2019/04/03 のログ
ご案内:「貧民地区 大通り」にシラトリさんが現れました。
■シラトリ > オッターモール家の名前をありとあらゆる方向で最も有名にしていると考えられる純白のメイド姿が、貧民街をゆるりと歩く。
やべえぞ、オッターモールの白の方だ! なんて言われたこともある。失礼な。
そんな彼女は、場には不釣り合いな所作で道を歩いて、出店の前に立ち止まり。
「………ではいつも通りに。」
なんて、老婆にいくばくかの銀を渡して、封書を受け取る。
公主やらなんやらが流れ込んできて、割と貴族界隈も勢力争いが流動的だ。
零細だった貴族が、立派な家柄の嫁を捕まえて一気にランクアップすることもあれば、祝宴の日取りまで決まっていたところで不慮の事故に遭うことも、まあないわけでもない。
オッターモール家はそういった関連に全くかかわらない、いわゆる毒にも薬にもならない家柄ではあるが、荒れる海から無事に逃れるには情報は欠かせない。