア。
これからノーパン生活ぐらいは当たり前になるかもしれないが、羞恥心を失わずに育てていきたいなあと気の早い将来設計なんて始めてしまって。
ナータのリアクションにときめくロベリアも少し顔が赤いが、暗がりではあまり目立たないだろう。

「そんな裾を気にして歩いてると、パンツ履いてないの流石にバレちゃうわよぉ?
堂々といつもどおりにしていたら意外と大丈夫なものよ。
まあ、うっかり転んだり風でも吹いたら全部見えちゃうけど……」

目的地に向かい歩きながら、アドバイスをしながらも羞恥心を煽っていく。
一人で願望を抱え続けて熟成させてきただけあって、既にかなりの適正や才能を感じさせるのでこうして煽るのも楽しい。

ナータ > あえて初歩的な露出的行為から仕向けられる。
それでも十分に羞恥と興奮を憶える少女は
意識しないようにしたところでどうしても意識してしまう。

「で、でも、だってっ……大丈夫じゃ……」

消え入りそうな声で。
そして少女は想像してしまう。
この場で転んでスカートが捲れ上がり、下着のない尻や股間が剥き出しになる。
女性はおろか周囲にいつの間にかいた女性達―――少女の性愛対象は同性だったから―――に、詰られるのではなく、厭らしいことをしていると褒められる自分を。

「ぁ……」

少女はそれだけでゾクゾクと背筋を震わせ、小さく声を零してしまうほどだった。

ロベリア > 既に十分興奮は得られているようだし、あんまりいじめすぎるのもいけないか。
羞恥心を煽るのも程々のところで止めると、他愛のない話しに切り替えていく。

「もうちょっと歩くから、立ち止まってちゃだめだからねぇ?
ああそうそう、私のうちって酒場だから知らずに着いたらちょっとびっくりしたかもね。
部屋は酒場の二階で寝泊まりしてるんだけどね」

慣れすぎず、かといって身動き取れない程追い詰めず。
羞恥プレイのコントロールは繊細な問題もある。
特に出会って間もない初心者が相手なのだし。
なので少し意識を日常に引き戻すようなとりとめのない話題を振ってみたり。

「ウェイトレスも募集中だから、ナータもその気があったらやってみない?
あと読み書きは出来るかな。
出来ると色々便利なんだけど」

ついでにスカウトもしてみたり。
まあ制服は結構アレなのだが、ナータなら逆に良いかも知れない。
良すぎて仕事に手が付かないという事になっては困るが。

ナータ > 既に少女はコントロールされている。
俎板の上の鯉といってもおかしくはない。
道すがら、まるで普通の会話のように話を切り替えられた。

「わ、わかりました……酒場……?ええっと……」


女性の姿と酒場。との言葉がいまいち結びつかない。
どちらかと言えば泰然自若としつつおっとりとしているようにも感じられたから。
「商売」の匂いがしないと言った風か。
とは言え疑う必要もなかったが。

「ウエイトレスさん……一応、簡単な読み書き、なら……村育ちなので、街で売ってるような本とかは、読んだこと、ないですけど……」

少女は孤児ではなく、村育ちとは言え読み書きはできた。
それでも「接客業」の経験はなく、いまいちピンと来てない様子で。

勿論酒場に赴いたこともなく、ウエイトレスの内容も分かってなかったが。
その辺りは焦る必要もなかったか。

ロベリア > 「あー、そっかその歳だと酒場なんてあんまり縁もないわよねぇ。
まあでも少しでも読み書きできるなら十分よぉ。
仕事はやりながら覚えていけばいいし、ナータちゃん可愛いからきっとすぐ人気者になるわ」

体格や顔立ちの印象からナータの年齢を少し低めに見ているロベリア。
わざわざ女性相手に年齢を尋ねるような無作法もしない。
なので誤解はもう少し続くかもしれないが、いずれ自然に判明するだろう。

「部屋は、まだ空きもあるし働くなら住み込みでもいいしね。
……何なら飼ってあげてもいいけど」

結局話しはそっちに戻ってきてしまった。
とはいえ店で働いていない少女を囲っていると思われたら妙な噂になりそうだし、普通に住み込みで働いてくれるのが一番ではあるのだが。

