2019/01/27 のログ
リーザ > 「集団…そう言うのに会う前に早く帰りたいからね」

実戦経験は小動物や、大きくて猪や狼。対人経験は皆無。
もし集団で襲われでもすればあっという間に捕まってしまう程度の強さで。

「でもへんなお礼は駄目だからね、先にいっとくけど。
剣はダイラスの仕事で失くしたんだよ…だから新しいの買うのに稼がないと駄目で来てるんだから」

好きでこれじゃないと少し強気に、悲し気に告げて。
起き上がろうとすると邪魔にならないところまで下がってそれを待ち。
歩き出す背中を追いかけるように後に続けば、表通りにと出ていく事に。

黒須 > 「任せとけ。俺と歩いているなら、そういう目には合わねぇからよ…。」

(表通りに出れば、道の端に人がちらほら出て来る。
全員、きちんとした服や容姿はしておらず、貧しそうにも汚そうにも見える。
たまに何かの葉っぱや粉を売っている所も見える。
そこに居る色んな住人が、リーザに目線を送るもすぐに黒須の方へと集中する。
じっと見るが、軽く横目で見返すと、すぐに怯えた顔になり、蜘蛛の子散らすように消え、クスリの販売人も部の悪そうな顔をして去っていく)

「あー…前までは体を要求してたな?けど、今はもうしねぇ…なんてったって…ちょっとした約束をしたからよ…?」

(振り返ると首にかけていたドックタグを見せるように軽く持ち上げる。)

「そいつは苦労するな?ま、金なんざ汗水垂らして必死に動けば手に入るし、そのうち、前よりもいい武器が手に入るんじゃねぇか?」

(相手の悲し気に伝えた声を聞けば、顔は変わらずめんどくさそうな怖そうな顔をしながらも励ますような言葉を投げかける)

リーザ > 「本当にだよね?信じてるからね??」

その言葉が本当ならこの上ない安心であるが本当かどうかはまだ分からず。
追いかけて表通りに出れば以外の人の多さ、その姿容姿に本当に貧民地区だと判る光景で。
そんな住人の視線に晒されると身を竦めてしまうが、視線が自分から男に移れば去って消えていく姿に本当だったと見てしまう。

「か、からだ!?だ、だめだからね!!しないならいいんだけど…」

要求内容に顔を真っ赤に染めて首を振り、約束は何かは判らないが見せられたドックタグに軍属なのかなと。

「働かないと稼げないから。そんなにいい武器じゃなくてもいいんだよ。使える剣なら」

励ますような言葉に首を振り、あまり道具にこだわらないようなことを口にすれば案内の続きと少し急かす様にして。

黒須 > (疑われる言い方をされたが、今ですぐさま証明できた。
貧民地区の住人であれば、黒須の存在を知らないものは居らず、知らないものは別のところからやってきたと直ぐにわかる。)

「おうよ。...自慢じゃねぇが、半年ぐらい前に連れを作ってな...。
そいつと約束して、他の女とは寝ねぇっと言ったんだよ。
女喰らいだった俺だったがな...。」

(最後の言葉にガッカリとした様子はなく、逆に清々しそうな様子を持たせながら伝えた。)

「ま、それなら安くても良いのはあるだろうな…。
...っと、着いたぞ?」

(急かされる少し後に目的の場所へと着くことが出来た。
地図の位置も間違いなくここを刺し、間違えた場所ではないのはわかるだろう。)

リーザ > こうしてついて歩いてはいるが、大丈夫と言われても直ぐにそこまで信用できるかは別。
しかし受任が去っていく事に本当だったと知って。

「連れ?…あ、恋人の事か。
そう言うのっていいよね、私も少し憧れるな。
…そんなに手癖が悪かったんだね」

その連れの人には感謝するしかなく、そんなに変わったんだと男を見てしまい。

「だっていつかは駄目になるんだし買い替え前提だよ。
あ、ここなんだ。確かにここだね。ちょっと待ってて」

目的地に着いたと言われると感度も確認をし、ここであっていると告げて。
そして一言告げて荷物を渡しに建物へと入っていく。

リーザ > 建物にと入れば無事に荷物を引き渡し、受取人の表情は気にはなったが気にせずに出てくる。

「キミのお陰で無事に辿り着けたよ。本当にありがとう。次に会えたさお酒奢るよ。私は今からギルドにいって報酬受けとるから」

無事に運び終えたという証明の割符を手に笑みを浮かべて話しかけ。
お礼に次にお酒と告げれば男に背を向けて。

ここからなら通りで進めば平民地区につくはず。
そう考えて勢いよく駆けだして去っていく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からリーザさんが去りました。