2018/11/17 のログ
ダグラス > 今日の仕事を終え。
陸の隠れ家の一つに帰ろうとしたところ。
ふと、人気の少ない路地に一人でしゃがみ込む少女が目に留まり。
これは面白いものを見つけたかもしれないと口角を上げて近づき。

「よぉねぇちゃん。こんな夜中にどうしたんだ?
 客でも探しているのか?」

シャリっと未舗装の路地を踏み鳴らしながら相手に近づけば。
無遠慮に下種なセリフを吐きつつ近づいていき。

サナ > コップの正体が何か、は、知る由もない。
湯といえば湯だし、…酒と言われればそうだとも。
ーー味は感じられないけれど。

重量のある足音、と、不意に投げかけられた声。
目深にかぶったフード越し、細い頤を其方へ向ける。

背の高さにもう少し上向け

「寒いし、歩き疲れて小休止、…中。
………アクセサリーなら、売っているけれど、
………中身が何かわからない温かいものも、あるよ。」

ふ、と肩を揺らして笑う。
薄暗さに黒く染まる砂利石が、靴底に押し込まれて転がる、影が見える。

「抱き枕、なら、すこしほしい。」

ダグラス > 「抱き枕ねぇ」

その言葉が意味するところを考えて少し首を傾げ。
相手の前にしゃがみ込めば手を伸ばし。
相手が逃げなければその頬を軽く撫でようとして。

「近くに俺の家があるがそこでどうだ?」

少しやせ気味に感じられるが顔立ちは悪くない。
どうせかえって寝るだけなら、女を連れ込んだほうがましだろうと考えて相手を誘う。
勿論ただ寝るだけでないのは、このあたりに暮らす相手ならわかるだろうか。

サナ > 「…ヘン?」

伸ばされる手越しに、相手の貌を見上げる。
冷え切った頬に触れる手指が、淡い加減を帯びるのに少し不思議そうにして。其れ故になつくよう頤を傾け、指の節に頬を寄せる

「…うん。連れてって」

噂話にも、世間話にも疎い。
けれど、触れに来る手が滑らかで。--慣れているよう感じられた、

腰を上げて、裾を払う。隣か後ろか、少し迷ってから傍らへ。

ダグラス > 「じゃあさっさと行こう。
 ほかのチンピラに絡まれると面倒だ」

そういえば相手の手を軽く掴み。
近くにある隠れ家まで引きづり込んでいく。

サナ > 「……ほかの?」

じゃあ、彼は。チンピラ… 少し首を傾げながら、ついていく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からダグラスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からサナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にモッペルさんが現れました。
モッペル > 「さて。今夜の宿は…と」

(しばらく旅を続け、初めて訪れた街。なんでも古代は栄えた国だそうだが今は見る影もなく。宵の口で人もまばらになりつつある通りを抜け、安宿を求めて貧民街。見つけた宿は3階建てであるもののあまり質は良くない、壁にひびが入った外見。けれども中からは地元民か低級冒険者か。酒盛りの声が聞こえ、食事にも有りつけそうだとなれば当人には狭い入り口をくぐり…)

「よっ…と。 さて。」

(ぐるり。店内を見渡せば客の大半はこちらを見て。入ってきた一人の女は大きな乳房に全身に程よく脂肪が乗った男好きのしそうな体。ぽやん。と少し気の抜けた包容力のありそうな顔つき。 ただし、その姿を見た酔客達は一様に口にしたものを吹き出すか、ぽかん。と呆気にとられるものばかり。その理由は女のサイズ…天井に頭から生えた一対の黒巻角をこすりそうになるほどの身長で当然それに見合う乳房や腹肉もヒューマンからすればとんでもないサイズ。あまつさえ子供の胴回りほどもある前腕には、さらに子供が抱きついたかのように巨大な篭手と、その身長よりさらに大きな矛槍。当の本人はそんな視線も気にせず、隅のテーブルに。バックパックにくくりつけていた折りたたみ椅子を広げ、座って一息。

モッペル > 『ご注文は?おねーさんおっきいから大盛りでもたりなさそうだけれども』

「注文は大体毎回3人前で思っておいてくれると楽だねぇ。とりあえずはエール…といいたいけど
まずは冷たい井戸水でもないかい?あと肉料理。」

(給仕の少女はあらくれにもなれたもの。巨大な相手でも暴れたりなにかするわけでもなさそうなら、単に大食のお客扱い。物怖じしている他の客とは違い、平然と受け答えをしていて)

『肉かぁ。おねーさんが満足するような量は今は出せないかな。しばらく仕入れが少なくてね』

「なんだ。材料が足りないのかい?それじゃあ…これでもつかっておくれ」

(下ろしたバックパックにくくりつけてあるズダ袋に手を入れ、ずるり。と取り出したのは一抱えもあるほどの蛇の肉。一度筒切りにしてから三枚におろしたその片身をテーブルに置き、鶏肉みたいなもんだから、よろしくねー。と軽く。そうしてからしばらく待っていれば、次々と蛇肉の料理が運ばれ。ついでだし。ともう一個、空間収納庫のズダ袋からとりだして店員に渡し、今日のみなさんに安くつくったげて。と)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にエキドナさんが現れました。
エキドナ > 「んじゃあ、おにーさんまたねぇ♥」