そしてそうこうしている内に店はもうすぐというところまで。

ナータ > 「そ、そうですね……村にも酒場なんて、なかったですし……ええっと、ええっと……」

承諾するとも拒否するとも、そこまで考えが至っていないのが正直なところ。
それほど、ある意味で急展開な流れであったから。
どこか実年齢以上に子ども扱いされている気がするが、不快ではない。
「幼く」扱われるのは少女の願望の一つと言ってもおかしくなかったから。

「えっと、他にも、ウエイトレスさん、が?え、あ、そ、それはっ、えっと……」

寧ろほかに従業員がいるのが当然ではある。
女性はその従業員たちとも肌を重ねているのだろうか。
そんな想像をしてしまう。
そして、続けての「飼う」の響きに一人また鼓動を早くさせていた。

そんな会話の続くうちに、何時しか貧民地区から平民地区へとやってきていた。
すっかり、下着を脱いでいることも忘れてしまったかのような少女は
つまり会話の術中にはまっているということでもあった。

ロベリア > 「とうちゃーく。
ふふふ、どうだった、露出体験は?」

店の前までやってくると顔をよせて耳打ち。
まあまあ楽しんで貰えたという手応えはあるが、まだまだ序の口である。
午後は閉めていた店には、当然誰もいない。
宿を利用している店子も今は留守だろうか。
閑散とした一階を抜けて、二階にある寝室に案内する。

「ここが私の寝室ねぇ。
隣は私室だけど、散らかってるから入っちゃだめよ?」

冗談めかして言っているが、実際あんまり人を招ける状態ではない。
寝室にはベッド以外の家具は少なく割と広々としているのだがそのしわ寄せのようなものだ。
とりあえずベッドに腰掛けると、ナータを隣に招く。

「それじゃ改めて聞くけど、パンツを脱いでお散歩した気分はどう?」

ここまで来たら人目も気にしなくていい。
ロベリアの表情も優しいお姉さん然としたものから妖しい雰囲気を纏うようになっていた。

ナータ > 「は、あ、うっ……その、ドキドキ、しま、した……」

酒場に到着した安堵と同時に、露出の事を思い出させられて。
改めて裾をぎゅっと握り、顔を赤らめた。

夜の酒場、少女は知らなかったが今夜の営業はなかったのか
静まり返っていた。
店内の様子を窺う間もなく二階へと案内される。
誰かが後ろに居れば尻は丸見えになったろうが。

「えーっと、は、はい、分かりました……」

言われずとも、初めて訪れた他人の家を勝手に出歩く趣味はない。
それでもコクン、と頷いて見せて。
招かれるように、ややもすると殺風景な室内に置かれたベッドの隣を促され腰掛けて。

「ドキドキ、しました。自分が……変態になってく気がして……」

屋や声色の変わったかのような女性。
少女は自分の吐露した願望のどこまでを叶えてもらえるかは聞いていない。
それが不安でもあり、緊張でもあり、少し不安げながら、露出の感想を告げた。

ロベリア > 「なってくじゃなくて、ナータはもう変態よ。
だって普通はわざわざパンツ脱いでお外に行かないでしょう?」

隣に座るナータを抱きしめ、頭を撫でながらもう十分変態だと宣言してあげる。
とはいえこれから先、更に変態になっていくのだが。

「ねぇ、変態のナータは今からどうされたい?
私に出来る事なら何でも叶えてあげるわよ」

耳元でささやくような声で誘惑する。
当然出来る事に限度はあるが、今のナータの大抵の願望ならどうにかなるつもりでいる。

ナータ > 「は、はい……私は……ナータは、変態……です……」

自分だけでなく、女性に言われ、改めて自分で言い直す。
それだけで「変態」という言葉が興奮と羞恥を生み出す。
どこか声が上ずり、また喉がカラカラになる。

「頭の中おかしく、されたいです。いっぱいいっぱいいい子いい子されて、いっぱいっぱい褒められて、もっともっと変態にされて。いっぱいいっぱい躾けられて、変態なことしか、イクことしかできないいい子の変態に、されたいです……」

