2018/10/13 のログ
■ざくろ > 「はい、はい。そういう感じで。ふふふ。女の子好きな女の子だと、がばーっていかれちゃいますよ?
ふっふっふ。お姉さんは貯金が結構趣味なのです
確かに……どちらも、幸せになれますねえ」
くすり、ちょっと艶やかな笑み。そういう話ばかりされて、少し、そっちに酔ってきたかも。
魔法の装衣もきていたから、全部全部女性だと思っていたわけで。
でも今は。
「ええ。休暇は楽しくないと。いい友達ができるなんて、私本当に嬉しくって」
女性はあんまり誘ってくれないようで。
それでも、私もそうだし、すっかり親しくなったようだから……。
「はい。これから、このお店もよろしくおねがいしますね」
カウンターの向こうの店主にちょっと手を振ると、やや強面の店主が穏やかに微笑みながら食器を掃除している。
初回サービス、ほんと気前が良いんだから。甘い酒精強化ワイン。とっても美味しいから私も好き。
「ん……ふふ……。私、実は事情があって女の子してるんです。
…………本当は男の子で…………。
レヴィさん。いい男、ここに居ますよ?」
少しだけ恥じらう笑顔。こうして誘うのはだいぶ久しぶりだから、変じゃないだろうか。
驚きの声の新鮮さもまた、スパイスの1つ。
■レヴィ > 「同性も行けなくはないッスよ。でも私としては異性の方がいいッスからお断りするッスね。
私は飲んで騒いで楽しむのが趣味ッスから溜まらないッス…。
疲れた一日の最後に幸せがあると思えば頑張れるッスから」
艶やかな笑みに軽い笑い声と共に手を揺らして見せて。
あの時の酔いとノリならば誘いに乗ったであろうが今は駄目だと。
しかしあの時は完全に女性と思っていた、そして今はそうではないとは知らず。
「まさか休暇で友達ができるとは思わなかったッスよ。少し奮発していってよかったッス」
女性は本当に気分、だって気分が乗らないと燃えないから。
「こっちこそいい店の紹介感謝ッス」
本当に店主と仲が良いのだとそのやり取りで分かり。
最初にこんなサービスを貰えば次からも来るしかないと、美味しそうなワインを見て。
「全然気が付かなかったッスよ。でも私に言ってよかったッスか?
そう言うことッスね、それなら……飲んだ後にどうッスか?」
驚きはしたが明かされたことを疑うことなく見つめ。
そして誘われることにニンマリと笑みを見せれば頷き。
女性…いや、彼の手を取り自分の胸に押し付け、薄い布地越しの乳房の感触を押し付ける。
■ざくろ > 「あら、手広い。でもやっぱり基本は異性さんですよねえ、わかります
うーん、お店で働いてると、お客さんとそうなりがちなところがあるからかなあ?
ええ。やっぱり、眠る前のたのしいこと、ほしいですねえ」
そう。やはり、一日の終りは、誰かの肌がほしい。女として生きていても、根は男なのだから……
どうしようもなく、女の子の肌が欲しくなる時は、ある。
そう。今のように、気心の通じ合った女の子なら、最高だ。
「おやすみって、友達を誘わないと1人ですからねー。ふふ。温泉バンザイです」
男性は……可愛い男の子くらい、かなあ……?
「いえいえ。やっぱり飲食店関係者ですから。いいお店は知ってますともっ」
店主とは出前を通じて知り合って、何度もこの店で飲み
同業者ならではのお話を夜通しするような仲だ。単純に友達でもある。
「ええ、気付かれないようにしてますから。……レヴィさんみたいに仲良しになった人にいっちゃいけないなら、誰に言えばいいんだろ……
ええ。そういうことです。 はい。飲んだ後……近くの宿で」
すっと受け入れてくれたことに、感謝を。この子は、どこまでもストレートで嫌味がない。
誘いを受け入れられると、笑顔。やはり染み付いているから、淑やかな女性の笑顔だけれど。
手を、レヴィの胸におしつけられる。大きい方ではないが、温泉で見たとおり、健康的で……だからこそ、そそる体。
「知ってます?蜂蜜酒って、エッチの時元気になるんですよ?」
自分の分のジョッキを視線でちらとみながら、その綺麗な胸に、指をスラリと這わせるのだった――
■レヴィ > 「可愛い子なら手を出そうと思う時もあるッスけど…やっぱり異性がいいッスね。
そういうものなんスね。私は仕事仲間とが多いッスよ、討伐の後は特にがっついてくるッスね。
眠る前にたのしい事をしておくとよく寝くれるッスよ」
一人で気兼ねなくやるのも悪くはないのだが、人肌があれば格別。
時々に欲を持て余しては相手を探すこともあるだけに。
特に気心は知れた相手ならば最高。
「私の仕事仲間は温泉より稼ぐか娼婦を買いに行くのが多いっすからね…。
本当に温泉万歳ッス、いい出会いにも万歳」
「やっぱり関係してるのは強いッスね、私も良い冒険者、安くて腕のいいのは紹介できるッスけど…ざくろは同業ッスしね」
やはり同業は同種の職についての事は詳しいのだと女性の話でよく分かり。
冒険者のつながりでは負けていないだろうが、飲食系は完全に降参と。
「それでもすごいッスよ、温泉で気が付けないとか…凄すぎッス。
明かしてくれるのは嬉しいッス、勿論誰かに言ったりもしないッスよ。
近くの宿ッスね、楽しみッス」
同性でなければ、それが実際に異性だったと判れば誘いを断る理由などなく。
異性と判ってしまってもお淑やかな笑みを見れば同性では?と見てしまうほど完璧な女性の姿。
大きいとは言えないが鍛えバランスのいい乳房を押し付けては誘うように笑い。
「元気にッスか。それは楽しみッスね。何回でもお相手するッスよ」
彼のジョッキに視線を向けては楽しみだと囁き、胸に這う指に後でとそっと退かせて。
そうして楽しい飲み会を明かせば近くの宿へと共に…。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からレヴィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からざくろさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > 結局の所、仕事を取られてしまってケチが付いたのか
今日は仕事にあぶれてしまった。
休むと決めた日ならばまだしも、仕事をしようというときに
ちょうど依頼を受けれないと少しばかりやな感じだ。
少し早い時間から行きつけの酒場で一杯。
そろそろ人も増えてくる頃か…。
「果実酒。りんごのやつ」
とりあえずもういっぱい。
気持ちを切り替えて、明日は頑張りたいところだ。
依頼次第ではあるが。
■ブレイド > くぴーっと、グラスに口をつけて果実酒を流し込む。
ちょっとばかり息が熱く感じる。
まぁ、酔っ払うにはまだはやいが、酒気が表に出てきた感はある。
「おっさん、ちょっとこれ強くなってねーか?」
別の銘柄にでも替えたのだろうか?まぁきのせいだとは思うが。
酒のあてを少し多めに頼んだほうがいいかもしれない。
「干し肉とナッツと…チーズもくれ」
■ブレイド > 少しばかり賑やかになってきた店内。
といっても、裏手にある酒場だ。
静かな雰囲気でもあるし、そう賑やかになったというわけでもない。
こりこりぽりぽりとナッツを頬張りつつも
ぼーっとカウンターの奥にある酒瓶を眺めているのであった。