そんな安宿の上階からは、そんな女の甘ったるい声が聞こえたかもしれない。
二階のとある部屋から出てきた女は、上機嫌に部屋にいるであろう客にお別れの挨拶をしたところ。
その客はたっぷり搾り取られベッドから起き上がることもできていないが、命に別状はないから安心してほしい。
そんなわけでこんな場所で気まぐれに男の相手を楽しんだ女は、軋む階段を降りてきた。
事を済ませて黒のナイトドレスを着こんでいるが、その妖艶な褐色肌はやや汗ばんで、特徴的な赤の髪も湿り気を帯びていて、近づく者の情欲を掻き立てる。

「わぉ!
おねーさん、すっごい強そう」

降りた瞬間、当然のように目についたのはえらくガタイの良い女。
見た瞬間思わず声に出てしまうほど、エキドナは楽し気な表情をしていただろう。
こんな見た目をした存在は、魔族の国くらいでしかなかなか見られないからだ。
とっとと帰るつもりだったが、こんな興味を惹かれる存在がいるならば、遊びたくなっても仕方がなく。
にんまりと楽し気な笑みを浮かべて、食事を楽しもうとしている女に話しかけた。

モッペル > 「うン。腕がいいねぇ。私が料理したんじゃここまでできないよ」

(むぐむぐと食べているのは蛇肉を細切りにして塩、薬草、葉野菜を炒め合わせたもの。人間も丸呑みできるほど育った蛇はやや臭みが出てしまうものだけれどもその臭みを薬草で中和、生姜などの薬味もふくめて塩味ベースでざっといためたもの。細切り肉は食感もよく、手早く火を通していれば瑞々しく。)

「ん。こんばんわ。娼婦の人かい?まだ時間早いのにもうお仕事終わりかい?」

(流石に邪魔な篭手は外して隣に立てかけて。そのサイズだけでも子供が立っているようではあるが。今は皮の鎧程度の軽装をしていて、中樽をグラス代わりに水を飲みつつ。まぁ。当然のように生ぬるいので、氷結の魔法をかけた魔石を氷代わりに水の中に入れていて)

エキドナ > 「ふふ、こんばんわ。
おねーさんは冒険者かしら、お疲れ様~」

相変わらず、楽し気な笑みを浮かべたまま、女の座る席の向かいへ遠慮なく腰掛ける。
給仕の少女に水を一杯頂戴と声を掛けると、ちょっと汗ばんだ髪をて手櫛で軽く撫でる。
ふと視線を下すと普段あまり目にすることのない、蛇肉の料理。
あまり店頭にならぶような食材ではないことから、目の前の彼女が持ち込んだものだろうと。

「娼婦…とはまた違うかな、やってることは一緒だけど、お金取ってないし」

娼婦か問われると、さてどう答えたものかと楽し気に、ちょっと困った感じに眉を下げて曖昧な言い方。
これだとただの淫乱な女にしか聞こえなくなってしまうが、その通りなのだから仕方がない。
やがて届いた水の入ったカップを手に取り、ゆっくり傾けてふぅと一息ついた。

モッペル > 「一応冒険者のくくりだよ。どちらかというと遺跡潜りよりは何でも屋で狩人寄りだけれども。今日ははじめてこの街にきたのさ。しばらく旅をしていてそろそろ空間庫(アイテムボックス)が一杯になり始めたからねぇ。」

(狼、猪、大蛇。大型の魔物を狩り、解体してアイテムボックスの中に。そうしたものを街で売りさばくついでに、各地を旅するような生活。通常サイズの何杯も大きなバックパックには野営道具も積み込まれていて。 テーブル自体は5人くらいはかけれるもののため、対面に座られてもこういう場所だし。と気にもとめず。)

「じゃあ単なる好きモノという感じかい。そういう意味では私もそうだけれどもねぇ。まぁ。この体だから入れる方も入れられる方も大変になっちゃうけれどもさ。ヒト族をあいてにするよりも馬とか大型動物を相手に解消したほうがいいかもしれないねぇ」

(けらり。と明るく笑いかけ、食事を続け。二品目は単純なグリル。ただ、香草をたっぷりと使って蒸し焼きにされた蛇肉は、鶏の胸肉のように柔らかく、それでいて肉の繊維は細かく、柔らかくほぐれ。一口食べて少し考えれば、肉をほぐして岩塩の粒、酢漬けの輪切り唐辛子を少し添えて黒パンではさみ、あぐ。と大きく一口。)

エキドナ > 「だとしたら、この街に来たのは正解かもね。今は軍もギルドも人手不足って聞くし、おねーさんみたいな人なら引く手数多かもしれないよ」

初めてこの街に来たのであれば納得だ、これだけガタイのいい人物がいるならあっという間に自分の耳に入ってくるからだ。
彼女のような風貌で、しかも何でも屋とくれば今後何かと声を掛けられることになるだろう。