少女は女性の素性を知らない。
単に酒場の女主人、そんな認識でいる。
故に、自分の願望そのものを懸命に伝えようとした。
乏しい知識ではなく、本能を。
幼子が甘えるかのように、懸命に。
それは少女の願望でもあった。

ロベリア > 「いいわよ。
お望み通り気持ち良くしてあげる」

改めてナータの告白を受け入れ、大きく頷く。
そのために少し準備は必要だが。

「それじゃあ良いものあげるから、ナータは服を脱いで待ってて。
ああ、靴下だけ残すのも変態っぽくていいかもね?」

服を脱いで待つよう指示している間に、ロベリアはクローゼットの中を探って必要な道具を取り出している。
取り出してその手に持っているのは、首輪とリード。

「この部屋で首輪をつけている間は私の所有物。
そういう事でいいわよね?
そのかわりちゃあんと気持ちよくしてあげるわ」

妖しく微笑みながらナータに首輪をみせつける。

ナータ > 「はっ……い……」

女性の承諾の言葉を受け、息が詰まりそうになる。
少女の願望、妄想。
それがどこまで適うかは定かではない。
けれど、心の中に溜め込んでいたものが例え一部でも叶えられるということに。

「分かり、まし、た……」

口数は少なくなる。
背を向けクローゼットに向かう女性の背後、布ずれの音がする。
少女はどこか興奮したように呼吸を荒くさせながら、手を震わせ脱衣していく。

女性が道具をそろえ振りむいた先に立っていたのは
小ぶりな胸や無毛の股間を隠すことなく後ろで手を組み
目を閉じて顔を横に背けた、実の年齢よりも大分幼く見える少女の裸体―――靴下だけを残した―――であった。

「は、い……首輪してる間、私は、ナータは、ロベリアさんの物、です……」

見せつけられるそれに視線を向け、宣誓する。
その眼差しは先ほども見せた、被虐に潤んだものだった

ロベリア > 裸になったナータの姿は、お世辞にも発育が良いとはいえない。
服の上からでも幼く見えた要因はこれもあるだろう。
そんな体を見てロベリアは、正直に言えばかなり欲情してきていた。
豊満な女体も好きだが小児性愛じみた傾向もあるのでナータの体つきも十分ストライクゾーン。
陰毛もなく凹凸の少ない体を見て少し息が荒くなっていくのを感じる。

「それじゃあこれで契約成立ね」

革製で飾り気のない首輪とリード。
本来は大型犬などにつけるものだろう。
それを人間である、ナータの首につけてしまう。
裸で、ロベリアの示唆の通り靴下だけは残した姿だがそれが逆に全裸よりもいやらしい。
そこに首輪が加われば、人間の尊厳を奪うような背徳的な姿が出来上がる。

「ふふふ、いやらしい格好。
とってもそそるわ。
よく似合ってるわよ……。
……それじゃあ最初の命令ね。
舌を出して」

リードを握ったまま、ベッドに腰掛けてそんな命令を出した。

ナータ > 元々色白ではあったが、村での生活でうっすらと色の境目が付いた肌。
その白い部分が興奮と羞恥で仄かに朱に染まりかけていた。
幼さをふんだんに感じさせる肢体は少女の精神性もあったか。
時折幼子のように甘えた反応を見せる少女の。

「は、い……」

首輪を嵌められる場面は直視できないか、また目を閉じて顔を横に向けたまま、首に手を伸ばされる。
冷たいような、硬くも柔らかくもある革の感触。
息苦しさはないが、僅かな圧迫感が首に感じられ、「契約」に同意した。

少女の薄い胸は興奮からは細かく早い呼吸を示して。

「舌……ですか……?ん、ふっ……」

リードを僅かに動かされ、首輪の締まりに促されるように女性の前に立つ。
少し不思議そうな、何をされるのか理解していない表情のまま、言われるままに舌を出す。
両手は依然、後ろで組んだままで。

ロベリア > 「いい子ね。
あむっ……」

突き出された舌を、ロベリアが口に含み吸い上げる。
そして己の舌をこすり合わせ、唾液が絡みあう水音が部屋に響く。
時折舌を吸い上げる、少し下品な音も。
だが唇同士が触れ合う事はない。
暫くの間そうして、舌だけを狙った口内愛撫を続けると一旦口から離す。

「んっふ……♪
舌だけ愛撫されるのって、不思議な感じでしょう?
唇が触れてないからキスじゃないけど、キスをする前にこんな事をするなんて変態的でナータが喜ぶと思って」

混じり合った唾液を飲み込み、楽しそうに語りかける。

ナータ > 「ふっ……!ん、ふっ、んぅ、んっ……!」

少女は目を丸くした。
伸ばした舌を口に含まれて。
口付け、とは違うそれ。
少女の舌に女性の舌が絡められ、唾液を啜られる。
ちゅ、とした音の後、卑猥な水音までもが漏れて。
然して長い時間であったはずの最初の愛撫、口が離されて。

「ふあ……い……」

たったそれだけで少女は酔い痴れた。
まるで魂ごと啜られるような甘美に。
頬が緩みぽかんと口を開けたまま舌を出して。
元々下がっていた目尻はさらに垂れ、膝は今にも崩れそう。
数分にも満たぬ愛撫で、少女は呑み込まれんとしていた。

ロベリア > 「んもぅ、まだ舌を吸っただけよぉ?
まあ、それだけナータがえっちな子って事よね」

まともに返事が出来ない程気持ちよかったのか。
表情や様子から嫌悪の色もないし、この調子で色々と愛撫を続けてあげるとしよう。

「それじゃ、今度はベッドに寝転がってね」

力の抜けそうなナータをベッドへと仰向けに寝かせる。
そしてロベリアは股の間に頭を寄せていき。

「んっふっふぅ♪
次はこっち、いただいちゃいまぁす」

舌なめずりすると、今度はまだ幼さも残すような秘裂へと舌先を這わせ、なぞる。
ペロペロと、まずは表面を軽く舐めるだけ。
だが先程の舌愛撫の事もある。
ナータもこの程度で済むとは思わないだろう。
ロベリアの吐息も段々と熱を持っていく。
徐々に割れ目をこじ開けるように、舌先を潜り込ませていく。

ナータ > 「頭、の中……ふわぁ、って……」

そう言葉にするのが精一杯、といった様子。
それだけ衝撃的で鋭敏な刺激だったようで。

「ふあ、い……」

少し間の抜けた返事をしながら体を支えられるようにしてベッドに仰向けに寝かせられて。

「はっ、ぁ、あぁぁっ、あ、あ、んぁぁっ!ロベリア……さっ、んぁっ……!」

桃を広げられるようにして股間に顔を近づけられ。
宣告の次の瞬間。
少女は、鳴いた。

肘を曲げ拳を軽く握り頭の横に置き、広げられた脚、その膝も曲がっていく。
幸か不幸か、少女は処女ではない。
村の風習―――それも嫌悪の対象であったが―――の夜這いによって。
秘裂をなぞり上げていた舌先がそこを割り込むようにして、秘所に埋められて。

「あ、あ、あっ、融けちゃうっ、融けちゃうからぁっ!」

鳴き喘ぎながら、少女の腰は無意識に浮き、ク、ク、と押し付けるように揺れ始めていた。

ロベリア > 愛撫はまだまだ序の口だが、既にかなり感じているようだ。
興奮もあるだろうが感じやすい体なのかもしれない。
しかしそれで愛撫が緩くなる事もなく、侵入を続けた舌は膣壁を擦っていく。
更に時々クリトリスを噛んで、しかしそれは程々でやめてしまいすぐに達する程の刺激はまだ与えず昂ぶらせていくだけで。
ナータの喘ぎ声に混ざって、粘膜と粘膜が混じり合う水音とロベリアの熱い息遣いが部屋に満ちていく。