「うん、完全に趣味って感じ。
あ~なるほど、おねーさんはおねーさんで苦労してるわけかぁ。
それなら良いところ紹介してあげよっか」

話しやすく、それでいて豪胆過ぎない彼女の振る舞いはとても印象が良い。
おいしそうに料理を食べる姿も逞しく、それでいて可愛らしくもあって。
何より下の方に苦労しているのであれば、淫乱魔族としては協力してあげねばなるまいと、一枚の名刺を彼女に差し出そう。
『セックスクラブソドム』と書かれた名刺には、オーナーであるエキドナの名と、クラブの所在地が書かれている。

「どんな相手でも揃ってるよ」

モッペル > 「流石に採取とか細かいことは苦手だけれどもねぇ。狩猟とか荒事なら任せておくれよ。大工の人夫とかでもいいけどさ。ああ、でも性技はどうだろうねぇ。私のアレはヒューマンの男の腕よりもあるからさ。」

(軽く作った力こぶ。むきっ。と大きく膨れた筋肉を見れば、ぱっと見はふくよかで肉付きがよい感じだけれども、実態はその脂肪の下は装備や体を支えることができる以上の筋肉となっているようで。)

「ん、ソドム…ね。 お高いのかい?こう。今はギルドに肉を卸してきたから懐暖かいけどさ」

(宿を探しに貧民街まで来る程度には節約思考の様子。多少治安が悪くてもヒューマンの50人くらいなら軽くあしらえるだろうし、性的目的で襲われたらそれこそ好機とばかりに搾り取れるし。とも考えている様子。)

エキドナ > 「おねーさんが薬草の採取とかしてるの想像できないなぁ。
あぁ、腕よりも太いんだ…」

明らかに細かい仕事に向いた体つきではない相手に、くすくすと微笑む。
ついでに語られたアレの大きさを聞いて、ついつい生唾をごくりと飲み込んでしまう。
逞しい竿を持った男は数多く経験してきたけど、怪物級はなかなか味わえないもので。
ふくよかだけど確かに逞しい肉体の彼女に抱かれるのを想像して、羨望の眼差しを向けつつ頬を軽く染めたりもした。
こんな場所でなければ、すぐにでも自分の正体を明かしたいところだ。

「ふふっ、お金は掛からないよ。完全にオーナーの趣味だもの。
ドレスコードはあるけど…おねーさんはそのまんまでもOKかな」

そんな旨い話があるのかと、誰しもがそう思い警戒するかもしれないが、あるのだから仕方がない。
彼女が望むのであれば、今すぐにでも連れて行ってあげてもいいくらいだ。

モッペル > 「流石に、こう。薬草を摘むのはこの体だと難しいからね。鉱石とか採掘ならまだいけるかな?狭い坑道には入れないから露天掘りのところなら。とか制約はいろいろついちゃうけれどもさ」

(男性の手よりも一回り大きなモッペルの手。指だけでも野太ければ到底細かい作業などできるわけもなく。普段の装備の分厚い鋼鉄のガントレットは両手武器を使う為に盾として、また接近時の拳武器として使用するため、細かいキズがついており、それを扱うだけの筋力ともなれば、やはり指も腕も太くなってしまい)

「ドレスコードね…一応物好きの領主に求婚されたときにワンショルダータイプのドレスをもらって、売るのもあれだしアイテムバッグにはしまってあるけれども、そういう感じのドレスコードかい?」

(見た目上は筋肉よりも脂肪が見える体つき。片方の肩をだした、一枚布で作られたかのようなドレスを着れば、体のサイズを除き。豊満美女というふうになれるにはなれそうであり)

エキドナ > 「あんまり戦いには詳しくないけど、おねーさんは広い場所で暴れまわってるのが似合ってそうね。
それと、そのぶっといアレにも興味あるなぁ」

テーブルに置かれた彼女の手のひらと指、明らかに男のそれよりも太くて逞しい…手だけ見せて女性だと言われても信じられないかもしれないくらい。
そんな逞しい身体のしているのであれば、アソコのサイズはいったいどれほどになるのか、知りたいというより味わいたいといった方が正しいか。
興味があるとばかりに視線を向けるが、目の前の褐色の女の見た目は凶悪な性器に耐えられる見た目には見えなかっただろう。
彼女の中の人ならざる濃密な魔力を感じ取れるならまた別だが。

「そういうの持ってるなら、ぜひ着て行ってみなよ、すぐに誘われると思うよ。
にしても求婚かぁ、領主ならそこそこ悪くない男だったんじゃない?」

意外と言ってしまえば失礼だが、ドレスを持っているならいい使いどころだとアドバイスを。
体格はともかく彼女の見た目は悪くないのだから。
求婚された、という話もまた興味深く、テーブルに身を乗り出して深く掘り下げようとしてくる。