「ふふふ、いやらしい腰つきになってきた♪
ねぇ、キスしていい?
キスしてくれたら、そのままイカせてあげるから」

所有物と言っておきながら、キスの許可を求める主人。
それも甘い餌を目の前にぶら下げて。
既に強引に唇を奪っても良い関係のはずだがあえてそうせず。
ナータが自ら選択して積極的に気持ちのいい事を望めるように導いていく。

ナータ > 「んっ、んぁっ、ひっ、んぁ、んっ……あ、あ、あ、気持ち、いいよぉ、気持ち、いいのぉ……ひっ!んんっっぅっ!」

自ら快楽を強請り、認め、拳を握り顔をくしゃくしゃにして喘ぐ。
顔を埋めている女性にはその表情は見えないかもしれないが。
短い悲鳴に似た嬌声は陰核を甘く噛まれたから。
そこに苦痛はなく、強い快感だけがあった。
けれど、「その先」へは踏み込んでもらえずに。

「は、ん、ぁっ、キス、キスゥ……キスゥ、して?キスゥ、するのぉ……」

顔を上げ見つめ尋ねる女性に、花に掛かった甘い声で甘え強請った。
それは愛情の確認ではなく、快楽を強請るためのキスではあったが。
少女はそう言うと、当たり前のように、先ほどのように舌を出した。
秘所はおろか菊座までもひくひくと戦慄かせ、脚はいつの間にか自らM字に開脚していた。
女性の動きに、言葉に翻弄される少女。
それは自ら身も心も委ね切っているからだった。

ロベリア > 少女が手の内で乱れていく姿に満足と達成感を覚えつつ、しかしまだ終わりではない。
キスの承諾を得て、更に舌を突き出す姿を見れば早速調教が効果を発揮したなと感慨深い。
まずは舌と舌を絡め合わせるが今回はこれだけでは終わらない。
舌を絡めたまま、唇も合わせていく。
唇と唇が合わさり、密着したら今度はロベリアの舌がナータの口内に割り込んでいく。
そこからは容赦がない。
舌の裏も歯茎も口腔の全てをロベリアが蹂躙していく。
深く荒々しい口づけをしながら、手はナータの股に添えられていて既に指は膣内に侵入している。
時々肛門も指先で撫でているが、こちらはまだ本格的には責める事はない。
将来的にはお尻でも感じられるようにしてあげるが、まだまだ時期尚早。
膣内を進む指は舌よりも深くを狙う事が出来、柔らかさや密着感では舌に劣るが挙動は精密だ。
どの辺りがナータの感じるところか、反応を見ながら探っている。

ナータ > 「ふむっ、ん、むっ、んんぅ、んむっ、ふっ……んっ!」

そのまま体の位置を変えられ、向かい合う形となり。
ネチャリ、と卑猥な音と共に舌同士が重なり合い……
そのまま唇をも重ねられた。
舌が口内へと侵入され、そのまま舐り尽くされんとして。
少女の目には涙が貯まる。
それは恐怖でも悔恨でもなく、歓喜の涙。
くぐもった声を零しながら、されるままになる愉悦に極まって。

「んんぅ!んんーーっ!んぅっ!ん、ん、んーーーっっ!」

秘所に挿入された指はまだ未熟な、それぢ手厚く蕩けた粘膜を蠢き
その敏感な個所を探り当てるかのように。
少女は端で呼吸するのが精一杯になりながら、高まり続ける性感を抑えることもなく。
菊座を撫でるクス具体ような感触すら快感のスパイス。
少女は「されるがままになる悦び」を受けながら、絶頂へと高まっていって。

ロベリア > 口内を蹂躙し続けながら、ナータの弱いところも何となく分かってきた。
いわゆるGスポットの辺りを狙い、指先を小刻みに振動させる。
それと同時にクリトリスを親指で押しつぶし、更に今まで触れていなかった乳首も指先で軽く摘む。
こうして一気に複数の性感帯を同時に責め、多重絶頂に叩き落とすのだ。
これでナータがイキ続けてもロベリアの責めはそこで終わりではない。
ナータの吐き出した願望通り、イッた後だろうが何回でも責めは続くのだ。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からロベリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からナータさんが去りました。